テレンス・マリック新作、ベルリン国際映画祭コンペ部門に出品決定
2014年12月22日 13:35
[映画.com ニュース] 巨匠テレンス・マリック監督の最新作「Knight of Cups(原題)」が、2015年2月に開催される第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決定した。
1999年の「シン・レッド・ライン」で、同映画祭の最高賞である金熊賞を受賞したマリック監督の新作は、クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンとオスカー俳優が豪華共演。今年のカンヌ映画祭のコンペ部門に出品すると見られていたが、完成が遅れたためエントリーが見送られていた。ベルリン国際映画祭での上映が、ワールドプレミアとなる。
同作を含め、このほどコンペティション部門への出品が決定したのは6作品。英国の新鋭アンドリュー・ヘイ監督がシャーロット・ランプリング&トム・コートネイを迎えた「45 Years」、02年の「Halbe Treppe (Grill Point) 」で同映画祭の審査員グランプリ・銀熊賞を受賞した独アンドレアス・ドレセン監督の新作「Als wir traumten (As We Were Dreaming)」のほか、英ピーター・グリーナウェイ監督の「Eisenstein in Guanajuato」、露アレクセイ・ゲルマン監督の「Pod electricheskimi oblakami (Under Electric Clouds)」が選出された。グアテマラの新人ハイロ・ブスタマンテ監督の長編デビュー作「Ixcanul (Ixcanul Volcano)」が、同国初のコンペ入りを果している。
また、ケネス・ブラナーがメガホンをとったディズニーの実写版「シンデレラ」がアウト・オブ・コンペティション作品として出品され、世界初披露されることも決定。同作は、新星リリー・ジェームズがシンデレラ役に抜てきされており、人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーターらが共演する。日本では4月25日に公開される。
第65回ベルリン国際映画祭は、2月5~15日に開催。コンペティション部門の審査員長には、「ブラック・スワン」「ノア 約束の舟」のダーレン・アロノフスキー監督が就任する。
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