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映画「デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく」 デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく
劇場公開日:2009年5月1日
解説
「フィクサー」でオスカー候補となったトニー・ギルロイ監督が、ジュリア・ロバーツ&クライブ・オーウェン主演で放つ犯罪ドラマ。エクイクロム社の社長ディックは、業界トップシェアを誇るライバル会社B&R社が驚異的な新製品を開発したとの情報を得る。エクイクロム社は情報を入手するために元MI6のレイ、B&R社は情報を守るために元CIAのクレアをスパイとして雇うが、実はレイとクレアもある計画を企んでいた……。
2009年製作/125分/アメリカ
原題:Duplicity
配給:東宝東和
スタッフ・キャスト
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2021年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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CIAとMI6のエージェントが産業スパイに転職というのも冷戦後のご時世なのでなんとなく納得。
観終わってみればシンプルな謀略戦、元スパイものといってもサスペンスもアクションも皆無です。
詳しくは書きませんが、プロットに難、不必要に時間を巻き戻すので筋を追うのに一苦労、加えてこの二人仲が良いのか悪いのか、そもそもハニートラップの腐れ縁が始まりだから腹の中が読み切れない。
そのままでは芸がないと監督・脚本のトニー・ギルロイさんは観客だましを思いついたのでしょう。
Duplicityは直訳すれば二枚舌、過度に複雑に偽装したプロットで興が醒めてしまうのでは本末転倒、ミステリーの邪道ですね。
ジュリア・ロバーツが出ているのでなんとか我慢しましたが、ミステリーというより笑えないコメディの部類でした。
教訓。
いくら自分たちがプロフェッショナルだという自負があっても、詰めを怠ってはいけない。
いい気になってはいけない。
上には上がいる。
2017年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
企業の諜報部が仕掛ける数々の諜報活動と分析の内容が良く出来ていて興味深かった。仕掛けの一つ一つの手口が細かくて、自分も参考にしようと思える部分がいくつかあった。
しかし話がけっこう込み入っているので分り辛い。そのうえ2人の関係も展開していくし、それが時系列をばらばらにして挿入されるので余計にややこしくなる。質感は高いし出演者も演技はしっかりとしているが、色々と構成が悪い。複雑で難しいものをわざわざさらに難しく見せている。産業の諜報戦の部分だけに絞って作品に仕上げたほうがいいのではないかと思えた。
2016年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
最初、何度も時間が飛ぶから面倒くさい。
終始テンポが同じでストーリーを推測する時間もたっぷりあるメリハリの無い映画だった。