今年から加わった新部門も!第20回東京国際映画祭のラインナップ発表
2007年9月20日 12:00
[映画.com ニュース] 今年で20回目を迎える東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表記者会見が、9月19日、六本木アカデミーヒルズ(東京・六本木)にて行われ、財団法人ユニジャパン(日本映像国際振興協会)の高井英幸理事長、角川歴彦同映画祭チェアマンの他、ゲストとしてオープニング作品に選ばれている「ミッドナイトイーグル」の大沢たかお、玉木宏、成島出監督が登壇した。
今年の特別招待作品は、すでに発表されている「ミッドナイトイーグル」、「シルク」(クロージング作品)、「オリヲン座からの招待状」、“レイ・ハリーハウゼン特集”に加え、ウェス・アンダーソン監督の新作「ダージリン特急」、全米大ヒットの「ザ・シンプソンズ MOVIE」、そして小泉堯史監督の「明日への遺言」など計20作品がラインナップ。そして約67カ国、668作品の中から選ばれたコンペティション部門には中井貴一製作・主演の「鳳凰/わが愛」、アダム・サンドラー&ドン・チードル主演の「再会の街で」などの合計15本が発表された。
また、開催20周年を記念して、今年から新たに加わった新部門「ワールド・シネマ」「映画が見た東京」のラインナップも発表され、「ワールド・シネマ」部門にはスティーブ・ブシェミ監督作の他7本、「映画が見た東京」部門には、黒澤明監督の「野良犬」から、「新宿泥棒日記」(大島渚監督)、「十九歳の地図」(柳町光男監督)、「の・ようなもの」(森田芳光監督)、そして「東京画」(ビム・ベンダース監督)、「叫」(黒沢清監督)まで幅広いジャンルから集めた全51作が出揃った。
第20回東京国際映画祭は、六本木ヒルズとBunkamuraをメイン会場として10月20日~28日まで開催される。