NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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ピール監督にいつか”和製ホラー(日本が舞台)”を作ってほしい…(ネトフリとか活用して)
タイトル見て「なに馬鹿言ってんの!?」⇒振り返ってみる。
前半の神がかり的なじっとりめの想像力を掻き立てる演出と間の取り方を、そしてゲットアウトとは違う後半のアクションを。
前半★★★★★☆
後半★☆
=評価★★★☆
わかりやすさは前半★2。後半★3。
皮肉。演出。メタファー。
ゲットアウトのときも多少は感じたが、「正体見たり○○」みたいな直球過ぎる後半のネタバレ&アクションはあまり好きになれなかった。前半だけなら、印象に残るシーンや心の深層を逆なでするような演出だけでご飯三十杯。
もう正体わかった後なんて数分で映画終わらせてもいいんよ……。「わかるまで」に重きを置く意味不明の連鎖+この監督の演出+和製ホラーって相性いいと思うんだけどなあ……。遠くでなんか動いてたり、画面の隅に情報隠したりとか、パニくる陽のホラーじゃなくてじっとりした陰のホラーの意味で。
暗がりに溶け込む黒人の肌と、目と歯のコントラストほんとう上手いよね。
あと他レビューでも語られる社会派スパイスは健在。
おさるのジョージは何者やったんや?!
「ツイスター」と「サイン」と「ゴジラ対オルガ」をごった煮したような作品。
ゲットアウトもアスもギリギリ意外性を保っていたので
この監督は見続けようと思うのですがうーん、てなところ。
山場にたどり着くまでが摩訶不思議な雰囲気だけで抑えようとしていたので
ちょっとキツかったですねえ。最終決戦も腹下しだけが攻略法なのに
これだけ持たすのは大したもんかもしれないが。
あーそれと監督の志向なのかもしれませんが主役が黒人である必要は
全くありません。それと洋画でアジア系は見たくないなあ。
60点
3
TOHOシネマズ日本橋 20220915
社会風刺の詰め込み映画
鑑賞後の気持ち
風刺の仕方や演出は面白いと思ったが、一本の映画としての出来は悪いと感じた。
鑑賞後の心の変化
動物は大切にしよう
鑑賞後の行動の変化
映画のレビューを見るのはやめよう
好きなシーン
チンパンジーが暴れてるシーン
嫌いなシーン
チンパンジーが射殺されるシーン
馬が可愛い
これは話がよくできていた。寓話的でもあり、考察が必要になるタイプの映画。
実はストーリーをあらかじめ読んでいたのでオチは知っていたが、それでも楽しめた。一応ホラー映画なので「こいつは死ぬのか…?死なないのか…?」という観点でも楽しめるしね。
まず登場人物が少なめなのがよかった。ホラーによくある、たくさん出てきてどんどん死ぬみたいな雑さは一切無し。それぞれのキャラにちゃんと役割があった。
ストーリーは、たまによく分からない所があった。ジュープは雲のことを知っていて以前から馬を食わせてたって、見てたら普通気づくもの?
冒頭のチンパンジーのシーンも、「え、見る映画間違えた?」と思ってるうちに終わるので、見返しが必須な気はする。
恐怖シーン以外のちょっと退屈なところは馬の可愛さでカバーできる。時代物以外で馬がたくさん出てくる貴重な映画。ただし馬が何頭か死ぬので馬好きは注意。
主人公の、静かなること林の如し動かざること山の如し感がヤバかった。ホラー映画で主人公一度も叫ばんことある?車の中から静かに上(の化け物)を見てまた静かにドアを閉めるのおもろすぎた。ホラー映画だと「おいなんでそんな軽率なんだ!」と思わされることはよくあるけど、この主人公は重厚である。
含蓄のあるストーリー、魅力的なキャラクター、適度な怖さ。大変素晴らしい。
ひとつだけイチャモンつけるなら、主人公が最も「生物に対する対応」を理解していたのに、倒すのは妹なんかい!とは思わないでもない。
タイトルなし
兄貴の会話や動作がノッソリとした物に徹しており、パニックムービー寄りの作品だというのに走ったのは、たったの1回だけ。この辺りが苦手で主要キャラだというのに最後まで牧場兄妹の事が好きになれなかった。ただ、他の演出や話の進め方には引き込まれてしまい、結局のところは楽しめた作品でした。
何度も観る事に成るチンパンジー暴走現場に不自然な姿勢で立っている靴。日本だと天気を占ったりするけど、これなら空から遺留品くらい降ってくるよねと思った。
アニメ作品「AKIRA」をオマージュした電気バイクの停車シーンには痺れた。
ハラハラ時々ドキドキ一時ビックリ後ゲラゲラ
まあ、タイトルの通りです。
・IMAX4Kレーザーで鑑賞。音を上手く使った「恐怖」「脅威」の演出が秀逸でした。また、牧場の壮大さだったり「スピード感」がきれいに表現されていました。
・ストーリーは、牧場主が長男の前で死んでしまいます。不気味な物音と共に空から何かが降ってきてそれに貫かれてしまうのですが、散々見てきた予告ティーザーから想像もつかなかったものでびっくりしました。そして予想通りの伏線でした。馬の尻に注目してみて下さい。
・話が進むにつれて恐怖からギャグ(おふざけ?)が混ざっていきます。徐々に気づかないうちに仕込んでいく様は伏線回収しながら、お!と気づいていきます。
・で、ラストは壮大な作品のオマージュ?(パクリw)でした。なんか、「何者か」の弱点が推定された時点で予感はあったんですけど、まさか、テツ・・・なんでもないです。まんまのアレをぶっ込んでくるとはw
そして、ラストは脱力と爆笑でした。あまりに予想通り過ぎて・・・
・早々に結論が見えたアスよりは、話そのものも楽しめました。でも、雰囲気はなんとなくアスだったり、メッセージだったりを想起しました。
ということで、単純なSFホラーではないです。ホラーからコメディへの転換は見事じゃないでしょうか。そこは全然予想してませんでした。
大画面で観たかった
思わせぶりな予告を観た時点で、前作『US』の内容と相まって、ジョーダン・ピールは正しく(?)シャマランの後継としての道程を歩み始めたのでは⁉︎と妄想したが、わりと当たっていた…。巨大円盤型生物襲来絵巻としての映像は実写版エヴァみたいで迫力があったので、これは劇場で観るべきだったかとも思った。ちゃんとそんな映画だって宣伝してくれてたら観に行ってたのに。
チンパンジーが撮影中にキレて大暴れというエピソードは、その後、生き残ったジュープが他の生命を意のままに操れば罰が下るという教訓を活かせないで悲惨な末路を辿る件と、それがそのまま有色人種への扱いのメタファーだったりする件として、テーマ的に本編に絡んではくるけど、それが有機的に一本の映画に結合せず、意識高いことをやっている映画とB級のノリでやっている映画を並行して観ているような気分になってしまった。それは黒人が映画誕生の始めから映画に存在していたにも関わらず疎外されてきた、というエピソードも同様で、そこらあたりの思わせぶりに色々やっているけど、総体として散らかっている感じは、味といえば味だが、やはり少し物足りない。西部劇を取り入れたりというのも、あまり消化されていない印象だったり。
とはいえ今作のように色々と現代的テーマやジャンル横断的なアレコレを詰め込んで提示しないと巨大生命体襲来なんて映画を今どき予算を掛けては作れないだろうし、実際に力の入ったSF的スペクタル映像を見せてくれたので、当然に楽しませてはもらったのだった。なので有り難いし、文句をつける気は毛頭ないんだけど、楽しかった分、もっとこうだったらという欲張りなオタクの欲求がムクムクと湧いてきちゃうのだった。
違法でしょ
近所のテーマパークのいたずらっ子が侵入してOJを驚かすシーンが一番怖かった笑
チンパンジーが人を襲うシーンの後、馬が暴れることを想像してハラハラしてしまった。
馬の後ろに立つなって言われているだろーが!
寡黙なOJに対しておしゃべりなM。
プレゼンはやたらはしゃぎ過ぎて、空回りが虚しくて。
カメラ設置を頼んだ後、違法承知で動画を見ていた店主。
や、違法だからね。
ドタバタ騒ぎでうやむやになってるけどさ。
その後出てくるやたらと低音ボイスの映画監督。
生き証人になったんだっけ?彼の活躍は…?
アメリカ国土広しと言えど、誰かしらあの未確認飛行物体に気づくのでは?
と思うとあまりホラーっぽく感じなくて、人を喰う巨大イカみたいなヘンテコな物体から馬で逃げるというのも無理がありそう。
有刺鉄線とか、消化?しなさそうなのは吐き出すらしい。
意外と内臓はデリケートなのか?
ちょいちょい、ゴーディ・ホームが出てきたが、どうしても繋がりがわからなかった。
隣のテーマパークのオーナーが何を貫き守ろうとしていたのか、とか。
観客にいた顔に怪我を負った女性は、あの悲劇のサバイバーの1人ということか。
むしろ、そっちはそっちで一つの作品として作れそう。
UFO?てかエイリアン?
空から色々降ってきたら死ぬよね〜、危ない危ない😣
本編と直接関係のない、過去のチンパンジーの事件のが怖い😱
結局は未確認飛行物体というより、巨大エイリアンだよね、なんか巨大なエイ、マンタイが空を飛んでる様。人や動物を吸い込んで、余分なものを吐き出す。OJたち、命懸けでトクダネとろうとしてたのに、結局は他の記者たちに先をこされちゃった、残念。まあ、お兄ちゃん助かって良かったけどね。
映画の話だけれど、コレを観てから、空の雲、ちょっとじっくり観ちゃってる自分がいます。
面白かったすごく快感
大きい映画館で見るべき映画でしたが、タブレット視聴で勿体なかったかも。
話の筋も全体的な雰囲気もやり過ぎないグロさもちょうど楽に見られるものでした。
みんな何かしら突き抜けたい気持ちや何者かになりたい気持ちを抱えていて、空の化け物と出会ったことで変化していくんだけど、遊園地の元子役さんも、カメラマンのおじいさんも、主人公もその妹も、わたしにはその気持ちがなんとなくわかり、オプラに会おう!!それで良い!!と思ったし、お父さんの死を主人公が、こうやって乗り越えて行くのも理解できたし、元子役のギリギリ自分が助かるようなあの体験への興奮を求めてしまうのもわかるし、何よりもカメラマンのおじいさんのもっと欲しい!!!がわかりすぎるし、馬鹿すぎて、人間って結局なんなんだろうって思ったけど、何者かになろうとちゃんと向き合ってもがく人は報われてくれて、最後にスッキリした。前の作品でも思ったけど、サスペンスホラー的な作品なのに鑑賞後の気分が悪くないので、この監督さん好きだなと思いました!
なるほど
劇場CMでやたら流れてて、見たかったので。
で、何かしら未確認のものが襲ってくるって話
なのだろうとは思っていたが、ある意味そのまんま。
展開などは良かった。
あれは使徒っぽかった。そしてバイクの止まり方は
AKIRAだった。
ゲットアウトの監督の持つ独特の空気感は今作にもあった
が、、
結果、CMの時が1番面白かったかな
現代ホラー映画の騎手‼️
アリ・アスターの作品は優れているとは思うけど肌に合わない私にとって、ジョーダンピールこそ現代ホラー映画のマスター‼️ホラー映画のみならず21世紀を代表する傑作「ゲットアウト」、第2作「アス」、そして今作とハズレ無しの秀作群を届けてくれて嬉しくなります。特に今作はホラーというよりは、西部劇を思わせるアメリカの片田舎を舞台にしたSFサスペンス・スペクタクル・スリラー版 "未知との遭遇"といった趣きの作品で、より万人向けの作品になっていると思います。
風刺を抜きにしても楽しめる怪作
観終わった後で「この作品は風刺を利かせてるんだよ」というレビューを散見して「なるほど、そういう観点はなかったなぁ」と唸らされた。
とはいえ、カリフォルニアの広い空とそこに現れるUAP(と最近は呼ぶとかなんとか)、荒野を疾走する馬やバイクの映像美だけでも観る価値あり。
ただ、これもあちこちで言及されてるとおり、この映像を心から堪能するならばやはりIMAXでの観賞は必須でしょう。
後日に円盤でも観て、それでも楽しめたけど、あの飲み込まれるような、まるでその場にいるような臨場感はとても敵わない。
年に1回くらい短期間でいいのでリバイバル上映してくれないものか。>グラシネさん
中盤以降、盛り上がる映画でした
【鑑賞のきっかけ】
劇場公開時には鑑賞を逃してしまいましたが、最近、動画配信が始まったので、鑑賞してみることにしました。
【率直な感想】
<原題の意味>
原題の「NOPE」は、「NO」のスラング的な表現で、強い否定を表わすとされています。
本作品での使い方はというと、「こんなのイヤだ、あり得ない」といったところでしょうか。
<本当に、イヤなものでした>
牧場経営の主人公たちの住む田舎町の上空に浮かぶ雲の中に、未確認飛行物体UFOと思われる何かがあることが分かります。
どうやら、飼っていた馬を攫っていったらしい。
主人公たちは動画撮影を通してその正体に迫ろうとするが…。
物語の前半は、正直なところ、平板な感じでした。
面白くなるのは、中盤以降、牧場に隣接するテーマパークで、大事件が発生してから。
ここからは、このUFOらしき物体の正体は何かという点で、物語に引き込まれていきました。
その正体は、本当に、「こんなのイヤだ、あり得ない」だったところが、大変に面白く感じています。
<映画へのオマージュ>
作中、世界初の映画は、数分間の「疾走する馬」だったことが語られます。
主人公たちは牧場経営しており、何頭かの馬が登場します。
そして、主人公たちが馬に騎乗し、疾走するシーンもある。
つまり、本作品は、全体を通して、映画そのものへのオマージュを捧げていると言えるかもしれません。
【全体評価】
内容としての新鮮味はあまりないけれど、これまで観たことのないSF作品であることは間違いなく、一見の価値ありの作品であったと思います。
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