【全米映画ランキング】ドリームワークス・アニメの新作がV。「エンド・オブ・ホワイトハウス」は2位
2013年3月27日 05:00

[映画.com ニュース]3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ドリームワークス・アニメーションの新作アニメ「ザ・クルッズ(原題)」が約4360万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、昨年末にこれまでの配給元パラマウント映画との全世界配給契約を終え、新たに20世紀フォックス映画と今後5年間(2013~17年)の配給契約を結んだドリームワークス・アニメーションSKGとフォックスのタッグによる最初の作品。原始時代を舞台に新たな住処を探し求め、荒野を大移動する人間の家族の姿を描いた冒険コメディで、ニコラス・ケイジ、エマ・ストーン、ライアン・レイノルズらが声優を務めた。レビューは賛否が半々だったが、多くのファミリー層を取り込み、好スタートを切った。3年前のドリームワークス・アニメの大ヒット作「ヒックとドラゴン」(最終興収約2億1700万ドル)同様、2億ドル以上の国内興収を期待されているが、果たして。
同じく新作で約3000万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン、アーロン・エッカート主演のアクション「エンド・オブ・ホワイトハウス」。北朝鮮のテロリストに占拠されたホワイトハウスで、ただ一人建物内に残っていた元シークレット・サービス(バトラー)がテロリスト相手に戦うという、ホワイトハウスを舞台にした「ダイ・ハード」ともいえる内容で、多くの男性のアクション映画ファンを劇場に呼び込んだ。監督は「トレーニング・デイ」「ザ・シューター 極大射程」のアントワン・フークア。共演にアンジェラ・バセット、メリッサ・レオ、アシュレイ・ジャッド、リック・ユーン、ラダ・ミッチェル。ちなみに、本作と同じような内容のホワイトハウスを舞台にしたアクション映画「ホワイトハウス・ダウン(原題)」(ローランド・エメリッヒ監督)が現在製作中で、6月28日全米公開予定。こちらはチャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェームズ・ウッズ、ジェイソン・クラークらが出演するという。
3位は2週連続首位だった「オズ はじまりの戦い」。17日間の累計興収は約1億7700万ドルで、2億ドルが見えてきた。4位のハル・ベリー主演「The Call」は10日間の累計が約3100万ドル。5000万ドルあたりが最終興収になりそう。
また、5位デビューとなったティナ・フェイ&ポール・ラッド主演のコメディ「Admission」は予想を下回るオープニング興収で苦しいスタートになってしまった。
その他、ハーモニー・コリン監督の犯罪ドラマ「スプリング・ブレイカーズ」(ジェームズ・フランコ、セレーナ・ゴメス、バネッサ・ハジェンズ共演)が、拡大公開で27位から6位にジャンプアップした。
今週は、昨夏から公開が延期されていたSFアクション超大作の第2弾「G.I.ジョー バック2リベンジ」(ブルース・ウィリス、ドウェイン・ジョンソン、チャニング・テイタム、イ・ビョンホン出演)に、「トワイライト」のステファニー・メイヤー原作によるSFスリラー「The Host」(アンドリュー・ニコル監督、シアーシャ・ローナン主演)が公開となる。
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