八犬伝を創り出した滝沢馬琴の作家としての信念と生き様
予告編で大好きな八犬伝という言葉を見て蘇った過去の記憶に導かれて鑑賞した。
本作は、八犬伝の作者である主人公・滝沢馬琴(役所広司)の八犬伝創作活動パートと、八犬伝物語パートが同時進行していく。地味な実の創作活動パートと派手な虚の物語パートがバランス良く同時進行できるか心配になったが杞憂だった。実と虚を見事に融合した壮大で奥深い作品に仕上がっている。
創作活動パートは、演技巧者の俳優を揃え... 続きを見る
わけわからんくらい引き込まれた濃密な2時間
「まだ頭の中が混乱してる…色んなことが起こりすぎて…」一緒に観に行った人の第一声。同感。とてつもない情報量と濃密なストーリーに圧倒されてしまったのです。
はじめに、「アンナチュラル」も「MIU404」も未鑑賞でしたが全く問題ありませんでした。それもあって、ただただ豪華キャスト陣に震えます。え?あの人をちょい役で終わらせるの?やべぇな、これwww両作のファンの方の反応も気になりますが、レビュ... 続きを見る
先人たちからのメッセージ
これは確かにコメディなんだと思います。
いやでもそれだけじゃないですね。病み行く現代日本に対しての先人たちの強烈なエールでも有ります。
AIによって復活した伝説の偉人たちによる最強内閣。実におもしろ設定ですね。
徳川家康、織田信長、豊臣秀吉当たりはまあなんとなく分かるのですが、どういう選考だったのですかね?あぁでも坂本龍馬の官房長官はピッタリだと思いました。
演じる方もそれぞれの偉人さんたち... 続きを見る
カイドウは俺が倒す‼️❓ジジイ王に俺らはなる‼️❓
舞台挨拶付き鑑賞。
七十超えてアクションとは素晴らしい、同じ石原軍団の神田正輝が心配だ。
ところで、ノスタルジー溢れる映像と演技が癒される、路上のエキストラすらわざとらしくて癒される。
三十八年前どころか、裕次郎とか出てきそうな雰囲気すらある。
予定調和だけど、それで良いのだ、舘ひろしとかそこにいるだけで良いのだ、転ばないでね。
土屋太鳳とか西野七瀬も馴染んでた。
アブタン、とかできたら良い... 続きを見る
石原さとみさん、ごめんなさい。
正直言うと石原さとみさんは今まであまり演技が上手くないと思っていましたが、ごめんなさい。今作の鬼気迫る演技は凄かったです。主人公が完全に憑依しているようで泣けました。
そしてすべての登場人物の演技も素晴らしいのですが、これは吉田監督の演出の為せる技か。
SNSの闇や興味本位な報道姿勢への問題提起は、吉田恵輔監督の作品に多く描かれていますが、今作もまた傑作でした。 続きを見る
誠実につくられた映画だと思うが、それでも残るやるせなさ。
例えば、独立戦争の時に核兵器開発の技術があったとして、アメリカはイギリスに、またはイギリスはアメリカに原子爆弾を落としただろうか。同様に、南北戦争の時に、核兵器開発競争をしていたとしたら、南部は北部に、北部は南部に原子爆弾を落としただろうか。もっとも、落とすのは軍や政治家だとして、開発者たちはそれを肯定しただろうか。
この問い自体ナンセンスなのだが、原爆を落とされた国の人間としては、オッペ... 続きを見る
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