クリストファー・ノーラン監督「インターステラー」予告編でついにストーリーが判明！

「ダークナイト」シリーズや「インセプション」で世界中の観客に衝撃をもたらしてきたノーラン監督が本作で描くのは、世界滅亡のカウントダウンが迫るなか、愛する家族と全人類の未来のため不可能なミッションに挑む人間たちのドラマ。ノーラン監督は「映画のトーンは、これまでに手がけたどの作品とも違う。私はブロックバスター映画の黄金時代に育った。あの感じを取り戻したいと思っている。当時の映画は、自分が知らない世界につれていってくれたものだ。当時の映画が与えてくれたような驚きや感動を、誰もが楽しめるエンタテインメント映画として実現したい」と熱を込めて語っている。

地球環境の変化や世界的な飢饉（ききん）により人類が滅亡するのをただ見守るしかない近未来の世界。地球最大の危機を救うため元エンジニアの男に白羽の矢が立てられ、その男は宇宙で新たに発見された前人未到の未開の地へと旅立つ。

このほど公開された予告編では、「ゼロ・グラビティ」を彷彿とさせる宇宙空間の映像の迫力もさることながら、エモーショナルで深みのある人間ドラマが浮かび上がる。マシュー・マコノヒー演じる主人公が抱く子どもたちへの愛情や、全人類の未来を背負って宇宙へと旅立つことへの葛藤がドラマティックに描き出され、最後の「必ず帰ってくる」という力強い言葉が胸に響く映像になっている。

ノーラン監督の原案と、実弟で脚本家のジョナサン・ノーランによる既存の脚本を融合させたプロットをもとに、最終的な脚本が作られた本作。「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマコノヒーが主演を務め、共演者にはアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック、エレン・バースティン、マイケル・ケインとオスカー受賞者とノミニーが名を連ねる。

「インターステラー」は、11月22日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。