笑福亭鶴瓶、倍賞千恵子、武田鉄矢がナレーション 「東京家族」特別CMが完成
2013年1月9日 06:00
[映画.com ニュース] 山田洋次監督の監督生活50周年記念作品となる「東京家族」で、山田監督の50周年を祝い、笑福亭鶴瓶、倍賞千恵子、武田鉄矢がそれぞれナレーションを務める3パターンのテレビスポットが完成。1月12日からテレビ放送されることがわかった。
「東京家族」は、山田監督が自身の監督生活50周年を機に、敬愛する小津安二郎監督の名作「東京物語」(1953)をモチーフに描く、現代の家族の物語。山田監督のメモリアルイヤーに、なにか特別な展開ができかないかとスタッフの間から声があがり、監督にゆかりのある著名人にナレーションを務めるテレビスポットの企画が立ち上がり、鶴瓶、倍賞、武田にオファー。3人はお祝いの気持ちを込めて依頼を快諾し、すでに大御所といえる3人がナレーションを務める豪華テレビスポットが実現した。
山田監督の近作「おとうと」「母べえ」に出演し、現在も交流を深めている鶴瓶は「50年ずっと監督を続けてこられて、何作品も撮り続けておられるというのは凄いことです。そういう方のそばに近づけただけでも非常に嬉しいし、お会いした時に僕に対しても同じ目線でしゃべってくれはるんで、すごくありがたいなと思います。これからも、どんどん作っていただきたいなと思います」と山田監督へ祝辞を述べる。
「男はつらいよ」シリーズ、「家族」「幸福の黄色いハンカチ」をはじめ、「隠し剣 鬼の爪」「母べえ」など、60年代から2000年代まで山田作品に欠かせない女優の倍賞は、「監督は一日も休みがないと伺っています。心配ですが、映画を撮り続けることによってエネルギーがどんどん増えてくんじゃないかと最近思うんです。でも年相応に疲れも出てくるでしょうから、ちょっとはお休みをいれて、大好きなお肉を食べて、頑張って欲しいと思います」
そして、俳優人生のスタートとなった「幸福の黄色いハンカチ」で「山田監督から指導を受けて、演じるということの道を歩きだしました」と語る武田も、「50周年分の一にお付き合いしただけですが、ホントにいい出会いでしたし、いまだにあの日々のことは忘れませんし、感謝しています」とコメントしている。
テレビスポットは15秒で、同一の映像に鶴瓶、倍賞、武田がそれぞれ担当した「家族って、やっかいだけど、愛おしい」というナレーションが入る。12日からテレビ朝日およびTBS系列で放送。
「東京家族」は19日から全国公開。
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