佐々木心音が超能力者の愛と苦悩を演じた「マリアの乳房」公開
2014年4月21日 04:00

[映画.com ニュース] グラビアアイドルで女優の佐々木心音が、肌が触れた相手の死期がわかってしまうという特殊な力を持った女性の苦悩と愛を描いた「マリアの乳房」に主演をしていることがわかった。6月14日から東京・新宿K's cinemaでレイトショー公開される。
「フィギュアなあなた」で鬼才・石井隆に見出され、今年だけでも「パズル」「ライヴ」、園子温監督最新作「TOKYO TRIBE」に出演するなど、女優としての活躍目覚ましい佐々木が今作で演じるのは、肌が触れた相手の死期がわかるという特殊な能力を持った女性・真生。かつて超能力少女として一世を風びした真生だったが、今は表舞台から去り、低所得者の住む地方都市で売春婦として街角に立っていた。真生は死期の迫る男たちと肌を重ねることで、その恐怖を取り除く日々を送っていたが、そこへ立花という男が現れる。立花は、真生に死期を予言されたことで自殺してしまった妻の復しゅうを心に誓っていたが、次第に2人は寄り添うようになる。
ベルリン映画祭国際批評家連盟賞を受賞した「ヘヴンズ ストーリー」などで知られる瀬々敬久が監督・脚本を務め、復しゅうを誓う男・立花を「さよなら渓谷」の大西信満が演じた。
同作は、人間のもっともシンプルで美しい感情である「愛」の可能性を探る、ロマンティックで刺激的な恋愛映画のシリーズ「ラブストーリーズ」の第1弾作品として公開される。同シリーズは、さまざまな手法で愛の姿にアプローチしてきた6人の監督が集まり、それぞれの経験とセンスを生かして新しい「愛(LOVE)」のかたちに挑戦する。「マリアの乳房」に続き、6月21日に第2弾「逢いびき」(監督:塙幸成/出演:丸純子)が公開され、第3弾以降は秋に公開を予定している。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
「絶対に許すな」「町ごと滅べ」
【非難殺到】些細なケンカが…まさかの大事件へ 何があった?
提供:ハピネットファントム・スタジオ