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第60回ベルリン国際映画祭審査員長に、ベルナー・ヘルツォーク監督

2009年11月20日 18:41

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ベルリンには思い入れの深いヘルツォーク監督
ベルリンには思い入れの深いヘルツォーク監督
Photo:Rex Features/アフロ

[映画.com ニュース] 来年、第60回の節目を迎えるベルリン国際映画祭の審査委員長に、ドイツのベルナー・ヘルツォーク監督が決定した。

ドイツを代表する鬼才ヘルツォーク監督は、ビム・ベンダースライナー・ベルナー・ファスビンダーらとともに70年代のニュー・ジャーマン・シネマを牽引したことで知られる。また同監督自身、デビュー作「生の証明」(68)がベルリン映画祭で銀熊賞を獲得したところからそのキャリアをスタートさせた。代表作に、盟友クラウス・キンスキーと組んだ「フィツカラルド」「アギーレ/神の怒り」など。最新作は、今年のベネチア映画祭に出品された、ニコラス・ケイジ主演「バッド・ルーテナント(原題)」。

なお来年は、第60回を記念して、同映画祭60年の歴史を彩った名作・衝撃作の特集上映「Play it Again…!」が行われる。ジャン=リュック・ゴダール監督「勝手にしやがれ」(60)、マイケル・チミノ監督「ディア・ハンター」(78)、チャン・イーモウ監督「紅いコーリャン」(87)、大島渚監督「愛のコリーダ」(76)ほか全40作品の上映が予定されている。

ベルリン国際映画祭は、2010年2月11日から21日まで開催される。

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