セント・オブ・ウーマン 夢の香り 劇場公開日:1993年4月29日
解説 孤独な盲目の退役軍人と心優しい青年の心の交流を描き、アル・パチーノがアカデミー主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。イタリアの作家ジョバンニ・アルピーノの小説を基に、「カッコーの巣の上で」の脚本家ボー・ゴールドマンが自身の経験を加えて脚色、「ビバリーヒルズ・コップ」のマーティン・ブレスト監督がメガホンをとった。ボストンの全寮制高校に奨学金で入学した苦学生チャーリーは、帰省費用を稼ぐため、アルバイトで盲目の退役軍人フランクの世話をすることに。偏屈で口の悪いフランクに困惑するチャーリーだったが、フランクの姪に懇願され仕方なく引き受ける。ある日、同級生が校長の愛車にイタズラを仕掛ける場面を目撃したチャーリーは、激怒した校長から、犯人の名を明かせば名門大学への推薦、断れば退学にすると迫られてしまう。苦悩しながらアルバイト初日を迎えた彼は、フランクのニューヨーク旅行に強引に同行させられることになり……。
1992年製作/157分/PG12/アメリカ 原題:Scent of a Woman 配給:UIP
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2023年3月14日
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鑑賞方法:VOD
盲目の孤独でちょっと頑固な退役軍人フランク(アル・パチーノ)と心優しい苦学生チャーリー(クリス・オドネル)の演技ならび、繋がりストーリーが心に染みて最後のチャーリーを擁護するフランクの演説は感動もの。。盲目だが、女性の香水で人柄等理解したり、タンゴダンスを卒無く踊る姿のアル・パチーノの主演男優賞は納得。。
2023年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
アカデミー主演男優賞を受賞したアルパチーノの演技がやはり素晴らしい。盲目となり、もはや過去の栄光以外に何もない、生きている価値もないと絶望し自ら最期を迎えようと計画する退役軍人。"I'm in the dark "という絶望の叫びが耳から離れない。 そして、アルパチーノもさることながら、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が目を引いた。金持ちの親の元で甘やかされた御曹司感、仲間を裏切りたくないけど親には逆らえないジレンマの狭間で揺れ動く心情をすごくよく演じていたと思う。 あとはとにかくアルパチーノ演じるフランクがNYの街を我が物顔にひたすら散財しながら豪遊するところは観ていて痛快。
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アルパチーノの演技は確かに主演男優賞だなと思いました。 2022年に見るとセクハラ厭世ジジイだけど笑 最初のシーンから、タンゴのシーン、フェラーリと自殺未遂までは良かった。 だけど学校に行ってスピーチは少々くさくて、くどかったかも。 作品としての星は3つだけどアルパチーノの5つ星な演技は一度は鑑賞する価値ありです。
2023年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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何が不満なんだ? ベトナムを始めとして散々好き勝手な事やって来たアメリカ軍人が、一晩の娼婦にふられて『やけ』を起こす。ってだけの話だ。 (女性の香りを嗅ぎ分けるってエロいジジイの話だと思うが。ちょっとイケメンなら良いのか?) 一方、少年は友人のイタズラをリークするかしないか?を決断するって話だ。 さぁー何が言いたいのか? 演出はベタな演出で、脚本も何一つ盛り上がりがない。起承転結はもはや存在しない。 さて、 元々、アメリカンニューシネマに出ていた俳優は、売れない演者って経緯がある。彼は元々そう言った俳優って理解しておこう。 だから、 僕は金を出せるなら『ジョン・ウェイン』の方が適役だと感じた。役柄もジョン・ウェインのよく演ずる『軍人』だからだ。台詞もベタで良い訳だから。踊りはカットを多用すれば良いし、アクションはスタントを使えば良い。主役が彼である必要性がない。ジョン・ウェイン見たいなダイコンでも演じる事の出来る演出なのだから。 さぁー、『ラ・ビオレテラー街の灯』がバックで流れて、ブルックリンの街をスポーツカーで飛ばすか。『ワンス・アボナタイム・・・』と『街の○』に対するリスペクトなのだろう。 ジョンソン大統領とベトナム戦争の話をして、人を裏切らないと主張するのは、アメリカのベトナム戦争に対しての『言い訳』を主張しているに過ぎない。 こんなモラトリアムで、しかも障害者気取りの頑固な退役軍人は、良い意味でも悪い意味でも、いる訳がない。頑固な退役軍人は沢山いただろうが。 いたずらに関しては、リークされても仕方ない『いたずら』だと思うし、いたずらした側も『リークされる』のを、確信していると感じたが。早い話『警察を呼べよ』と言いたい。 こんな学校があったから、傲慢なアメリカができたのだろうし、こんな学校があるから、今でもアメリカは『自由と民主主義』の国ではない。 僕はこの映画を女性に対する差別映画だと感じる。それを何一つ躊躇いもなく語っている。エリートを作る学校は今でも男子校だと思うし、男女共学になっても同じだ。 女性諸君!こんな映画に騙されるな! イケメンでも年老いた男は、ただのジジイだ!『男はつらいよ』なんて言葉に騙されるな。