満島ひかり、独身最後の主演映画が全世界配給決定
2010年11月10日 13:00
[映画.com ニュース] 今、最も注目される若手女優のひとりである満島ひかりと、実力派俳優の香川照之が主演した、清水崇監督の新作3D映画「ラビット・ホラー3D」の全世界配給が決定した。石井裕也監督との電撃結婚を発表した満島にとって独身最後の主演作が、世界へ羽ばたく。
第67回ベネチア国際映画祭「3D映画コンペティション部門」の審査委員長を務めた清水監督が、「恋する惑星」などで知られる世界的な映像クリエイター、クリストファー・ドイルとタッグ。3D映画を鑑賞していた姉と弟が、突然スクリーンから飛び出してきたウサギのぬいぐるみを受け取ったことにより、階段の納戸から不思議な世界へといざなわれるという3Dホラーだ。
清水監督の「戦慄迷宮3D」や、「空気人形」(是枝裕和監督)、「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)といった日本の話題作を世界配給する「フォルテシモ・フィルムズ」が、米ロサンゼルスで開催中の「アメリカン・フィルム・マーケット」で、同作の全世界配給権(日本を除く)を獲得した。
同社のマイケル・ワーナー社長は、「我々は、世界的なホラーマスターと世界的に有名な撮影監督のビジュアル・センスとイマジネーションあふれる、この素晴らしいコラボに参加出来ることに、興奮している。撮影監督のドイルにとっては、初の3D映画撮影として喝さいを浴びるでしょう」とコメントを発表している。
満島、香川のほか、大森南朋、緒川たまきが出演。「ラビット・ホラー3D」は2011年日本公開。