20世紀フォックスが「サイドウェイ」を日本でリメイク!菊地凛子ら出演
2008年11月7日 12:00
[映画.com ニュース] 04年アカデミー賞で脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督、ポール・ジアマッティ主演の「サイドウェイ」が、「サイドウェイズ」という日本映画としてリメイクされ、09年秋に公開されることが決定した。小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子、鈴木京香がメインキャストを務める。
オリジナルの「サイドウェイ」は、ワインオタクで小説家志望の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ)が、結婚を1週間後に控えた学生時代からの友人で売れない俳優のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と共にカリフォルニアのワイナリーを回る旅を通して自身を見つめ直していく物語で、米アカデミー賞では作品、監督、助演男優、助演女優、脚色の5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。
今回のリメイク版「サイドウェイズ」では、小日向が演じる中年シナリオライターが、生瀬が演じる米国在住の友人の結婚式に出席するために渡米し、2人で独身最後の旅に出て人生を見つめ直すという物語。カルフォルニアワインで知られるサンフランシスコ近郊、ナパで数々のワイナリーを巡りながら、大人の男女4人の恋愛模様や人生を見直す姿をコミカルなタッチで描く。
監督はこれまで、「ローレライ」や「20世紀少年」など邦画の大作で海外ロケ部分の監督補などを務めてきた日本在住のアメリカ人チェリン・グラックで、本作が映画監督デビュー作。舞台となる米カリフォルニアでのロケ撮影が終了したばかりで、ポストプロダクションも同地で行われるとのこと。オリジナル版の配給も手がけた20世紀フォックス映画が、フジテレビと共同製作。配給も20世紀フォックスが担当し、09年秋に公開される。
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