M・デイモン×R・スコット監督のSF超大作、16年2月公開!ポスターお披露目
2015年7月1日 12:30
[映画.com ニュース]マット・デイモン主演でリドリー・スコット監督がメガホンをとるSF超大作「The Martian(原題)」が、「オデッセイ」の邦題で2016年2月に公開されることが決定し、合わせてポスター画像が初お披露目された。
映画は、たったひとりで火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーと、ワトニーを助けようと奮闘する人々の姿を描く。火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれたワトニーは死亡したと推測され、ほかの乗組員は火星を去ってしまう。生きていたワトニーは、地球と通信できないまま、豊富な知恵と強い精神力で、NASAが救出に来る4年後まで生き延びることを決意する。一方、チーム乗組員は不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画する。
原作は、Amazonでの自費出版から感動の輪が広がり、米ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに長期間ランクインした大ヒット小説。「インターステラー」でも宇宙飛行士を演じ、物語に波乱の展開をもたらしたデイモンだが、今作では、絶望的な状況下でもユーモアと希望を失わない、勇敢なヒーローを演じるという。
公開されたポスター画像には、覚悟を決めたかのような表情を浮かべるデイモンの顔と、「70億人が彼の還りを待っている」というシンプルながら胸を打つコピーを大胆に配置。「オデッセイ(=長い旅)」のタイトル通り、ワトニーの長く、孤独な闘いの始まりを予感させる。
ワトニーを救おうと奮起する船長役に、「ゼロ・ダーク・サーティ」でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いたジェシカ・チャステイン、NASA広報責任者役に「LIFE!」のクリステン・ウィグがキャスティングされた。さらに、「X-メン」シリーズ、「チャッピー」などを手掛け、「エリジウム」でデイモンとタッグを組んだサイモン・キンバーグがプロデューサーを務めている。
「オデッセイ」は、2016年2月からTOHOシネマズスカラ座ほか全国で公開。
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