劇場公開日 2022年1月21日
- 映画館を探す
- 予告編を見る

解説
「アンダルシアの犬」「皆殺しの天使」などの巨匠ルイス・ブニュエルが、ブルジョワたちの奇妙な日常を毒の効いた風刺を交えながら軽やかなタッチで描き、1973年・第45回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したコメディ。南米某国の駐仏大使アコスタはテブノ夫妻らと共に友人宅やレストランで食事をしようとするが、その都度奇妙なトラブルが起こり、なかなか食事にありつけない。欲求不満状態でいらだちながらも悪戦苦闘するブルジョワたちの滑稽な姿を描きながら、彼らの特権的地位に由来する高慢さや偽善や腐敗を浮かび上がらせていく。出演は「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイ、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ。
1972年製作/102分/PG12/フランス
原題:Le charme discret de la bourgeoisie
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
日本初公開:1974年5月
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイス・ブニュエル
- 製作
- セルジュ・シルベルマン
- 脚本
- ルイス・ブニュエル
- ジャン=クロード・カリエール
- 撮影
- エドモン・リシャール
- 美術
- ピエール・ギュフロワ
- 衣装
- ジャクリーヌ・ギュイヨ
- 編集
- エレーヌ・プレミアニコフ