ポール・ウォーカーさん追悼 製作途中で死去したスターたち
2014年1月3日 08:10

[映画.com ニュース] 映画製作にトラブルはつきものだが、なかでも出演者の死亡は作品に大きなダメージを与える。最近でも、「ワイルド・スピード7」の撮影途中だったポール・ウォーカーさんが自動車事故で他界し、ファンだけでなく映画業界にも大きな衝撃をもたらした。
過去のケースを見てみると、キャスティングやストーリーの変更、スタントによる撮影、特殊効果やCGIで完成にこぎつけることが多いが、マリリン・モンローの「Something's Got to Give」ように未完のままの作品もある。「ワイルド・スピード7」の製作は現在中断されており、脚本の変更やウォーカーさんの実弟でスタントマンのコディ・ウォーカーに代役のオファーがあったことが報じられている。全米公開日も当初の2014年7月11日から15年4月15日に変更された。
製作途中で死去したスターと遺作は以下の通り。
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が代役を演じた。
■アリーヤ「マトリックス リローデッド」
ノーナ・ゲイに交代。
■クリス・ファーレイ「シュレック」
マイク・マイヤーズに交代。
■オリバー・リード「グラディエーター」
CGIを利用。
■ジョン・キャンディ「ビッグ・ランニング」
ほとんどの撮影を終えていたので多少のシーンの入れ替えのみ。
■ブランドン・リー「クロウ 飛翔伝説」
スタントや特殊効果を使用。
■リバー・フェニックス「ダーク・ブラッド(原題)」
ナレーションで対応。
■ナタリー・ウッド「ブレインストーム」
ストーリーの変更とスタントによる撮影。
■ビク・モロー「トワイライトゾーン 超次元の体験」
事故が起きたシーンを削除。
■ブルース・リー「死亡遊戯」
代役を使って撮影。
■マリリン・モンロー「Something's Got to Give」
未完。37分のフッテージ映像が01年にドキュメンタリー番組「マリリン・モンロー ファイナル・デイズ」で放送された。
■ジェームズ・ディーン「ジャイアンツ」
撮影は終了していたため、大きな変更はなし。
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