専門家4人が「ベスト・オブ・戦争映画」を選出!「フューリー」など9本
2015年2月18日 15:00

[映画.com ニュース] 第2次世界大戦時に、一台の戦車で300人のドイツ軍部隊と戦った5人の米兵の姿を描いた「フューリー」のブルーレイ&DVDの発売を記念し、2月13日にニコニコ生放送で「ベスト・オブ・戦争映画」を決定する番組が配信された。
「ミリタリー映画愛好家」の顔も持つ落語家の林家三平、映画ライターの青井邦夫氏、女子高生が戦車を使うアニメ「ガールズ&パンツァー」の杉山潔プロデューサー、同作で佐々木あけび役を演じた声優の中村桜をゲストに迎え、白熱したトークが繰り広げられた。
ゲスト4人の意見と視聴者のアンケートをもとに、「オレたちの胸滾る戦争映画ベスト」を決定。選ばれたのは、「レマゲン鉄橋」「Uボート」「パットン大戦車軍団」「フューリー」「史上最大の作戦」「戦略大作戦」「戦争のはらわた」「プラトーン」「プライベート・ライアン」「トラ・トラ・トラ」の9作品となった。ベスト映画を選ぶなかで、青井氏と杉山氏が戦闘機の種類について話を弾ませ、三平が2人に矢継ぎ早に質問をかぶせるなど大盛り上がりだった。
ベスト9に選出された「フューリー」に登場する戦車では、ドイツ軍のティーガーよりも米軍のシャーマンの方が好きだという杉山氏。「戦車を描く作品は多いですが、戦車に乗っている人物をここまで詳しく描いている映画は珍しいです」と称賛。戦車模型を作るのが趣味という根っからの戦車オタクである中村は、「前方に敵がいて歩兵だけではこれ以上前進できないという状況のなか、戦車が登場して、その戦車の後ろについて攻めるシーンが好きです」と語った。
一方、銃や兵器の知識が豊富な青井氏はお気に入りのシーンとして、ブラッド・ピット演じる米兵のウォーダディーがドイツ軍の最新ライフルStG44を撃つ場面を挙げた。「戦争では敵の持っている武器が良く見えるもの。当時、米兵は突撃銃の元祖である“トンプソン”という銃を支給されていたはず。それにもかかわらずドイツ軍から最新式の銃を奪って持っているというのは、弱い武器を持たせる自国への憤りがあったのかもしれません」。
「フューリー」ブルーレイ&DVD は3月18日発売、3月11日レンタル開始。
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