「告白」が米アカデミー賞外国語映画部門へエントリー
2010年9月9日 16:08
[映画.com ニュース] 松たか子主演の「告白」が、来年2月27日に授賞式が行われる第83回米アカデミー賞最優秀外国語映画部門へ日本代表作品としてエントリーされることが決まった。日本映画製作者連盟が配給各社から申請された25作品のなかから選出した。
同部門は今後、2011年1月25日に世界各国の代表作品から最終ノミネートを発表。2月27日の授賞式で受賞作品が決まる。日本映画は2008年に「おくりびと」が同部門を受賞している。
「告白」は、09年本屋大賞を受賞し286.5万部を発行する湊かなえのベストセラー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が映画化。ひとり娘を事故で亡くした中学校教師の森口(松)が、「娘はこのクラスの生徒に殺された」と告白をしたことから、事件にかかわった人物たちの心のやみが次々と明るみになっていく様子を描く。今年6月5日から全国で公開され、9月7日現在で動員292万8000人、興行収入37億8700万円を記録。現在も全国35スクリーンで上映されている。