NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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面白かった!…けど
本作は面白い映画でした。
…けど思ってた映画と違う!
予告ではミステリやサスペンスっぽい感じで紹介されてたので
そんな感じの映画なのかな?と思っていました。
全然違いました。
でも面白かったです。
面白い。けど前半はちょっと辛抱。
面白かった。
けど前半はゆっくりすぎるかなーという話の進み方。妹のキャラも前半はあまり好きになれなかった。
後半、未確認物体が正体を現してきたところで、「逃げよう!」でも「やっつけよう!」でもなく「撮影しよう!」になるのがナナメで面白い。
こういう映画は最近は生存キャラが主人公オンリーになることが減ってきているので、今回は誰が生き残るかと思ったらナルホドって感じである意味納得。
ちょっと残念なのは、物語に込められた深い意図を考えながら観ないとチンパンジーのエピソードとの繋がりが見えなくなる点かな。
地味に良かったのは、4人が夕食をほとんど平らげていたっぽい点。映画やドラマでほとんど食べていないのにご馳走様言うのが意味わからんと思うタチなので。
当てはまらない…
どのジャンルにも。。未確認生物?物体?が襲うホラー映画という括りではなかった。怪物と人間との戦い、アクション?とも取れたが。冒頭のチンパンジーが暗喩となり、見世物が襲う恐怖を言いたいのだろうか。ホラーと言うには長く、コメディタッチのところもあり、間延びするのだが、高尚なのか、初見では監督のメッセージが分からなかった。
新説か!?
不気味でした。地球外にいそうです。人ではなく、動物だったのが幸いだったのかもしれません。
ウォーキングデッド以来のスティーヴン・ユァンでした。元気そうで何よりです。
最近では地球外生命体関連の映画が減り、イメージしつくされた感があります。こういった新たな視点の映画が増えることを願っています。
風刺はいいが、それなら正面から勝負してほしかった
風刺や、細かい作り込みについては、「丁寧に作ってあるなあ」と確かに感心します。
技術的なところでも、アマプラで観たので貧弱な視聴環境でしたが、それでも音響や、だだっ広い土地や空の描写など、すごいなあと素直に感心しました。
ただ、それらの細部や仕掛けが映画の面白さや感動につながっているかというと、うーん・・という気がします。
よく解説されている、見る/見られる関係についての風刺的な描写はそうなのでしょうが、それがホラー映画として怖さのプラスになっている訳では無い気がします。
怖いといえば、かえって補助的なエピソードであるチンパンジーの暴走シーンの方が怖かったかも・・。
「風刺が効いている」で終わるのではなく、それを正面から恐怖として描いてほしかったと個人的には思いました。
後半は完全に単なるバケモノ退治で、全然怖くなかったので。
エヴァやAKIRAへのオマージュもありますが、個人的には、そういう小ネタより本体で楽しみたい!派なので、あまり響きませんでした。
でも雑な部分は全く無い映画で、この監督の他の映画も観てみたいと思いました。
多少のネタバレを受けてても楽しめた
牧場を経営する父の死後、OJは牧場を引き継ぐが維持もままならないほど経営は傾いていき…。
ジョーダン・ピール監督作。多少のネタバレを知ってしまった状態で鑑賞したものの、想像の斜め上の展開だったため中盤付近は引き込まれた。終盤はスッキリとしないためやや不満でした。
前作2作とはテイストが違う
「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール監督の作品
この2作とは違ったテイストでした。
でも根底にあるテーマはやっぱり人種差別です。
映画史における黒人の役割を考えさせられました。
また観る側と観られる側の立場による違いや
馬を効果的に使ってストーリー展開していくことなど
ジョーダン・ピールは難しくひねりを効かせていました。
監督が伝えたいことについての理解が評価を分ける
この作品を鑑賞している最中、「この演出には意味があるんだろうけど意図がはっきりわからない」と感じるシーンが何箇所もあり、「わかる人には楽しめる作品なんだろう」と感じながら鑑賞していた。私は鑑賞後に批評サイトでそれらの演出の意図がようやく分かったが、鑑賞中にそうした意図・構造が読み取れた人にとってはとても評価の高い作品になるのだろうし、そうでない人にはいまいちピンと来ないまま、単に大規模なSFホラー作品として楽しむだけになってしまうのだろう。
これは面白い
プライム・ビデオ鑑賞
ジョーダン・ピールのパニックホラームービー。
これは面白い。彼らしくそのワンアイディアが秀逸です。
地球外生命体を扱い、ここまでリアルを感じる作品があったろうかと思うくらい。
それと演出がうまいですね。緊張感がずっと継続しており、各章刻みにしているのもうまい。
冒頭からキーワードとしているラッキーの使い方もうまいと思います。
終盤第二形態になったのはよくわからなかったのですが、使徒っぽくて良かったですね。というかモロ使徒です。
あと「AKIRA」 金田のスライドブレーキも出てきて、ここら辺もオマージュがみられます。
最後には兄弟の絆と勇気により、一気に全ての勝利を掴み取る。
「ゲットアウト」もそうでしたが、最後の落とし方が少し荒い気がしましたねw
それでも全体的に倒しめましたし、これはスクリーンで観たかった作品です。
訳が分からなかったほうが幸せな映画だが、訳が分かるようになりたい
非常に良くできた映画で、社会批判と現代消費社会への警鐘をしつつエンタメSFに仕上げている。しかし問題なのは普通に視聴するだけだと訳が分からないUFO映画に映ってしまうところ。だがそれこそがこの映画のすごいところなので、そこを評価しろと言ってもそれは無理なので星3くらいの評価に落ち着くのは妥当といえば妥当かもしれない。
今の世の中、様々なものが話題になっては消費されて消えていく。この消費者は視聴者たる我々なのだが、それは無意識に他人を食い物にしていることにほかならず、それはまさにこの映画の「謎の飛行生命体」そのものなのだ。それに挑むのは、名のない、なんなら意図的に食いつぶされてきた有色人種の人々であり、アウトローなカメラマンだ。
言ってしまえば、この映画は「消費する側が暗喩された謎の生命体が、消費社会で食い潰される人々を食い荒らす様を、消費者である視聴者が眺める映画」なのであり大変に気色が悪い。趣味が悪いと言ってもいいかもしれない。この、映画を見ている観客そのものを皮肉る手法は「ジョーカー」でも使われており、少なからず影響があるのかもしれない。
ただの訳分からん映画としか感じなかったのならば、そのほうがきっと幸せなのだが、それに対して無関心でいたいとも思わず、気色の悪さを噛み締めながら、今の社会を生きていかなければならないのだろう。
なんでも説明すりゃいいってもんじゃない
人喰い宇宙人VS牧場経営兄弟の全面戦争映画です。
空から降ってきたゴミに当たって亡くなった父の後を継いで馬牧場を経営するOJは事故のときそばにいて何かがゴミを振り撒いて飛んでいくのを目撃していました。
何かは分からないけど何かが気になっています。
その何かとは形を変えて飛ぶ人喰い宇宙人です。
その人喰い宇宙人を何か分からないけど超常現象として自分の経営するアミューズメントパークの出し物として利用しているのは元子役で悲惨な事故に巻き込まれたことのあるジュープです。
牧場に妹のエムが戻っていた時人喰い宇宙人に観客もろともジュープも食べられてしまいます。逃げたりするんじゃなくてOJとエムは決定的瞬間を撮って拡散してバズらせたら大儲けできると人喰い宇宙人を撮影することに決めます。
退治とか復讐とかじゃなくて写真撮って大儲けです。
意味わからないから面白くなかったなどの評価を見ましたがむちゃくちゃ怖いけどワケわかんないから思考がバグって写真撮ってやろうは逆にリアルに思えました。
人喰い宇宙人って何処から来たのか何なのか一切説明がないためハテナと恐怖と興味が混在します。
好みが分かれる映画だと思いますが、はっきりしないまま進んでいき謎だらけで終わるのもいいなって
SFだけに留まらない現代社会への問題提起
いやー、絶対に食われたくない。
まさかUFOが乗り物でなくて人食い生物だったとは。
その発想が面白い。
しかも洋画にありがちな作り込まれた宇宙生命体ではなくエヴァの使徒っぽいのが現代チック。
解説を読むと、実際にエヴァの使徒からインスパイアされたと語っている。
ストーリーの中では所々にオマージュがあるのも楽しい。
ジョーダン・ピール監督は人種差別など社会問題をホラーで描くが、この映画もやはり単なるSFではなかった。
冒頭のチンパンジーのエピソードから、順に登場するモノなどのキーワードでチャプター分されている。
それが故に、私はチンパンジーの話しがこの映画にどう関係あるのか分からなかった。
他の方のレビューや解説を色々拝見してようやく納得。
そもそも私自身がチンパンジーを他の人間と同等に観ていなかったから、そこに気付けなかったのではと、自分が怖くなった。
まさに監督が問題提起している人種差別だ。
黒人・黄色人・レズビアンなど。
チンパンジー・未確認生命体は隠喩だ。
人間も動物も宇宙人も、バカにしたり見せ物にするのは良くない。
未確認生命体も怒ったり、お腹壊したりする、、。
映画のもう一つのテーマが「支配と共存」だ。
未確認生命体を支配しようとしたジュープは食われ、目を合わせなければ食われないと気づき一時的に共存できた主人公。
目を合わせないルールは主人公と馬のやりとりからわかるが、未確認生命体から生き延びる術として繋がっていたのだ。お互いを認め、ルールを守れば共存できるのではないのか。
現代のSNSの問題も組み込まれていて、自分の欲望や利益の為に犯した罪は罰となって跳ね返ってくる。
今一度、その発信は誰かを傷つけないかを考えるべき。
そして、映画界での完璧な映像を撮りたいがためにおこる死亡事故にも警鐘を鳴らしている。
未確認生命体を撮ろうとして食われたホルストや記者。
欲望に取り憑かれてしまうと、安全面を無視して身を滅ぼす。
そんな議論を起こすきっかけになればと思ったのかも。
チンパンジーで視聴率を取ろうとして殺された人達。
未確認生命体を見せ物にして食べられちゃったジュープ。
あぁ、そういえば未確認生命体から吐き出された、グサグサと落ちてきたコインがやたらとあったのは、、、
見せ物にしようとすると者への応酬で、欲しかったお金で殺される的な?
これは冒頭の旧約聖書のナホム書第3章6節からの引用から読み解く「力の行使によって支配を行う者は、逆に滅ぼされる」だ。
SFホラー的には徐々に明かされていく謎と、ハラハラする展開が面白かった!
意味を深く考えずに観終わるのは勿体無い。
社会問題提起への変わったアプローチの作品でした。
やっぱりこの監督は合わないのかな。
前二作品に比べたら分かりやすい気がしました。
この監督が評価を受けるのはなんとなくですが分かりますし納得です。
でもなんかどの映画も難しい解釈にとられるようなリードを出しすぎて、しんどい感じになっちゃいます。
雰囲気感じたのはこの作品は前作ファンで賛否両論なんだろうなということです。
マジかよ!
NOPEってNOを強調したスラング、「マジかよ!」とか「ヤバイ!」って叫んでるってことか・・。
数あるUFO映画の中でも荒唐無稽、謎の飛行物体自体が人を喰らう生命体っていう設定だが姿を見せるのは終盤10分、いくらなんでも気を持たせ過ぎ、凶暴なチンパンジーのサイドストーリーは何だったのか意味不明、のらりくらりと兄妹の無駄な茶番劇を見せられるだけ・・。
怪物も予算の関係からかまるで風呂敷のお化けと至ってチープ、ハイテクなメカらしきものも無く、これで電気障害を起こせるのか謎だらけ・・。
これだけの事件を起こしながら軍どころか保安官一人すら出てこない、どうやって対抗するのかと思ったら風船人形を喰わせてボカンって、ゴーストバスターズも真っ青な漫画ですね。
確かにNPOE!って叫びたくなります、トホホ。
最後の方の、戦う時の音楽かっこいい
『やつ』を撮影するため頑張る主人公たちと、
主人公たちを○○するため追い回す『やつ』。
主人公たちと『やつ』の逃げる追うのシーンに流れる
曲が、かっこいいと思いました。
100%ホラーではないと思うけれど、
不穏さや不気味さは怖かったし、
雲間から、あるいは雲越しに見えるあのシルエット
が怖くてたまらず。
また、撮影して、撮った写真または動画で
一攫千金のために命はって頑張る主人公たちにも星4.5。
彼らは果たして、オプラのような偉人に会えるのか…。
ラストまで、2時間以上ある作品を、
こんなに固唾を呑んで観続けたのは久しぶりです。
すごく良かったです、楽しかった!
なんだろう?この映画ナゾです。58点
父が謎の死。そこから原因を探そう、、
そんな話が始まりますが前半はほぼ無くても話が成立する話だと思う。
後半からはどう大きい謎の物体から戦うのか?
そして最後は倒してしまうという、SFとしては倒していいのかと思ってしまうがそれでいいのでしょう。
まあ気になった映画だったので観れて良かったです。
予想してたのと全然違ったー(笑)
みんなが上を向いてるポスターってゆう前情報だけで見たけど、結構思ってた内容と違いました。ちょっとホラーの要素あったし、謎の生命体も奇妙で怖かったです。
主人公はしかしよく相手の弱点を分かったなー。全体を通して何がなんだか何を言いたいのかよく分からない内容でした。続編出るのかな??
全414件中、61~80件目を表示