お帰り寅さん。50年分ありがとう。
桑田佳祐の歌を聴きながら、実は寅さんをスクリーンで観るのが初めてだったと気づいた。あぁ、正月映画といえば007だよな~セクシーな場面もあるし…などと、典型的なムッツリスケベ状態だった小学生時代。大人になるにつれ寅さんに憧れるようになった自分の歴史まで振り返ってしまいました。そんなオープニングタイトルからのクレジットは一旦活字になったのに、古い筆文字を使っていたのも原点回帰だったのかもしれま... 続きを見る
英国映画史上、類を見ない野心作だが、蓋を開けてみると最高に爽やかな仕上がり
リチャード・カーティスといえば、「ラブ・アクチュアリー」でビートルズが効果的に響いたり、「アバウト・タイム」にはアビーロード絡みの削除シーンがあったのが懐かしい。そこに投入されるのがダニー・ボイルという極北にある要素。これは二人だからこそ挑むのを許された、映画史上類を見ない野心作だ。
序盤はボイルの縦横無尽の映像力がキマる。大停電になるところや、主人公が戸惑いつつ状況を理解していくくだりな... 続きを見る
いつもの如く予備知識が全く無く、ジャンルさえもわからない状態で鑑賞...
いつもの如く予備知識が全く無く、ジャンルさえもわからない状態で鑑賞したので、最初は何て身勝手な主人公なんだろう(-""-;)何故あんな扱いなのにこの女性は逃げないんだろう?等と思いながら観ていました。
が、虚勢を張っているものの実はナイーブでそんなに悪い奴じゃなかったですね。
寧ろ自分の内面に重なる部分もあったりして親近感が湧いたりしました。
普段は繕っていますが、男の人は多かれ少なかれ、... 続きを見る
1969年を真空パックした傑作
タランティーノ監督の9作目です。
常々10作撮ったら監督業は辞めると公言して
いるので少しさみしいです。
初長編のレザボアドッグから面白かった。有名なあのシーン「この中に裏切り者がいる」
SMAPがコントでネタにしていました。激辛の
食べ物を誰が食べたのを当てる趣向でした。
今だとこんな感じかと思います。
ミスターピンク(木村拓哉)が他のメンバーが集まっている部屋に遅れてやっ... 続きを見る
変わっていく必要ある?
見事に3までで描いてきたもの全部ひっくり返して、してやったりどうだ!新しいだろ!っていう映画だった。本当に悲しかった。私が今まで涙流して感動したことも4で全部馬鹿じゃねーの現実は違うんだよって全否定された気分で映画見た後放心状態。
最近多い。そういう今までの生き方や価値観を疑問視して、模索するような映画。
もうわかったよ。わかった、わかった!そうだねわたし達は変わっていかなくち... 続きを見る
前作(ギャレゴジ)と真逆の大放出サービス!
前作は「怪獣が現れた世界」にいろんな隠喩が込められていたが、今回は敢えて真逆に針を振り切り、怪獣対策チーム「モナーク」+四大怪獣が大騒ぎするお祭り的な展開に。いささか哲学性が減じたことは残念だが、開幕早々怪獣が登場するだけでなく、怪獣バトルがもたらすしっちゃかめっちゃかな混乱を存分に楽しめる。
ただ、前作を踏襲していないというわけではなく、ギャレス本人が自ら明かすまで誰も気づかなったであろ... 続きを見る
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