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ディカプリオ、ベルリンで現地記者に「ダンケシェン!」

2010年2月15日 17:39

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寒空の下、ファンは大歓声
寒空の下、ファンは大歓声

[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督がタッグを組んだ「シャッター・アイランド」が2月13日(現地時間)、第60回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映された。会見には、ディカプリオ、スコセッシ監督のほか出演のベン・キングズレーミシェル・ウィリアムズマーク・ラファロらが出席。降雪するほどの寒さのベルリンだったが、会場の外ではディカプリオの姿をひと目見ようというファンが大勢押しかける盛況ぶりだった。

ディカプリオは、「ギャング・オブ・ニューヨーク」「アビエイター」「ディパーテッド」に続き4度目のコンビとなるスコセッシ監督について、「最初に一緒に作品を作ってから10年になるが、2人の関係はその間に発展し、信頼のうえにできた作品。スコセッシ監督のような素晴らしい監督から声がかかって、ノーと言える役者はいないよね」と最敬礼。劇中ではドイツ語を話すシーンもあるが、ドイツ人の母親を持つディカプリオは「(ドイツ語のセリフを母親が)ちゃんと理解できたみたいだよ」と笑い、記者からドイツ語を話してと求められると、「ダンケシェン(ありがとう)」と手を振ってみせた。

映画は、絶海の孤島に建つ、精神を患った犯罪者を収容する施設を舞台に繰り広げられるサスペンス・ミステリー。「とても緊張感のある作品で、主人公テディを演じるのは大きな挑戦であり、満足感も大きかった」とディカプリオが自信をのぞかせる「シャッター・アイランド」は、パラマウント配給で4月9日から日本公開。それに先立つ3月10日には、ディカプリオとスコセッシが「ディパーテッド」以来3年ぶりにそろって来日することも決定している。

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