ロジャー・コーマン選出「クライテリオンコレクション」ベスト10
2013年8月4日 16:30

[映画.com ニュース] 世界中の名作・傑作映画の高品質DVD&BDを発売するレーベルとして知られる米クライテリオン。その約700タイトルのコレクションの中から、著名人がそれぞれのベスト10を選び出す企画をウェブサイト上で展開しているが、最新版では「B級映画の帝王」ロジャー・コーマンがベスト10を発表している。
第1位に選ばれたのは、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の1960年の映画「情事」。外交官の娘アンナと、倦怠期にある恋人サンドロ、親友のクラウディアが休暇で立ち寄ったシチリアの小島で、アンナがこつ然と姿を消し、残されたふたりはやがて情事にふけるようになる。アントニオーニの「愛の不毛」3部作の最初の作品とも言われるが、コーマンは、「ただ“何となく待っていること”がこれほど美しく描かれたことはかつてない」と評している。
B級どころか、映画史に残る名作がずらりと並んだベスト10は以下の通り。
2.「自転車泥棒」(1948/ビットリオ・デ・シーカ)
3.「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」(1972/ルイス・ブニュエル)
4.「8 1/2」(1963/フェデリコ・フェリーニ)
5.「イワン雷帝(1946)」(セルゲイ・M・エイゼンシュテイン)
6.「波止場(1954)」(エリア・カザン)
7.「突撃」(1957/スタンリー・キューブリック)
8.「羅生門」(1950/黒澤明)
9.「ゲームの規則」(1939/ジャン・ルノワール)
10.「第七の封印」(1957/イングマール・ベルイマン)
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