波乱なし。第76回アカデミー賞は「王の帰還」が席巻
2004年3月2日 12:00
今年度のアカデミー賞授賞式は、2月29日(日本時間3月1日)ハリウッドのコダック・シアターで行われ、予想通り「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のための祭りとなった。「王の帰還」は作品賞、監督賞以下ノミネートを受けた11部門すべてで受賞し、「ベン・ハー」「タイタニック」の持つ記録と並んだ。注目されていた主演、助演の両男優賞は主演がショーン・ペン、助演がティム・ロビンスと「ミスティック・リバー」の2人が受賞し、渡辺謙の受賞はならなかった。その他、ソフィア・コッポラがオリジナル脚本賞を受賞し、「ゴッドファーザー」のカーマイン・コッポラ(作曲賞)、フランシス・フォード・コッポラ監督と親子3代でのオスカー受賞となった。また、「たそがれ清兵衛」のノミネートで注目が高まった外国語映画賞はカナダの「みなさん、さようなら」が受賞した。その他、受賞結果はこちらから。
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