首のレビュー・感想・評価
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北野武監督は裏切らない
美しい芸術的な映像、「映画」としての娯楽性、登場人物の一挙手一投足に至るまで一貫した北野作品の美学が今回も顕在で、神経質なまでに徹底された北野イズムを2時間11分、十分に堪能できました。
とにかく人が斬られまくっているので、残酷といえばそうですが、グロテスク(実際に顔などもリアルに作りすぎていなく)ではなく、むしろちょっと笑ってしまいそうな感じに仕立ててあるところが、北野監督の人間観であり、上品なところなのかなと思います。
時代劇等で違和感を感じていた、百姓や村人たちも含め、多少負傷してはいるものの基本的には五体揃っている人ばかりが登場してくる世界観ではなく、様々な人々が出てくるのも自然で良かった。
歴史に興味なくて知識ほぼゼロで鑑賞
鑑賞後の感想は
★ちょっとこの映画に出てきた辺の歴史知ってみようかな
★こんな残酷な戦いする時代に生きてなくてよかった
★最近の映像って凄すぎ
首を切り落とすと首と血しぶきがあんな飛ぶのアニメでしかみたことないわ⊙﹏⊙
そして…天下取るだの跡目に推してやるだので騙したり欺いたりそして簡単に命がバタバタ消えてく…まんまアウトレイジみたいな内容だった
上の人間は皆誠実さが無くて仕える人達が気の毒な世界観
西島さんと遠藤さんの絡みがヤバすぎた
でも西島さん最後までかっこよかった
加瀬さんはドラマで扮した堅物も他の映画で扮したオドオドした人もハマってたけどこの映画の様な暴君もハマりすぎてこの人何でもイケる凄い俳優さんなんだなぁ
途中コントみたいなシーンは背景がシリアスな場面でもあったけど笑ってしまう
たけしさんのつぶやきセリフはどの映画でもたけしさん色で安定笑
期待していたぶん肩透かしを食らったような、でも武の戦国時代劇なんだ...
自由かよ????
こいつ(ビート)…好きにやってやがる…
武将をおもちゃにしとるでおい…
笑いを挟むな笑いを…
なんか、歴史上の人物たちをすっごくじっくり深掘りしたようにも見えるし、好き勝手に解釈したようにも見えるし、何も考えてないようにも見えるし、400年後の人間どもがいくら考察妄想したところで所詮みんなこの程度の人間なんだよって嘲笑っている感じもするし、全部にも感じる。
どれだろ?って考えちゃうと、その姿見てビーティが膝叩いて喜びそうだからやめなくちゃ…ちくしょう…
刺さる人には刺さりそうだし刺さらない人には不愉快と受け止められそうだし私みたいなのはお前が楽しそうで私も嬉しいよってビートゥの肩叩いてそうだし、もうどう評価して良いか分からんから見て判断してくれとしか言えねえやい。
とりあえず数秒間だけ写し出される惨殺シーンを何回も作り上げた美術さん、ちゃんとカウンセリング受けてね。
すごかったですよ。
たけしじゃない方が…
自主制作映画なのか?のレベル
がっかり
バイオレンス・コントみたい
こういう戦国時代作品を待ってました。
荒木村重の謀反から本能寺の変を描いた作品。
戦国時代を描いた作品は数あれど、流石は北野武監督。かなり異質でインパクト大な作品でした。
当時の色恋沙汰は、男色が当たり前の事だとよく聞きますが、そこにこれ程踏み込んだ戦国作品はあまりないのでは。
また、草原が赤く染まっていく戰場や、川に浮く無数の死体。一族皆殺しの打首シーン等残虐シーンも多々。
大河ドラマも好きだが、戦闘シーンはどうしたってチャンバラの域を超えない。
その為映画ではリアリティを求めてしまうところがあるが、死臭が漂ってきそうな酷いシーンも、この時代では珍しくない光景だったと考えると、そこに歴史のロマンすら感じます。
ただ、こんな時代に生きていなくてよかったと本気で思うくらい、無茶苦茶でしたね。
特に織田信長。こんな人に絶対仕えたくない😅
作品はフィクションであっても、いつ殺されてもおかしくないような世の中で人々が生きていたのかと思うと、想像を絶します。
こんな緊迫感溢れる世界観にも関わらず、ちょいちょい武将たちのやり取りが妙に笑えたりとそのへんもシュールでしたねw
とにかく人間ドラマとして観ている他の戦国時代物とは一線を画しているような作品でした。
いやー、面白かったです☺
人命なんて虫けら以下
北野武という名前を一旦忘れて、単純に血で血を洗う戦乱の世界をよく描けていたと思う。もとから、戦国武将が皆狂っている(今の世からしたら)作品と北野自身が言っていたので、その通りの地獄絵図で、満足できた。惜しむらくはセリフ廻しが現代劇過ぎたことか。大竹まことと岸部一徳位には重々しくあってほしかった。
信長の首と光秀の首
初めて北野武映画を見たからかもしれませんが…
天下人の人物像で、栄華を極め愛情と嫉妬が極端で破滅的な信長、家臣に慕われ慎重な家康、では秀吉は?と思いました。
茂助は秀吉と同じ農民で、今回の映画のように元々は同じ身分の秀吉を夢見て因果応報で命を落とすことは、実際の全国時代にもありそうでした。
ただ秀吉が天下人になれなそうで…
戦をしたらすでに家康に負けそうです。謀をしかけて癇癪持ち、お金をばら撒いてるだけのようで…
こんな人物が上に立てるのかな?と。
この秀吉像だと茂助が夢見た侍大将にどうやって秀吉は農民から成り上がったのかな?という所は疑問に残りました。そして明智光秀にすら負けそうだと思いました。映画ではもちろん勝ちました笑。「数が違う!」だけでは流石に勝てない気が…光秀の方が不器用ですが真っ直ぐで魅力的な人物のように映りました。
最後のシーンで、家臣が必死で光秀の首を探してようやく光秀の首実験の時に秀吉が光秀の首を蹴って、「首なんかどうでも良いんだよ」というセリフがありました。目の前のことしか見ていない家臣と天下を見据えて見えている景色が違う秀吉との対比ようにはどうしても感じられませんでした。
きっと天下を獲りたかったんだと思いますが…映画はそこで終わっていますので秀吉を浅く感じた私の感想自体が邪推かもしれません。
事前の記者会見で「大河ドラマでは出来ない戦国時代を」と確か言われていました。
衆道や処刑が見せ物のシーンは史実だと思いますし、大河ドラマでは確かに出来ませんね笑。「敵の敵は味方では無くて、敵の敵も敵」みたいな戦国時代は実態に近そうだと感じました。
また落語家の祖と言われる曽呂利新左衛門に光が当たっており、立川流ともご縁のある北野武さんらしさを感じました。
笑い有りの、変態 裏切 腹黒 首切り合戦 歴史映画
たけし作品にしては?
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