ラストエンペラー
劇場公開日 1988年1月23日
解説
3歳で清王朝の皇帝に即位した溥儀の生涯を、絢爛豪華に描いた歴史大作。1950年中国人戦犯として護送される最中、溥儀は自殺を図る。意識が遠のいていくなか、幼き日の情景が脳裏によみがえってくる……。外国人に初めて撮影許可が下りた紫禁城での即位式は、幼い溥儀に500人の家臣がかしずく圧巻のシーンである。1987年アカデミー賞では作品、監督、撮影、脚色、編集、録音、衣装、美術、作曲とノミネートされた9部門すべてを受賞。出演のほか音楽も担当した坂本龍一は、日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞した。ディレクターズカット版は218分。
1987年製作/163分/PG12/イタリア・イギリス・中国合作
原題:The last emperor
配給:松竹富士
スタッフ・キャスト
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2022年6月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
中国のラストエンペラー、溥儀。
幼い頃に皇帝になり、時代に翻弄され、利用されてきた悲しき皇帝。
一生において孤独な人だったんだと。
そんなに長く感じない内容。流れが良かっただけに、ラストはもう少し何かほしかった気もする。
2021年12月1日
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ただただ、自分の意志ではどうにもできない環境に翻弄された一生は悲しい。中国最後の皇帝がこういう人生を送っていたのは知らなかったので鑑賞してよかった。
2021年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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母親と引き離され、幼少期から特殊な環境の中で育った皇帝溥儀。疑問に感じながらも現状を変える事を許されず紫禁城内のみで過ごす中、家庭教師レジナルド・ジョンストン先生との交流が、溥儀にとって唯一の楽しみであり救いだったのではないでしょうか。
元皇帝として特別扱いされる事もなく、戦争犯罪人として戦犯管理所で過ごした10年間は余りに長い。
日本軍の蛮行映像が悲しい。
溥儀が魅力的な人物として映る程に、ジョン・ローンが美し過ぎた。。
NHK-BSを録画にて鑑賞(字幕版)
2021年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ジョンローン扮する戦犯愛新覚羅溥儀は自殺を図ったが助けられた。思えば小さい頃から紫禁城に閉じ込められて皇帝として育てられ、まさに城の囚人がごとく外の事は何も知らされずかわいそうなものだ。さらには満州国を作った日本人に担がれ利用され捨てられた。妻にも裏切られ、祭り上げられた悲劇だね。
この映画を観るのは4回目だが、大規模なロケでスケールも大きいけれども後半は溥儀の惨めさが際だった作品だったね。
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