首のレビュー・感想・評価
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期待していたぶん肩透かしを食らったような、でも武の戦国時代劇なんだ...
期待していたぶん肩透かしを食らったような、でも武の戦国時代劇なんだから、これが観たかったような。西島秀俊の登場人物中ただひとりといってもいいクソ真面目な演技が明智光秀というキャラを浮き立たせ、対極的にどこか現代的で滑稽な武将たちの姿が描かれる。戦国時代という一風ドラマチックな時代が庶民も巻き込んだ〝戦争”であることも見せつつ、劇場内に笑い声が聞こえたように、〝笑い”も含めて武の冷めた目線を感じた。まあ、それはこれまでの武映画とそう変わりないのかも。
自由かよ????
こいつ(ビート)…好きにやってやがる…
武将をおもちゃにしとるでおい…
笑いを挟むな笑いを…
なんか、歴史上の人物たちをすっごくじっくり深掘りしたようにも見えるし、好き勝手に解釈したようにも見えるし、何も考えてないようにも見えるし、400年後の人間どもがいくら考察妄想したところで所詮みんなこの程度の人間なんだよって嘲笑っている感じもするし、全部にも感じる。
どれだろ?って考えちゃうと、その姿見てビーティが膝叩いて喜びそうだからやめなくちゃ…ちくしょう…
刺さる人には刺さりそうだし刺さらない人には不愉快と受け止められそうだし私みたいなのはお前が楽しそうで私も嬉しいよってビートゥの肩叩いてそうだし、もうどう評価して良いか分からんから見て判断してくれとしか言えねえやい。
とりあえず数秒間だけ写し出される惨殺シーンを何回も作り上げた美術さん、ちゃんとカウンセリング受けてね。
すごかったですよ。
たけしじゃない方が…
福田雄一監督の新解釈三国志を観てるかのようだった。
アドリブ入れるなら自分は大泉洋やムロツヨシとかのほうが笑えたのかも。大森南朋や浅野さんの遠慮がちな演技も面白いけど。
また、たけしの関西に対する笑いのリスペクトも感じられた。
笑える中にも垣間見える戦国時代の首にこだわる日本人を海外の人はイカれてる、恐ろしさも抱いただろう。
村重、中村獅童の演技が印象的でした。
自主制作映画なのか?のレベル
戦国時代の戦闘シーン等お金をかけてるのはわかりますが何故か俳優達の演技がぎこちなく素人なのか?と思うほど!編集が下手過ぎて全く気持ちが入らないです。まだ終わらないのかと腕時計をチラチラ見てました。いろんな意味で残念なのでお金を出して映画館で観る価値無しです。
がっかり
北野武作品に期待されてる凄みとか野生味が全く無い駄作だった。
キャスティングのハマりとBL描写
首チョンパを連発するバイオレンスで世界を獲ろうとしたことが見え見えで痛い。
脚本が弱く、オチもないままエンドでがっかりした。
バイオレンス・コントみたい
歴史物を期待するよな人にはガッカリする作品なのかもしれない。僕は歴史物、NHK大河ドラマみたいなのは嫌いで苦手。今回は予備知識なしで鑑賞。たけしの軽妙な喋りが好きだからコント戦国モノみたいで不思議な感覚で楽しめたかな。首はもっと重そうに持ったり投げたりしてくれたらリアルが増したかも。信長の狂気は良かったなぁ。
こういう戦国時代作品を待ってました。
荒木村重の謀反から本能寺の変を描いた作品。
戦国時代を描いた作品は数あれど、流石は北野武監督。かなり異質でインパクト大な作品でした。
当時の色恋沙汰は、男色が当たり前の事だとよく聞きますが、そこにこれ程踏み込んだ戦国作品はあまりないのでは。
また、草原が赤く染まっていく戰場や、川に浮く無数の死体。一族皆殺しの打首シーン等残虐シーンも多々。
大河ドラマも好きだが、戦闘シーンはどうしたってチャンバラの域を超えない。
その為映画ではリアリティを求めてしまうところがあるが、死臭が漂ってきそうな酷いシーンも、この時代では珍しくない光景だったと考えると、そこに歴史のロマンすら感じます。
ただ、こんな時代に生きていなくてよかったと本気で思うくらい、無茶苦茶でしたね。
特に織田信長。こんな人に絶対仕えたくない😅
作品はフィクションであっても、いつ殺されてもおかしくないような世の中で人々が生きていたのかと思うと、想像を絶します。
こんな緊迫感溢れる世界観にも関わらず、ちょいちょい武将たちのやり取りが妙に笑えたりとそのへんもシュールでしたねw
とにかく人間ドラマとして観ている他の戦国時代物とは一線を画しているような作品でした。
いやー、面白かったです☺
人命なんて虫けら以下
北野武という名前を一旦忘れて、単純に血で血を洗う戦乱の世界をよく描けていたと思う。もとから、戦国武将が皆狂っている(今の世からしたら)作品と北野自身が言っていたので、その通りの地獄絵図で、満足できた。惜しむらくはセリフ廻しが現代劇過ぎたことか。大竹まことと岸部一徳位には重々しくあってほしかった。
信長の首と光秀の首
首を題材にするならもう少しやり方があったのでは?
戦国時代の「首」は勝利宣言のシンボルだったことをもう少し強調してもよかったのではないだろうか。
光秀は
信長の首を見つけられなかったから味方してくれるものがいなかった。
秀吉は
光秀(とする)の首をとったから信長の敵を討った功労者となった。
これに加えて、浅井の首(しゃれこうべ)で酒を飲んだ信長の逸話を絡めるともっとおもしろかったのでは?
北野映画がいつも満点だと思うのではなく、たまには平均点もあるんだと思わなくちゃいけないんですけどね。
初めて北野武映画を見たからかもしれませんが…
天下人の人物像で、栄華を極め愛情と嫉妬が極端で破滅的な信長、家臣に慕われ慎重な家康、では秀吉は?と思いました。
茂助は秀吉と同じ農民で、今回の映画のように元々は同じ身分の秀吉を夢見て因果応報で命を落とすことは、実際の全国時代にもありそうでした。
ただ秀吉が天下人になれなそうで…
戦をしたらすでに家康に負けそうです。謀をしかけて癇癪持ち、お金をばら撒いてるだけのようで…
こんな人物が上に立てるのかな?と。
この秀吉像だと茂助が夢見た侍大将にどうやって秀吉は農民から成り上がったのかな?という所は疑問に残りました。そして明智光秀にすら負けそうだと思いました。映画ではもちろん勝ちました笑。「数が違う!」だけでは流石に勝てない気が…光秀の方が不器用ですが真っ直ぐで魅力的な人物のように映りました。
最後のシーンで、家臣が必死で光秀の首を探してようやく光秀の首実験の時に秀吉が光秀の首を蹴って、「首なんかどうでも良いんだよ」というセリフがありました。目の前のことしか見ていない家臣と天下を見据えて見えている景色が違う秀吉との対比ようにはどうしても感じられませんでした。
きっと天下を獲りたかったんだと思いますが…映画はそこで終わっていますので秀吉を浅く感じた私の感想自体が邪推かもしれません。
事前の記者会見で「大河ドラマでは出来ない戦国時代を」と確か言われていました。
衆道や処刑が見せ物のシーンは史実だと思いますし、大河ドラマでは確かに出来ませんね笑。「敵の敵は味方では無くて、敵の敵も敵」みたいな戦国時代は実態に近そうだと感じました。
また落語家の祖と言われる曽呂利新左衛門に光が当たっており、立川流ともご縁のある北野武さんらしさを感じました。
笑い有りの、変態 裏切 腹黒 首切り合戦 歴史映画
笑えない人もいるだろう。
人の命の軽い事 軽い事。NHKの大河ドラマのアナザー・サイドを描いてる感じの男ばかりの狸合戦でタイトルが『首』なのは まさにぴったりの北野作品。
『レジェンド・アンド・バタフライ』の木村拓哉や『信長協奏曲』の小栗旬とは当たり前の様に違う狂気の信長とその家臣達。
編集を北野武がやってるのはやはり《笑いの間》を表現したいからだろう。
・今年は『首』、『アナログ』とビートたけし原作の小説が2本映画化される。
・事前にどの役者が誰を演じるか知っとくのは有りだと思う。
◯映画の日「タイトル通りの作品①」
12:00~14:20 金曜日
たけし作品にしては?
首、さっそく見てきました、概要と豪華キャストということはわかるのですが、残虐シーン、暴力シーン、BLらしきものやら、の連続で今一つストーリーが見えてきません、コンセプトとしては権力とはこうゆうものということはわかるのですが、目の付け所がいままでのたけし作品とはちょっとちがうようです。僕の観点からなのかちょっとあとあじが悪いようにかんじました。
人それぞれ感じかたは違うわけで、たけし作品最新作をみたい!というかたは是非劇場へ足を運んでみるといかがでしょうか。
首ってタイトルがいい
残虐さをそのまま描写してるのは以前からの作風ですが、それが戦国時代なので自然な感じでした。
本能寺の変の解釈もおもしろいし、武将同士の男色も意外にリアルな感じでみれました。
最初のカットのようにリアリティを重視していて、全編で登場人物にいわゆる理想や大義が皆無な感じの過度な見方が偏見も入っているように感じられます。ですが、その中で散りばめられたユーモアが妙に確かにそうだった風に感じさせてくれて、一つの見方として腑に落ちる感がありました。
映像は綺麗でした。
意外なタイトルもそうですし、アイデアがやっぱり面白い人だなって思いました。
つまらなかったけど、もう一度観に行く
文章下手くそなので箇条書きで
・久しぶりの武の映画で期待して池袋のIMAXで観たけど、期待したほどじゃなかった。アウトレイジのほうがまだいい
・残虐シーンは多いけど、武特有の研ぎ澄まされた暴力性みたいなのが皆無だった
・演出は派手だが、胸踊るような見せ場はあんまりなかった。座頭市のようなシンプルな感じが良かった
・戦さものなら、黒澤明の乱、影武者、七人の侍とかのほうが全然おもろい
・武映画は久石譲か鈴木慶一に限る。岩城太郎は好きだけど、武の映画にはあんまり合ってなかった
・ボロクソ書いたけど、もう一度観に行く
秀吉も家康もお爺ちゃん
監督、脚本、編集、そして主演まで務めた、世界のキタノが描く本能寺の変。
北野流の解釈とはどんなものだろうと、楽しみにしていたけど、上映開始早々に違和感を覚えた。
まずは登場人物の話し言葉。
尾張言葉(なのかな?)を話す信長以外、光秀、秀吉、村重など、方言を話す者は他に誰もいない(木村祐一だけは関西弁だが)。それだけでなく、会話のほとんどが現代語ではないか。いくらなんでも、あの時代にこんな話し方はしないでしょ。
もっともおかしいのは、秀吉も家康も年寄り過ぎ。2人とも信長よりも若いはずなのに、あれじゃあどこから見てもお爺ちゃんじゃないか。
役者さんたちの演技や、映像が素晴らしかっただけに、その2点が残念に思えた。
ちょいちょい笑いを挟んでくるのが、良いのか悪いのかわからないが、柴田理恵が登場して、笑い転げていたご婦人が何人かいた。
個人的にはどこか中途半端な感じがしたけど。
面白くなかった
そもそもたけしのヤクザ映画は嫌いで、でも座頭市の映画は割と良かったので今回も時代劇だから面白いかなと思い観ましたが、いや~やっぱり私の嫌いなたけし映画で、鑑賞後に気分が悪くなりました。
観客が気分悪くなるのがたけし監督の狙いなら、まんまと引っかかってしまったということですな。
これで今後もたけし映画を観ることはないでしょう。
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