「ノルウェイの森」「十三人の刺客」がベネチア映画祭のコンペ入り
2010年7月29日 21:10
[映画.com ニュース] 今年の第67回ベネチア国際映画祭(9月1~11日)のラインナップが7月29日に発表。日本からは、村上春樹原作の「ノルウェイの森」と三池崇史監督の「十三人の刺客」が、最高賞の金獅子賞を競うコンペティション部門入りを果たした。
「ノルウェイの森」は、村上の同名小説をトラン・アン・ユン監督が松山ケンイチ、菊地凛子らの主演で映画化。すでにカナダの第35回トロント国際映画祭(9月9~19日)での北米プレミア上映も決定しており、世界的ベストセラーの映画化に早くも世界から熱い視線が注がれている。
「十三人の刺客」は、1963年製作の同名映画を三池監督がリメイク。暴君を討ち取るべく送り出された13人の侍たちの激闘を描く時代劇アクションで、役所広司を筆頭に、山田孝之、伊勢谷友介、高岡蒼甫、松方弘樹、松本幸四郎ら若手からベテランまで豪華キャストが顔をそろえている。
近年の同映画祭では、第61回(04年)で宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が金のオゼッラ賞、第60回(03年)で北野武監督「座頭市」が監督賞(銀獅子賞)などを受賞している。日本映画がコンペティション部門で2作品、それも同じ配給作品(東宝)が顔をそろえるのは前代未聞の快挙だ。
現地での上映には、「ノルウェイの森」からはユン監督、松山、菊地、水原希子、音楽担当のジョニー・グリーンウッド、「十三人の刺客」からは三池監督と役所が参加予定。なお、コンペティション部門の審査委員長はクエンティン・タランティーノ監督が務める。
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