【全米映画ランキング】「マイティ・ソー ダーク・ワールド」が大ヒットスタート
2013年11月13日 10:15

[映画.com ニュース] サンクスギビング(感謝祭)休暇に向け、続々と大作が公開される11月の全米ボックスオフィス。先週末は、マーベル・スタジオの新作「マイティ・ソー ダーク・ワールド」が3800サイト以上の劇場で公開され、今年4位のオープニング興収約8500万ドルという好記録を叩き出し、見事首位デビューを果たした。
同作は、2011年にマーベル・スタジオが映画化し、大ヒットを記録した「マイティ・ソー」の続編。
マーベルのスーパーヒーロー(アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー)が集結した「アベンジャーズ」(12)で描かれたニューヨークの戦いから1年後、ソーの恋人で天文物理学者のジェーンが調査の過程で地球滅亡の鍵となる強敵“ダーク・エルフ”の力を自らの身体に宿してしまう。ソーはジェーンを助けるべく、故郷の星アスガルドへ連れて行くが、さらに事態は悪化。そこで、ソーは宿敵で義弟のロキに助けを求めるが……。
「アイアンマン3」(5月/約1億7400万ドル)、「マン・オブ・スティール」(6月/約1億1600万ドル)、「ワイルド・スピード EURO MISSION」(5月/約9740万ドル)に次ぐ、今年4位のオープニング興収を記録し、好スタートを切った同作。批評家からの評価は前作「マイティ・ソー」(11年/オープニング興収約6500万ドル)のほうが上だが、北米でのグロス(最終興収)は前作の約1億8100万ドルを上回るのは確実で、全世界興収では7億ドルを目指すという。
第1作のケネス・ブラナーに代わってメガホンをとったのは、「ホミサイド/殺人捜査課」「セックス・アンド・ザ・シティ」「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」「マッドメン」などの人気TVシリーズの演出を手がけてきたアラン・テイラー。出演はタイトルロールのクリス・ヘムズワースのほか、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、クリストファー・エクルストン、浅野忠信、アンソニー・ホプキンスほか。
2位は、3週目の「Bad Grandpa」。累計興収は約7800万ドルをマークし、1億ドルが見えてきた。そして、前週首位から5位にランクダウンしてしまったのはSF大作「エンダーのゲーム」。先週末の興収は約1000万ドルと大ブレーキ。累計は約4400万ドルで、グロスは7000万ドル近辺になりそう。
今週末は、マルコム・D・リー監督のアフロアメリカン向け感謝祭コメディ「The Best Man Holiday」(モリス・チェスナット、テイ・ディグス、テレンス・ハワード出演)が公開となる。
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