サム・メンデス監督が「007」の続投を辞退
2013年3月10日 10:30

[映画.com ニュース] 「007 スカイフォール」を手がけたサム・メンデス監督が、続編の監督要請を辞退したと、英エンパイア誌が報じた。
シリーズ通算23作目となる「007 スカイフォール」は最高傑作の呼び声が高く、世界興行でも最高の11億ドルを突破。劇作家出身で「アメリカン・ビューティー」や「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」を手がけたメンデス監督の手腕が高く評価されているものの、本人は現在準備中のシリーズ第24弾の監督要請を固辞した。
メンデス監督は、「チャーリーとチョコレート工場」や「リア王」など舞台劇の演出を手がける予定で、スケジュールの調整がつかないためだと説明し、「とても辛い決断でした」とコメントしている。プロデューサーであるバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンも声明を発表。「次の作品もぜひ監督して欲しかったところですが、別の作品に集中したいというサムの希望を尊重したいと思います。また、彼とコラボレートできる機会を楽しみにしております」。
シリーズ24作目と25作目は前後編になる予定で、「007 スカイフォール」の脚本を担当したジョン・ローガンが現在執筆中だ。
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