東宝2011年は「外交官・黒田康作」「カイジ2」など磐石の布陣
2010年12月15日 19:42
[映画.com ニュース] 邦画配給大手の東宝は12月15日、東京・有楽町の同社で2011年度のラインナップ発表会を行った。「AKB48」の前田敦子が初主演を務める「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」やスタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」のほか、織田裕二の主演最新作「映画版外交官・黒田康作(仮題)」や大ヒット作の映画化第2弾「カイジ2(仮)」など磐石の布陣となった。
この日、製作が明かされたのは「コクリコ坂から」「映画版 外交官・黒田康作(仮題)」「カイジ2(仮)」。「コクリコ坂から」は、宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗監督が「ゲド戦記」以来5年ぶりにメガホンをとる。「映画版 外交官・黒田康作(仮題)は、織田主演で大きな話題となった「アマルフィ 女神の報酬」の続編。今回は、イタリアから情熱の国スペインへと舞台を移す。藤原竜也主演の「カイジ2(仮)」は、前作公開時に続編製作が明かされており、今回の発表はファンにとって吉報だ。
アニメも「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」「名探偵コナン 沈黙の15分」「劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ ビクティニと黒き英雄」「劇場版NARUTO-ナルト-2011(仮)」と人気作が顔をそろえ、合計31作品は質・量ともに圧倒的なラインナップ。2010年度は他の追随を許さない興行展開をみせた東宝だけに、来年度も隙のない顔ぶれといえる。
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