劇場公開日 2025年3月28日 PROMOTION

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ミッキー17 : 特集

2025年3月3日更新

【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】クソみたいな
現状から抜けたくて転職したら…休みゼロ、上司命令は
絶対、死んでも生き返って“無限に労働”!? 個人的に
「パラサイト」超えの好き・好き・大好きな傑作

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唐突ですが、人類史上最低・最悪の“ブラック”過ぎるお仕事が確定しました。



どんな内容かというと――



死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る……を延々と繰り返しつつ、最悪すぎる上司に命令され続けるというやっっっべぇやつ!!!!



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そんな“全力でお断りしたい”ハードワークを描いたのが「ミッキー17」(3月28日公開)。「パラサイト 半地下の家族」でアカデミー賞を席巻したポン・ジュノ監督の最新作にして“集大成”的作品であり、「TENET テネット」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のロバート・パティンソンが主演を務める大注目作です。

契約書をよく読まず、間違えて“究極の死にゲー”レベルの職業に足を踏み入れてしまった主人公がどん底まで叩き落されて――これで終わるかと思いきや大間違い。とんでもなく痛快&爽快な方向に舵を切って、最後には「この映画、めっちゃ大好き!」になったので、全力で推していきます!!!!


【予告編】Have a nice death! そして、どん底からの逆襲が始まる!!

【社会現象となった「パラサイト」の次はこれ】
すごすぎて言葉にならない映画がやってきた 働く人は
全員参加必須“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開

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すごすぎて言葉にならない映画がやってきました。「観てほしい!!」という思いが先行しましたが、そもそも本作は“観ておいた方がいい”作品。まずは、その根拠をお伝えしておきます。


[とんでもなく期待していました]「パラサイト 半地下の家族」ポン・ジュノの待望すぎる最新作!→結果:最高すぎる。これ、現時点での集大成的作品じゃん!!!!
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ポン・ジュノ監督“待望の新作”ですよ? ぶっちゃけ“世界が待ち望んでいた”といっても大袈裟じゃないと思うんです。

「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」といった快作を生み出し、日本でも話題になった「パラサイト 半地下の家族」では米アカデミー賞でアジア映画として初の作品賞を受賞、日本での興行収入は約47億円。

この歴史的快挙を経て、世に放たれるのが、今回の「ミッキー17」。もう期待せざるを得ないでしょ?

ポン・ジュノ監督(第92回アカデミー賞授賞式時)
ポン・ジュノ監督(第92回アカデミー賞授賞式時)

で、その結果がどうなっているかというと、ポン・ジュノ映画の要素が詰まりまくった“集大成的作品”に!! ブラックな笑いと皮肉に“らしさ”を感じつつ、これまでとはひと味違う“スカッとする逆襲エンタメ”になっていて――あぁ、この興奮、皆さんにも早く味わってほしい……。


[大熱狂!とんでもなくすごい世界での評価]どうなってる!?「私たちの時代のための完璧な映画」「演出から演技に至るまですべてが完璧」「この異常な時代にぴったり」
ワールドプレミアにはポン・ジュノ監督、ロバート・パティンソンらが出席
ワールドプレミアにはポン・ジュノ監督、ロバート・パティンソンらが出席

いち早く本作を鑑賞した人々の熱狂もとんでもないことになっています。イギリス・ロンドンでのワールドプレミアを皮切りに、“世界三大映画祭”ベルリン国際映画祭で上映。世界中のメディアから絶賛レビューが続々と到着しているので、その一部を紹介します!

「現代に深く響く、ポン・ジュノ最高傑作のひとつ


私たちの時代のための完璧な映画であり、ポン・ジュノ監督歴代最高の映画」


「『ミッキー17』には、ロバート・パティンソンのこれまでで最も素晴らしい演技が詰まっていて、ポン・ジュノは21世紀で最も強力で安定した映画監督としての地位をさらに固めた」


ロバート・パティンソン
ロバート・パティンソン

「この映画は私の人生で見た映画の中で最も先の読めない映画の一つでした。演出から演技に至るまですべてが完璧だった」


「ミッキー自身のように、間抜けで少し矛盾しているが、面白く、思慮深く、私たちが望む以上にもっともらしい。この異常な時代にぴったりの、少し変わっていて、魅力的な作品


「『ミッキー17』はポン・ジュノ監督が資本主義をどれだけ嫌っているかを描いた素晴らしい映画のひとつではなく、ポン・ジュノ監督がどれだけ人々を愛しているかを描いた初めての映画である」



どうですか、この絶賛ぶり!! この盛り上がりだけで期待値が爆上がりしますよね!!!!


【編集部レビュー】
大共感&大爆笑→社畜にぶっ刺さりすぎる
この主人公は俺だ…個人的に「パラサイト」超えた!

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では、ここから映画.com編集部メンバーのレビューをお届けします。

書き手は、30代男性の編集部員。彼は「パラサイト 半地下の家族」に情緒を破壊されたタイプの人間(鑑賞後、気持ちに整理がつかずに、暫く街を徘徊したほど)。そんな人物が「ミッキー17」を見たら、一体どうなった?


●最初にどんな映画なのか伝えておくと「パラサイト」×「半沢直樹」×「イカゲーム」!「そんなわけあるかい!」って思う? これ“大マジ”ですから覚悟しておいて
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「いやー、面白かったー!」


↑これが鑑賞後の第一声でした。はい、超シンプル。でも“素直な感想”って初手に出るもんですから。

そう感じた理由のひとつが“「パラサイト 半地下の家族」×「半沢直樹」×「イカゲーム」”を絶妙に融合させたエンタメだったこと。

「パラサイト」に通じる“上下構造の格差”が今度はどん底使い捨てワーカーと超絶ブラック企業トップとの格差となり、そこに生じたフラストレーションが爆発して巻き起こる「半沢直樹」的逆襲ストーリーも最高of最高。

死んでは生き返らされ、無限に労働させられる…と「イカゲーム」を連想させる“ゲーム性”も感じられて――しかも、こっちは“ライフ無限”という常軌を逸した設定も超面白い!


●ミッキーったらどこまでダメダメなの……いい人すぎて大借金→よく読まずに“使い捨て”契約書にサイン→周囲の意見に流されまくって“どん底”到達 “ダメ男”ぶりが最高すぎて、共感しかない
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この映画を愛してしまう要因のひとつは、主人公のミッキー。どんな人物かって?……いや、本当にね、もうダメすぎて。ダメっぷりに呆れかえって、むしろ慈愛に満ちたまなざしを注いでしまうほどダメ。

悪友を信じて大借金。「地球暮らしは命の保証がない。だったら別の惑星行くしかない!」という思考も短絡的。で、契約書もろくに読まずにサインしたら記事冒頭の仕事=使い捨てワーカーをするはめに

で、周囲からの要望をオールYESで受け入れて(なんで断らないんだろう……)「死ぬ→生き返る」をエンドレスリピート<するっていうね。

でもね、ミッキーってダメ人間なんですけど、めちゃくちゃ良い奴なんです。だから応援したくなっちゃいますし、なにより共感しちゃう。「こうやって“流される”感じとか、誰にでもミッキー要素はあるな~」って。


●人類史上最悪のブラック労働環境 息を吸って…未知の大地で実験台にされ…謎の生き物に対峙…!? 繰り返される「死」と「生き返り」に笑いつつも……この“使い捨て感”って現代社会にも通じてゾクッッッ……!!!!
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じゃあミッキーがどんな仕事をするか、具体的に紹介しますね。これはですね、速攻で労基に駆け込みたくなりますし、なんなら退職代行サービスへの直通メール待ったなし案件です(勿論「ミッキー17」の世界には、そんな“逃げ道”はございません)。

たとえば、未知の大地で“息をしこたま吸わされる”。何故? ワクチン開発の実験台にするため――。その他にも宇宙空間で○○(とても文字には書けないよ)させられたり、謎の生物と遭遇→置き去りに。

そして“実験”ともいえる任務で死亡すると、記憶を引き継いだ“新ミッキー”が生成されていくんです。

中央に見えるのが、ミッキーを“コピー”するマシーン
中央に見えるのが、ミッキーを“コピー”するマシーン

この“究極の死にゲー”な任務があまりにもカジュアルすぎて、笑いが堪えきれなかった……だって、コピー機で印刷するレベルの“お手軽さ”でミッキーが生成されていくんですよ!? だから、雇用側の倫理観も完全に欠落。「あれ? 死んだ? OK、じゃあ次のミッキーで!」という軽いノリがヤべぇっす。

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でも、ふと我に返る瞬間も。「あれ?これって“自分”じゃね?」って。

自分の仕事って“自分にしかできない”ことだっけ? 仕事にNOを突きつけたら、別の人間がそのポジションにハマって、自分はお払い箱? そもそも“上”にたてつくなんて――なんて考えが堂々巡り。

この映画、笑いのオブラートで包まれていますが、中身は“鬼辛”でリアルですよ。


●パワハラ特盛上司の所業に、怒りは最高潮へ――(あれ…この感覚、身に覚えがある…) もうひとりの“俺”との邂逅で“全社畜総進撃”へ――どん底からの爆発的展開は、爽快感たっぷりで鑑賞後は心がスカッと!
開拓のリーダー・マーシャル(左)。ちなみに隣の妻(トニ・コレット)もヤバイ奴
開拓のリーダー・マーシャル(左)。ちなみに隣の妻(トニ・コレット)もヤバイ奴

“諸悪の根源”となるのが、開拓のリーダー・マーシャル(マーク・ラファロ)。こいつもまあ記憶に残るキャラクターで……。

彼の指揮によって、ミッキーはさらにさらに過酷な状況に追い込まれていきます。しかもちょっとでもミスすればご飯も半減、休暇も無くなって連勤……と極限のコストカットを断行。「できるかどうかは聞いていない。とにかく“やれ”」レベルの命令連発――あぁ、この“無茶感”、リアルな体験として覚えがあるな~(思い出したくないので割愛)。

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予告編でも映されるとおり、ミッキーがもうひとりの“自分”と出会うんですが、そこからの展開がとにかく胸アツすぎて――。いわゆる、バグが起こした“ミラクル”。ルーティンのように死んでは生き返って――を繰り返していたミッキーの人生のターニングポイントとなるんです。

まさに“全社畜総進撃”ともいえる爆発的展開で、思わず雄叫びをあげたくなったほど!!!!

この記事を読んでいる方で「あの上司と仕事するの嫌なんだよな~」と思っている人はいますか? 当てはまった人は、是非是非是非是非本作を観てください。この映画は、あなたの代わりに、その“重荷”を痛快・爽快・激烈にぶっ飛ばしてくれますから。

……と、記事はもうちょっとだけ続きます。


●あれも、これも、それも…やっぱり「ポン・ジュノ映画」の“集大成” 映画としての“完成度”とエンタメとしての“勢い”を兼ね備えた傑作 「パラサイト 半地下の家族」に衝撃を受けた人は、絶対に映画館へ!!!!
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最後に改めてお伝えしておきます。本作は、確かにポン・ジュノ監督の現時点での“集大成”的作品。誰でも楽しめる作品でありつつ、要素や演出上でのこだわりに過去作の影響を感じるので、何度もリピート鑑賞を試みて、スクリーンの隅から隅までチェックしたくなります。

さらに言えば、映画としての“完成度”だけではなく、エンタメとしての“勢い”と“切れ味”は、ポン・ジュノ作品のテリトリーを大幅に拡張したものとなっていると思いました。

かつて「パラサイト」に衝撃&熱狂し、情緒が崩壊した僕ですが、「ミッキー17」鑑賞後は思わず走り出したくなっていた――つまり、映画から受け取った“衝動”という意味では「パラサイト」超え。数々の共感ポイントによって“愛してやまない作品”になりました。

この映画、封切り後は“即鑑賞案件”


ポン・ジュノ監督の“底力”、そしてすべての働く人間への愛情とエールを映画館で存分に味わってください。

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