ポール・ジアマッティ、日本版「サイドウェイ」の出演オファーを断る
2009年4月1日 12:00

[映画.com ニュース] 04年度米アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ作品賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督の「サイドウェイ」が、小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子、鈴木京香をメインキャストに迎え、日本映画「サイドウェイズ」としてリメイク中。米カリフォルニア州ナパバレーでの主要場面の撮影はすでに終了し、今年秋の公開を待つばかりの同作に、オリジナル版でワインオタクの主人公を演じたポール・ジアマッティが、カメオ出演をオファーされ、断っていたことが分かった。
ジアマッティはWENNに、「どんな役かは分からないんだ。でも、ノーと言った。(そのカメオ出演は)自分のキャリアを貶めるんじゃないかと感じたんだ。『僕は何を演じればいいんだい、スシ職人か何かか?』と考えた」とオファーを蹴ったいきさつを説明。また、自分を一躍有名にした主人公マイルスを演じる日本人俳優(小日向)との共演についても「僕を出して、ダシに使おうとするなんておかしい」とお怒りモードだ。
リメイク版「サイドウェイズ」は、中年シナリオライター(小日向)が、アメリカ在住の友人(生瀬)の結婚式に出席するため渡米し、2人で独身最後の旅に出て人生を見つめ直すという物語。カリフォルニアワインの名醸地であるサンフランシスコ近郊ナパバレーのワイナリーを巡りながら、大人の男女4人の恋愛模様がコミカルタッチで描かれる。日本在住のアメリカ人監督チェイン・グラックの監督デビュー作となり、オリジナル版の配給も手がけた20世紀フォックス映画がフジテレビと共同製作し、フォックス配給で今秋公開される。
ジアマッティの最新出演作は、ジュリア・ロバーツ、クライブ・オーウェン主演、トニー・ギルロイ監督・脚本作「デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく」(5月1日日本公開)で、産業スパイを使ってライバル企業から情報を盗もうとする巨大トイレタリー企業の新進気鋭のCEOを演じ、株主総会で華やかな講演をする見せ場も用意されている。

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