アカデミー賞俳優フィリップ・シーモア・ホフマン死去
2014年2月3日 11:06

[映画.com ニュース] アカデミー賞俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンさんが死去したと、ニューヨーク・ポスト紙が報じた。ニューヨークのアパートの風呂場で注射針を刺した状態で発見されたことから、ドラッグの過剰摂取が原因とみられている。享年46歳。
1967年生まれのホフマンさんは、ニューヨーク大学で演劇を専攻し、舞台で経験を積む。「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」(92)での好演をきっかけに映画出演を増やし、ポール・トーマス・アンダーソン監督とはデビュー作「ハードエイト」(96)から12年の「ザ・マスター」までほぼすべての作品に出演。「ハピネス」や「あの頃ペニー・レインと」「25時」「コールド マウンテン」など数多くの作品で強烈な個性を放ち、主役を務めた「カポーティ」でアカデミー賞を受賞。その後も、アクション大作「M:i:III」からカルト作「脳内ニューヨーク」まで、幅広い作品で活躍する演技派だった。
06年のインタビューで、ホフマンさんは大学卒業後に薬物中毒になりかけた過去があると告白。その後は、リハビリで断つことに成功したと語っていたが、12年に再び薬物依存になり、13年に10日間治療施設に入所していた。
最近は、サンダンス映画祭で出演作「God's Pocket」のパーティに出席したところを目撃されている。現在は、「ハンガー・ゲーム」シリーズ第4弾「The Hunger Games: Mockingjay Part2」の撮影中だった。衣装デザイナー、ミミ・オドネルとのあいだに3人の子どもがいる。
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