NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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あのビールって。
久々に映画館で観た作品です。
ジョーダン・ピール監督作品は今までキャンディマン含めて3作観てきましたが、どれもこれもが人種問題に触れており、自分的にはまたかと辟易。。
ホラー映画に社会性は余り必要としていない自分にとって、この監督作品はもう観なくて良いかなと心に決めておりました。
しかし、この作品はなんだかTwitter界隈で評判が良く、劇場でしかもIMAXで観るべき!なんて噂もチラホラ。今度のピール監督は一味違うぞと。それで連休中余りにも暇だったのでIMAXではないけれどレイトショーで観てきました。
が、やはりご多聞に漏れず、黒人云々〜何てセリフが序盤少しだけはあったりしてそこで何となく嫌な予感。。けど、まぁコレはホラーでも何でもなくSFですね。バイクシーンはアキラだし、敵(?)は心底エヴァっぽい。大きな音と画角で何とか今までの監督作品よりは良い感じにも思えて観終わったけど、部屋でみてたらまた印象変わったかも。あのサルは黄色人種のメタファーとか、他の人は色々言うけど、まぁ、そうなのかな。言われてみればね。
にしてもあの劇中のビール、キリン一番搾りだったのかな?
ま、どうでもいいや。
〜劇終〜
予想外でいい
ホラーかと思ったら途中からアドベンチャー映画に変わった。
●人物が負け犬で、動機が目先の金のために命を張るという設定が気に入った。ヒロイックにはない新鮮さだった。
●UFOが人食い生物、さらにあのデザインがいい。
●猿の暴走のエピソードがある意味、内容にあまり関係なくて逆にいい。
いろいろ予想外で良かった。
空前絶後の西部劇
対決の場面から一気呵成にエンディングに向かっていく腕力に圧倒され、一瞬満たされた気分になるものの、エンディングロールで我に変えるとやはり猿と黒人の話のつながりがイマイチ理解できず。あとで色々調べて理解はしたものの、この作品はそれ込みで楽しむと割り切れば、それはそれで楽しいわけで。余韻が続くというか。
ただ、根底にあるものは変えずに、さまざまなネタを散りばめて相変わらず面白い映画を作るもんだなーと感心。
次回作も無条件で観るでしょうね。
映画スタッフに対するキキパーマーの自己紹介のグルーブは、とても気持ち良かった。
後半は良い
最初はなんだなんだって感じの始まり方ですが、意味が分からないまま中盤あたりまで行くので退屈です。
後半になってアレとの戦いになってくると面白くなります。
撮影おじさん、突っ込むならもう隠れてなくて良かったのでは…。
CMだけ見て終始UFOから逃げる映画かと思っていたので想像からはだいぶ違いました。
最後なんで吹き飛ぶんでしょうね。
いくら布みたいな作りしてるからって…。
商業主義、白豪主義へのかなり控えめな風刺
動物タレントへの配慮に欠けた扱いから始まって、映画の創世記に黒人が果たした重要な役割、非白色人種が置かれた苦境など、尊厳を失いかけている主人公たちを励まそうとする素材を随所にちりばめた。
そこになんであの未確認飛行物体が…?と思いきや、なるほど、それも生命体でしたか。
わずかな接触で、その習性を的確に捉え、なんとか接近遭遇の瞬間をカメラに収めようと努力する姿に思わず声援を送りたくなった。
チンパンジーによる悲劇の伏線も、マイノリティによる涙ぐましい努力と絡めて見事に回収され、主人公たちが「yes!We can!」とでも言いたげな大団円まで、一気に駆け抜けた映画だった。
「俺は見てるからな」という兄が妹に送るサインは、「おまえたちの所業を見逃さないぞ」とあらゆるものを踏み台にする白人社会や商業主義社会に警鐘を鳴らしている姿とも受け取れた。
ところが、視点を変えれば、その主人公たちですら、インスタ映えする未確認空中現象をカメラに収めるためだけに、かなりの犠牲を払うことになってしまった。
現代社会が、何を犠牲にして成り立っているか、ということを巧みに風刺した映画だった。
いい意味で裏切られた
予告編から「UFOの映画」だとはわかっていましたが、ホラーっぽい雰囲気が強かったので、UFOとホラーをどう繋げるのかが気になっていた作品。結果は予想外の展開で大満足でした。
開始早々物語は動き出しますが、その後1時間くらいは退屈な場面が続きます。面白くなるのは、UFOの正体が明らかになった後半から。怒涛の展開で映像も派手になるのでワクワクが止まりません。登場人物が少ないのも物語に集中できて好印象でした。
ジョーダンピール監督といえば、ちょっと不思議で不気味な映画を撮るイメージですが、本作は直球のエンタメ作品になっていたので映画館で観て正解でした。なお、ホラー要素は薄めですがビックリさせるシーンは何か所かあるので注意です。
ただ、本筋ではありませんが「これってどういう意味なんだろう」や「結局あれってどうなったんだろう」という、ちょっと消化不良な部分もあります。また、結果として自分の好きなジャンルの映画だったので楽しめましたが、ガチのUFO映画(「未知との遭遇」や「ET」みたいなの)やホラー映画を期待して観に行くと肩透かしを食らうかもしれません。雰囲気としてはトム・クルーズの「宇宙戦争」がなんとなく近いかも?
どうしてもふざけてしまうジョーダン・ピール
ふだんこういうやつ見ないから、いやなんすかこれ・・・って感じだったんですけど、思い返してみると結構楽しめた。そもそも映画にかかわる人物が、自分で映像撮ってみる映画だっていうメタ要素もそうだし、映画の歴史に言及したり、カメラとかショーが象徴的にあつかわれたり、SFチックな要素を扱いながら(結局UFOじゃないし)、アクションとホラーとをぱっきりと小分けにして出してきてくれたり。
なんか映画について一家言ある人が作ったんだなあ、というのはわかるのだけど、どうも真面目になりきれておらず、そこでAKIRAかよ草、という印象に全部持っていかれました。笑
社会批判的エッセンスはない、けれど
第1作は人種差別、第2作は格差。
この2作は、ある意味でスプラッター的恐怖ではないが、オチのところで唸らせた作品であったと思う。
じゃあこの作品は?となる。社会批判的な側面はない。しかし、最後まで目をそらすことはできなかった。あの牧場
の広い大地に不気味な雲の宿る空。それがからまって否応なしに惹きつけられた。いろんなところで例えられているが、
結果としてスピルバーグの未知との遭遇で始まり、ジョーズでおわるストーリーもこの監督の手にかかれば、こう料理さ、と
いう思い。
あと気になった点 印象に残った点
・アカデミー作品賞にノミネートされた「ナイトメアアリー」は、米国の田舎をどさ回りするサーカス団が舞台だったが、この映画はある意味「西部劇村」が一つの重要な鍵を握る場所となる。
そこの観客たちが、そんなに金持ちというのでもなく、派手な服を着飾っているのでもなく、それでも、垢抜けているわけではないが、よそ行き風な服を着ている。そして、たまにそういったアトラクションを楽しみにきてる。それが「ナイトメアアリー」に通ずる空気を感じた。昔、ニューヨークやロス以外はどこも同じ田舎というのを聞いたが、それが私が感じた印象に通ずるのかもしれない。
・この監督の作品は2回見なくてはいけないのかな?というのも冒頭のシーンは意味があるんだろうなとは思うが、その種明かしは半ば過ぎないとわからないが、そのため明石を一緒に楽しむと思えばいいのかな。
・池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXで見たが、やはりこの作品は普通のスクリーンでは良さはわからないかな。
テーマの割に・・・
特に前もって何も入れずにいったが、結構面白かった。
不器用で頑固な男が周りを巻き込んでいくパターンのアメリカンヒーローもの。
第三者が助言するなら間違いなく逃げろというところだが、何故か周りも協力してしまうのは謎だが、都合よくスペシャリストが仲間になり上手いことパーツが揃っていく。
ほっとけない感じもあるが、何とも言えないヒーロー感についていきたくなってしまうのかもしれない。
西部劇みたいなロケーションなので、テーマの割に絵作りがどうしても地味に・・・
もう一度見たい
今迄の作品とは、ちょっと違う雰囲気。
とりあえずホラー要素は少ない。
体調が良くなくて、少しウトウトしてしまった部分もあるし、イマイチ何の比喩か分からなかった。
映画オタクの友人が見た後、ノープの事ばかり考えていると言っていたので、
そこまで言わせる程の意味合いを確認したい。
↓
↓
他所様の感想を読んで、成る程、理解しました。
やっぱりもう一度見たい。
賢く美しい人類の友
お馬さんたちが影の主役でした、ラッキーに賞をあげたい
UFOを一匹の動物としてみる、ジョーダン・ピール監督、今回も面白いアイデアを思いつくなあ
作中の印象的なエピソードであるチンパンジー暴走事件、UFOと直接的な関連はないものの、だからこそ得体が知れずホラーなテイストを盛り上げていた
話が進むと事件の経験者だった元子役のアジア人がUFOを飼い慣らそうとしていたことがわかり、多少なりとも成功していたのは野性動物の恐ろしさを身をもって知っていて、UFOの本質を見抜けたからなのか、というところに繋がる、でも彼は幼少期のトラウマから恐ろしさに魅入られてしまったんだろうな、最後は食べられてしまう
今回もホラーなのはペリット吐き戻し恐怖の一夜シーンまで(ここは家屋が血まみれになりビジュアルかなりグッド)
ラストは荒野、ラッキーを駆る真昼の決闘、UFOとの直接対決で一気に盛り上がる
これまでのピール監督の映画にはなかったチーム戦(仲間に白人がいるのも初)でスケールも大きくクライマックス!て感じが良かった
いろいろなアイデアを持っていて次が気になる監督ですね
想像以上に面白かった
いわゆるUFOは、物体ではなく生き物という設定なのね。そして、どんどん形態が変化するのは既視感があるけど、非常に面白かった。
ただ…。
チンパンジーのシーンの意味が、全く理解できません。要るのか?
誰か説明して下さい(笑)
誰かのレビューに記載があるかな?
あぁ、そうやってやっつけるのね…
空軍が戦闘機からミサイルを撃っても効かないパターンかと思っていだけど、これならミサイルでやっつけられそうだな…と妙な安心感がありました(笑)
いずれにしても、想像以上に面白かった!
なるほど
奥が深いです
ただ鑑賞するだけでは
難しいので
あらすじやストーリーを
考察してからが
よろしいかと思われます
チンパンジーの話しは
どう話しと繋げるとイイか?
なんだけど、
何となくわからないでもない
とにかく細かい説明がないので
理解した時は
奥の深さがわかり
達成感も少しあります!
お腹壊しやすい
アイツのデザインが良かったです!
ちょっと前半のゆっくりさに、んん?これはどうゆうお話ですか?ってなりかけたけど、最後まで観て、結果楽しかったです!
もうちょいエンタメを期待してたけど、主人公の実直なキャラが素敵でした。
あとは、
チンパンジーは怖すぎる。そしてあの子は可哀想過ぎる。
コインって実際どんなもん速度でるんだろ?
Googleマップにもないとこ行ってみたいなぁ。
期待を超えた3作目!🛸
めっちゃ面白かった!
というかこういうホラーSF映画は初めて観ました。
新たなジャンルでも期待を超えてくるジョーダンピールすごい。
未確認飛行物体を撮ってバズろうとした兄妹の計画がまさかの展開に発展していくっていう感じの映画なんだろうなとは思ってたんですけど、
兄妹の絆もひとつの大きなテーマとして描いていたのでそこも良かったです。
兄貴がほんとに良いやつで、、泣いちゃうよ。
個人的に気になったのはUFOをガチで撮ろうって作戦会議のときに食卓に出ていた「麒麟一番絞り」のビール。
なんで麒麟なんだろ、監督が好きなのかな…
あと最後のAKIRAのバイクオマージュは笑っちゃった
(カッコ良すぎて)
雄大で美しい自然の描写と、得体の知れない未確認飛行物体の迫力、カッコ良すぎる音楽、もうIMAXで観てよかった!!
可能であればIMAXで観た方がいいですよ〜!
コントロール
ノープ失礼ながらあまり期待しないで観たらかなり面白かった。なんで評価低めなのか意味がわからない…
自分の解釈的にはやっぱりこれも寓話系で、生き物を私利私欲の為にコントロールしたら痛い目に合うって事だと思った。
どこにフォーカスするかで面白い詰まらない別れると思う。
アレそのものに目が行くとガッカリしちゃうのかも。
だからこそ、ああいったデザインにワザとしたんだと思う。
そこじゃないんだわ。
以下ネタバレ
あのアジア人は過去にコントロールされていたチンパンジーのストレスが爆発した時、自分だけは危害を加えられなかった。おそらく子供で純粋だったから。彼は大人になりその危機を乗り越えたにもかかわらず自分の私利私欲に走ったから最後はああなった。
馬をアレに食わせるのをショウにしたり顔をグチャグチャにされた元共演者の女性も商売の為に利用してたり結構エグい奴なんだよね。
主人公は生き物をコントロールして生計を立ててはいるが馬を家族と考えており生き物ファーストだからが本人が嫌がる事はしていない。
そういった動物的本能がある人だったから、アレの生態もある程度見抜く事が出来た。
あのカメラマンのフィルムは撮れていたと自分は感じた。若い白人が食われそうになった時、有刺鉄線が絡まって落っこちて生き延びた時に一緒に落ちてきたフィルム缶が撮れてるって事だと思った。なのにあの爺さんが1人で自分を犠牲にしてまで撮りに行ったのは男の死に場所探し的な事で奇跡の瞬間を撮る為。その辺は西部劇チックで良かった。
あとジーザスリザードのTシャツがナイスでした!
評価低めなのが謎。感性は大事ですな。
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