キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド : 特集
【マーベルファンはこの最新作を観るべきか、否か】
なぜハルクが赤い? 物語のカギを握るのは日本!?
新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件【目撃必須!?】
「デッドプール&ウルヴァリン」での熱狂が記憶に新しい今、2025年最初のマーベル映画となる「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」が、2月14日から日米同時公開される。
予告編第一弾が公開されるや世界的な話題を集め、本国アメリカでは初週興行収入1億ドル超の大ヒットも予想される本作。しかし、マーベル作品をはじめ数々の注目作が公開され、限られた時間でどれを観るべきか、悩む声も少なくない。そのなかで「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」は「観るべきか否か」、どちらなのだろうか?
そこで、映画.comが「本作は観るべきか? どれほど価値がある作品か?」の独自調査を開始。すると……
などなど、期待が高まらざるを得ない“6つの事件”が判明した! ひとつひとつ、わかりやすくサクッとご紹介していくので、ぜひご一読を。そうすれば、「観るべき」となること間違いなし! 映画館へ行きたくなるはず!
【独自調査で判明】映画.comは本作を“必見”と判断
どうしても期待が高まってしまう“6つの大事件”
●大事件①:世界を熱狂させる“伝説の始まり”!?
ロバート・ダウニー・Jr.復帰確定「アベンジャーズ ドゥームズデイ」に向けた歯車が、本作でついに動き出す――!?
真っ先に調査したのは「アベンジャーズ」と繋がってくるのか? 中心人物だったキャプテン・アメリカの単独最新作とあっては、次なる「アベンジャーズ」への関連は世界中が待ち望んでいるだろう。
そこで最新の予告編(記事上部でぜひチェック!)をつぶさに観察すると、重要なセリフが、非常にさりげなく挿入されていることを発見!
アメリカ大統領のロスが、キャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソン(かつての“ファルコン”)に、「アベンジャーズを再結成してほしい」と語りかけているのだ。ロスは「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でソコヴィア協定を成立させた、どちらかというと“ヒーロー反対派”の人物。そんな彼が発したこの言葉は何を意味するのか、波乱を巻き起こすことは間違いないだろう。
また、次なる「アベンジャーズ」といえば「アベンジャーズ ドゥームズデイ」である。2024年7月にはロバート・ダウニー・Jr.の復帰が発表(アイアンマンではなく、なんとヴィランと目されるドゥーム役で!)され、ファンを熱狂の渦に包んだことも記憶に新しい。
両作のつながりは、現時点でまだ確証はない。しかし、マーベル映画には“本編にサプライズ”が常に盛り込まれているもの。となれば「早く映画館で観たい、確かめたい……!」と胸の高鳴りが止まらなくないですか? 我々はワクワクしっぱなしです!!!!!
●大事件②:“大きすぎる存在”から象徴を継承した主人公
“キャプテン・アメリカを受け継いだ男”に感情移入がハンパじゃない…重責に葛藤しながら成長していく過程に、鑑賞前からもう感動
サラッと「キャプテン・アメリカとなったサム」と書いたが、そう、「アベンジャーズ エンドゲーム」のラストで、スティーブ・ロジャースから盾を託されたサムが、キャプテン・アメリカを正式に継承しているのだ。
ここでフォーカスしたいのが、本作はキャプテン・アメリカという“大きすぎる存在”から引き継いだ男のヒューマンドラマが中核にあること。
どうしても、世界はかつてのキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースを求める。ロス大統領からも「君はスティーブ・ロジャースにはなれない」と面罵されながらも、それでもサムは戦わなければならない――。
きっと、マーベルファンだけでなく、いろんな人が観るべき1本になるだろう。というのも、学生時代に部活やサークルに打ち込み、その集団のキャプテンやリーダーを経験したり、組織で役職やプロジェクトを引き継いだ経験のある人は、サムの抱える重責に共感せざるを得ない物語展開が予想されるからだ!
こうして記事を書く今も、サムへの感情移入が止まらない、止まらない……!
●大事件③:物語の鍵を握るのは…なんと日本!?
世界最重要の資源をめぐって世界の暴走が始まる?日本とアメリカも緊張関係に?…絶妙なリアリティに興味が掻きたてられる
日本が重要なファクターとなることが推測される。どういうことか? あらすじや予告には日本のモチーフが象徴的に挿入され、さらに「世界大戦の危機」が示唆されているのだ。
あらすじ
アメリカ大統領ロスが開く国際会議で、テロ事件が発生した。大統領が銃撃されたのだ。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカに、どういうわけか大統領ロスが襲いかかる……! 全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった――。
このあらすじに一本、補助線を引いてみよう。本作に出演する俳優ジャンカルロ・エスポジートが、米メディアのインタビューで「アダマンチウムをめぐる物語」と証言している。
アダマンチウムと言えば、「X-メン」シリーズに登場するウルヴァリンの骨格と爪を想起するマーベルファンが多いだろう。独占すればどんな小国でも世界最強級の力を得られる“最重要の資源”とも言えるはずだ。……各国が安全保障や国力増強のため、アダマンチウムを手に入れようと争奪戦になることが予想される。
さらに特報には、日本の首相とアメリカ大統領が肩を並べる姿や、日の丸をつけた戦闘機、日本から寄贈されたワシントンD.C.の桜並木をバックにサムとレッドハルクが戦う場面など、日本の存在がいくつも映り込む。そして「戦争が起きるぞ」というサムのセリフ……日本とアメリカがアダマンチウムをめぐる緊張関係に陥り、世界大戦の危機に発展すると予測できる。
現実世界でも、世界的な緊張関係の高まりが懸念されるなか、なんとショッキングな物語……! 現代の日本に住む我々が、今こそ目撃すべき作品だと言えそうだ。
なお、アメリカ大統領ロスは「インディ・ジョーンズ」シリーズのハリソン・フォード、日本尾崎首相はゴールデングローブ賞での興奮が冷めやらぬ「SHOGUN」での活躍も記憶に新しい平岳大が演じており、マーベル映画の新たな地平を開く超名優への期待も高まる!
●大事件④:赤いハルクが登場…なぜ赤い!?
そしてその正体は、アメリカ合衆国大統領…何があったのか!? 予告編だけでも記憶に刻み込まれる強烈な衝撃
味方だと心強いが、敵だと絶望……並外れた強さを誇るハルクが“赤い姿”で登場し、キャプテン・アメリカと対峙するのだ。しかし、なぜ赤い? 手に触れた布が発火していることから、炎にまつわる能力を備えているのか……。
しかもその正体は、ロス大統領だという……アメリカ合衆国大統領に、何があったらそうなるのか?
真相は本編を目撃するまで明らかにはならないだろう。それゆえ「ネタバレを食らう前に映画館へ行かないと!」という我々の気持ちも強まっていく。サスペンスフルな展開、強烈なバトルと化学反応をみせるに違いない“赤いハルク”に要注目!
●大事件⑤:“究極の空中戦”が凄まじい!
極大スケールとスピード感! 興奮が一瞬も冷めないスカイアクションに大いに期待…映画館で観れば魂が地表を離れ、空高く飛翔する!
「これまでにない新たな要素」といえば、やはり新生キャプテン・アメリカによる空中戦! 大スクリーンで絶対に堪能したくなる。
ハイライトは洋上の空中アクションだ。戦闘機から発射されたミサイルを、キャプテン・アメリカが盾と翼で瞬時に迎撃! その模様は「トップガン マーヴェリック」ばりの迫力で、大空を支配する機動力から、アイアンマンやキャプテン・マーベルに匹敵する戦闘力をも予感させる。
また翼は、戦闘機の翼や自動車を真っ二つに両断できる“刃”でもあるよう。サム役のアンソニー・マッキーは、「ワカンダでつくった新しいスーツが、とにかくレベルアップしている」と証言しており、この新スーツがパワーの根源なのかもしれない。
ハンパじゃないスケールとスピード、爽快感と興奮が押し寄せるこれらの映像を映画館で観れば、ただの鑑賞ではなく、魂が地表を離れるほどの究極の没入感が得られるはず!
●大事件⑥:物語がマーベル映画史上最大級に衝撃的!
世界を崩壊に導く“陰謀”と、 「M:I」「007」を彷彿させるスリリングな展開に息を呑む
調査で判明した最後の“事件”は「ショッキングでスリリングな“サスペンス・アクション超大作”であること」だ。
予告にはホワイトハウスの爆破、「誰も信用できない」「キャプテン・アメリカ、よく考えろ。黒幕は誰か」といったセリフ、イザイア(かつて超人血清を投与されていた重要人物。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で登場し、サムの転機を与えた)の逮捕、暗躍するロス大統領など、意味深長なシーンが盛りだくさん。仕組まれた陰謀に、サムが立ち向かっていくだろうことが推測できる。
サスペンスフルな映像のトーンと演出も相まり、「ミッション:インポッシブル」や「007」、「ジェイソン・ボーン」シリーズを彷彿させるなど、そのムードはマーベル映画のなかでも一線を画す。骨太な映画ファンも唸らせる、刺激的なサスペンス名作に仕上がっていそうだ。「マーベル映画」という以前に、時代性を備えた「むちゃくちゃ面白そうな映画」として鑑賞意欲が刺激されまくっている!
観たい理由が1つや2つではなく、5つ、6つと次々と押し寄せてくる――映画.comの結論を述べます!
【結論】調査の結果、映画.comは可能な限り早く鑑賞することを決断。本編で一体、何が起きるのか? 目撃できる“その日”は、すぐそこまできている――
以上の多角的な調査により、我々は本作を「必見」だと断定、ASAP(可能な限り早く)で鑑賞することを決めた。公開は2月14日、すぐそこまで迫っている……さて、あなたはどうする?