木村拓哉「ヤマト」興収80億視野の“波動砲”スタート
2010年12月1日 18:42

[映画.com ニュース] 木村拓哉の主演最新作「SPACE BATTLESHIP ヤマト」が12月1日、全国440スクリーンで公開され、興行収入80億円も視野に入れた大ヒットスタートを切った。
木村をはじめ共演の黒木メイサ、緒形直人、西田敏行、高島礼子、池内博之、マイコ、山崎貴監督は、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇1で舞台挨拶。「古代~!」と場内の男性ファンから声援をおくられた木村は、「自分たちがつくった作品を受け取っていただけることが何よりの幸せ。これから、どれだけの旅をするのか分かりませんが、できるだけ多くのかたに“ヤマト”へ乗船していただきたい」と頭を下げた。
11月に北米最大のフィルムマーケットで関係者向けの試写会を行い、ハリウッドのメジャースタジオからも配給オファーがあったという。既にフランス、ドイツ、シンガポールなど6カ国での公開が決定。山崎監督は、「『ヤマト、行ってこい!』という気分」と喜び、木村も「日本が初めて挑むSF大作。メイド・イン・ジャパンでこれだけのものをつくれるんだという自信になった」と感無量の面持ちだ。
劇中で徳川機関長に扮した西田は、「撮影中にアニメフリークの知人から『なぜ実写なんだ?』と聞かれた。でもね、古代進は木村拓哉なんですよ! 森雪は黒木メイサなんですよ!」と力説。主題歌「LOVE LIVES」を同作のために書き下ろした、米人気ロックバンド「エアロスミス」のスティーブン・タイラーからもビデオメッセージが届き「ヘイ、タクヤ! 成功を祈っているよ」。西田は、ここでも「タイラーとミック・ジャガーの顔の区別がつかない」と笑わせた。
配給の東宝によれば、この日は観賞料金が割引となる「映画の日」ということもあり、絶好の滑り出しをきったという。全国880スクリーンで封切られた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」と同じ推移で展開しているそうで、「興収80億円を視野に入れたスタート。正月映画No.1を目指したい」と手ごたえのほどをうかがわせた。
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