3D大作「トロン:レガシー」東京国際映画祭で最新映像をお披露目
2010年9月9日 16:08
[映画.com ニュース] 米ディズニーが製作する実写3D大作「トロン:レガシー」が、10月23日から開幕する第23回東京国際映画祭の特別招待作品スペシャルプレゼンテーションとして上映されることが決まった。
スペシャルプレゼンテーション枠は、完成前の話題作の最新映像を披露する場として設けられる。本編上映ではなくフッテージ映像の上映となるが、昨年は同枠で「アバター」の最新映像が世界に先がけて初披露されて話題となった。
同作は、デジタル業界のカリスマと呼ばれたエンコム社のCEO、ケビン・フリンが幼い息子サムを残して失踪してから20年後の現代、27歳に成長した息子のサムが、父の創造した“理想の世界”とされる電脳世界で繰り広げる冒険を描く。コンピュータの内部という設定のデジタル世界を、スタイリッシュな最新3D映像で表現。ダフト・パンクの音楽が物語を彩る。
主人公サム役で、「トロイ」「エラゴン」にも出演した新進気鋭の若手俳優ギャレット・ヘドランドが主演。父ケビン役には、「クレイジー・ハート」で今年のアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジスが扮する。監督のジョセフ・コシンスキーは、元建築家という経歴の持ち主で、アップルやナイキのCM映像を手がけてきたクリエイター。今回が長編映画初監督作となる。
「トロン:レガシー」は12月17日から世界同時公開。