下妻物語
劇場公開日:2004年5月29日
解説
茨城県下妻市を舞台に、ロリータとヤンキーという正反対の価値観を持つ2人の少女の友情を描いた青春コメディ。嶽本野ばらの同名小説を原作に、中島哲也が監督・脚色を手がけた。見渡す限りの田んぼが広がる茨城県下妻市。ロココ時代のフランスに憧れる17歳の超マイペースな少女・桃子は、大好きなロリータファッションに身を包み、崇拝するブランドの本店がある代官山まで通い続けている。そんなある日、洋服代を稼ぐため有名ブランドの偽物を売り始めた彼女の前に、地元の暴走族に所属する同年代の少女・イチゴが現れる。根性の座った桃子を気に入ったイチゴは、それ以来、頻繁に彼女の家を訪れるようになる。ロリータ少女の桃子を深田恭子、ヤンキー少女のイチゴを土屋アンナがそれぞれ演じた。
2004年製作/102分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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好きなタイプのやつ!
ストーリーは割とぶっ飛んでるのに主人公は冷めてて
淡々と話が進んでいくので落ち着きながらも楽しく観れます
でも、友情とかバカバカしいような主人公が
ロココの時代が好きってちょっと違和感笑笑
でもそんな細かいこともどうでも良くなったりするので
人間関係とかに疲れた時とかに観たいですね。
2021年に視聴。懐かしの若かりし頃の深田恭子と土屋アンナがとても懐かしく、ふたりともはまり役でなんとも青春な映画だった。
2022年3月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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何度も見ています。何度見ても大好きで、自身の過去を思い出します。
昔、たいして親しくないバンギャの友人に連れられてこの映画を見に行きました。こういう服好きでしょ?という理由で。
あまりものかわいさに衝撃を受けました。私はかえらぬ人となってしまったのです。
偶然にも私は茨城県下妻市から車で30分の所に住んでいたのでこれはロリィタとして生きていく運命なんだと思いました。
映画を観た後は、嶽本野ばら作品を読み尽くし、桃子が着ているBABY,THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服のホームページ眺め、親に頼み込み車を30分走らせ貴族の森に連れて行ってもらう日々でした。(現在、貴族の森は佇まいそのまま、森の館に店名変更しています)
高校生になり、ようやく自分でバイトして(桃子と違い私は労働しました)初めてBABYの店舗に足を踏み入れて、お洋服に触れて、購入して、ショッパーに入れて渡してもらったあの時の興奮は今でも覚えています。
何も覚えなくても感じなくても良いから、BABY,THE STARS SHINE BRIGHTだけは覚えて欲しい…そんな映画です。
余談ですが、映画に連れて行ってくれたバンギャの友人は相変わらずバンギャで私も変わらずロリィタで、会えば変わらずバカやって…この映画がきっかけで最高の友達ができました。この映画に関わった全ての人たちに感謝です。