西川美和監督「韓国映画は気合いが違う」と完敗宣言
2009年11月19日 11:31

[映画.com ニュース] 「ゆれる」「ディア・ドクター」などで知られる西川美和監督が11月18日、都内で行われた第10回東京フィルメックス(11月21~29日)のプレイベント「水曜シネマ塾/映画の冒険」に参加し、若い女性ファンを中心とした約30人のファンを前にトークショーを行った。
西川監督は、生まれて初めて劇場鑑賞した「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」の思い出に始まり、大学生時代にTV番組制作会社の面接で是枝裕和監督と偶然出会ったエピソードなどを披露。さらに、第3回東京フィルメックス(02)のコンペティション部門に正式出品された「蛇イチゴ」を振り返り、「脚本家デビューを考えていた時期だったので、まさか自分が監督することになるとは。正直、及び腰でした」と当時の胸中を明かした。
また、過去に同映画祭で上映されたなかで印象深かった作品として、イ・チャンドン監督の「シークレット・サンシャイン」をセレクト。「いろんな価値観に挑戦することが映画の役目だと思い知らされた」と語った。最近では、ポン・ジュノ監督の「母なる証明」を鑑賞したそうで「次回作でえん罪ものをやろうと思っていたのに、完全にやる気がなくなった。完敗!」と悔しがるひと幕も。来場者から問いかけられた日本映画と韓国映画の違いについて、「やっぱり気合いが全然違う。私も気合いを入れて頑張りたい」と決意を新たにしていた。
関連ニュース






「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」あらすじ・概要・評論まとめ ~何とも言えないおかしさにあふれたオダギリジョー監督の脳内世界~【おすすめの注目映画】
2025年9月25日 11:00
映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しかった超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント