劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

劇場公開日:

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

解説

人間の心理状態を数値化して管理する近未来社会を舞台に刑事たちの闘いを描くテレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの集大成となる劇場版。2019年公開の劇場版「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__」とテレビアニメ3期をつなぐエピソードを描く。

2118年1月。公安局統括監視官として会議に出席した常守朱のもとに、外国船舶で事件が発生したとの知らせが入る。朱は厚生省統計本部長・慎導篤志とともに現場へ急行するが、捜査権はなぜか外務省海外調整局行動課にあった。船からは、篤志が会議のゲストとして呼んだストロンスカヤ博士の遺体が発見される。刑事課一係は、この事件は行動課が以前から追っていた組織・ピースブレイカーが博士の研究を狙って起こしたものだと知り、行動課との共同捜査としてチームを編成。そこには、かつて公安局から逃亡した狡噛慎也の姿があった。

2023年製作/120分/R15+/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2023年5月12日

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(C)サイコパス製作委員会

映画レビュー

4.0常守さん最高

2023年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公の常森はすごいキャラクターだ。シビュラによる全体支配的な体制を憎みつつも、必要性を否定しない。でも、全てをAIに明け渡そうとも思わない。ペシミスティックにならず、ニヒリズムに陥ることもなく、どこまでも彼女はリアリズムに物事を考えられる人物として描かれている。近年のアニメーションのキャラクターの中で突出して魅力的だ。
今作では、AI時代に人が作った法律は必要かが問われる。今作の悪役的な位置づけのキャラクターはAIを神のようにあがめている。対して、常森は、AIに全てを委ねるつもりはない、AIがある現実を受け入れた上で、それでも人の意思を捨てずに社会を運営していくべきとの考えにのっとり行動し続ける。そして、人の作った法を守るための究極の選択をする。
常森のように強固は意志を持って生きることができるか、AI時代を生きる人はそれを問われることになるのだと思う。2023年にこの映画が公開されたのはとても良いタイミングだったと思う。

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杉本穂高

5.0寸分の隙もない最高傑作

2023年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

公開当初から高評価が多く気になってました。でも、シリーズ見てなかったので、敬遠。その後も高評価のまま、ロングラン上映が続く。間に合わないので、半年後にビデオ視聴前提にプライムビデオで第一期を一気見。完全に惹き込まれて第二期突入。第一期に負けず劣らずの面白さ。小林靖子が関わる作品にハズレなし!第三期は、主役を始め登場人物が代わって、何故?が多い。実は、本作が第二期と第三期の間を埋める作品ということで、大いに伏線回収!轟音上映向きの作品で爆発やドミネーターの魅力がUP。2時間ノンストップで複雑な展開。これは、アニメを見ないと着いてこれない。逆にアニメ視聴者からすれば、最高の作品で第三期の設定が解き明かされます。寸分の隙のない最高傑作といっていい作品でした。リピーターの気持ちがわかる。

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kirakukai

5.0ポップPSYCHO-PASSの完成形

2023年8月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

二期以降大衆ウケするような要素を徐々に増やし続けたシリーズの新作映画。

ただ、中途半端に難しいことをやろうとしていた今までとは打って変わって、今回はポップカルチャーに振り切った様子。(2期以降の作品が今作にクオリティにおいて劣後すると言いたい訳ではない)

今作の魅力は3点ある。「書籍のエモい引用」、「カッコいいアクション」、「目まぐるしく展開する衝撃続きのストーリー」だ。

・書籍のエモい引用
登場人物が要所要所で書籍の引用を行う。これがエモーショナルなのは、"カッコいい"或いは"オシャレ"と感じられるシーンに決まってそれを配置するからだ。

・カッコいいアクション
躍動感ある戦闘シーンはやはり特徴的。登場人物が繰り広げるアクロバティックな戦闘は、迫力満点。おまけに今作は登場人物間での交戦シーンが多い。そういう意味で、この要素が今作の魅力の大部分を占めるといっても良い。

・目まぐるしく展開する衝撃続きのストーリー
展開の緩急を操作することで飽きさせない作りにしているのは勿論、緩急を操作するタイミングでは必ず「衝撃的な展開」を用意している。
しかし、今作の最大の特徴は、ストーリーを「軽さ」に振り切ったところにある。これは二期以降のみならず全シリーズを通して、今までになかった試みだろう。
一見難しそうなことをやっているように見せて、因果を追えばストーリーが楽しめるようになっている今作の作りは、謎解きパズルに似て考察者を適度に楽しませてくれること請け合いだ。

ただ、このようなコンセプトにするのであれば、古参しか見れないようなコンテクスト依存の作りにするのはどうかと思う。

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Achilles

4.5映画館で見れてよかった

2023年8月1日
iPhoneアプリから投稿

なんとか上映期間内に見る事が出来た。
ドミネーターの出番は控えめだけど、だからこそ終盤のドミネーター登場場面でもうワクワクが止まらない。
コウガミに助けられてドキドキしてるのになんとも無いフリをするあかねちゃんかわいい。
またシリーズを見直してしまうんだろうな。

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おこげ

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