NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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ピール監督のシャマラン化
強烈なグロサスペンス『ゲットアウト』のジョーダン・ピール監督の新作だけど、イマイチな出来でした。何か起こりそうな不穏な状況を引っ張るのはうまいんだけど、ストーリー展開が,なんかぎこちなく分かりにくい上に、登場人物にもあまり感情移入ができません。監督としては、何かのメタファーを狙っているみたいだけど、しっくりこないです。前半は何となくダラダラ続く感じで、敵の存在が明らかになる後半から持ち直し、襲撃シーンは大迫力です。とは言え、敵の正体が空飛ぶドラ焼きなのはガッカリ。途中から空飛ぶクラゲに変化するけど。主人公達の目的も、この凶暴な生物をビデオに撮って一攫千金と言うのも、今風と言えばそうだけど危機意識が足らない感じでピンときません。こんだけ引っ張っておいてオチもなんかショボくて、最近のシャマラン監督の映画みたいでした。
想像力を刺激する一筋縄ではいかない作品
人によっては、好き嫌いが分かれると思いますが、
自分にとっては、とても刺激になった作品でした。
まず、アイデアが最高!
「そういう考えもあるのかぁ」と目の鱗が100枚くらいとれました。
予告編で流れる「見てはいけない」の意味も
最初になぜこのエピソードなのか?もストーリーが進むにつれて納得。
それと、音が凄いので、ドルビーのある映画館で
楽しんでいただきたいです。
N=日本のO=面白いP=ピクチャーE=『エヴァンゲリオン』。俺達ァ健康優良不良映画バカだぜ!
空に潜む「何か」の恐怖と、それと対峙する人々の姿を描いたSFスリラー。
監督/製作/脚本は『ゲット・アウト』『アス』の、オスカー脚本家ジョーダン・ピール。
元子役のテーマパーク経営者、リッキー・”ジュープ”・パークを演じるのは、ドラマ『ウォーキング・デッド』や『オクジャ』のスティーヴン・ユアン。
社会派として知られるジョーダン・ピール。これは彼の長編監督作品としては第3作目にあたる。
ジョーダン・ピール作品は『アス』のみ観賞しているのだが、正直これは全くノレなかった😓
なので今作を劇場まで観に行く気はなかったのだが、あまりに予告編の出来が素晴らしかったのでついつい観賞してしまいました。
結果から述べますと、うーん最高っ!👍
「そうそう!ワイはこういう映画が観たかったんや!」という感じであります。
ジョーダン・ピール作品はなにかと考察されがち。
たしかに、黒人やアジア人を捕食するUAPが表すものは何か?とか、チンパンジーのエピソードが意味するものは?とか、何故『動く馬』を取り上げなければならなかったのか?とかとか、深読みしたり読解したりしたくなる要素がてんこ盛り。
そういったことを深く追究していくことも、この映画の楽しみの一つなのかも知れない。
ちなみに、YouTubeのユニバーサル・ピクチャーズ公式チャンネルで、お笑い芸人のこがけんさんが本作の解説をしているのだが、これが中々聞き応えがある。一聴の価値ありますよ。
…とはいえ、実はこの映画って考察云々はさほど大事じゃないような気がする。
というか、小難しく考え過ぎると大切なものを見落としてしまう、そんな感じの作品な気がする。
それじゃあ、この映画の大切なものって一体なんじゃらほい?ということになるわけだが、それはもうこの一言に尽きる。
…映画ってさぁ。やっぱり最高のエンターテイメントだろ!!!!!!!🛸💨
なんというか、この作品からはジョーダン・ピールの映画愛がビシビシと伝わってきた。
その多幸感にとってもニンマリ😆
もちろんインテリであるジョーダン・ピール、いろいろなメッセージを仕組んでいるのだけれど、そういう難しいことを全部抜きにしても、とにかくこの映画は楽しい✨
『アス』の時はイデオロギーが前面に出過ぎててかなりシンドかったんだけど、これはそんなことないっす!
前半1時間は、正直一体何を観させられているんだ?という感じで、ポカンとしながら観ていた。
何か起こる…かと思ったら何も起こらない。今度こそ何か起こる…!と思ったらやっぱり何も起こらない。この繰り返し。
勿体ぶった描写ばかりであまりにも事件が起こらないので、途中までこれは「何も起こらない」ということを怖がるホラー映画なんだと思ってました。
本当にそんな映画だったら流石にブチギレるぞジョーダン・ピール💢とか思っていたら、中盤からクライマックスまでは怒涛の展開。
いやー、凄かった凄かった👏
ノーランのような重厚感と、シャマランのような荒唐無稽さを併せ持っている、というのがこの映画の印象。
途中までは完全にシャマランの『サイン』だったし、撮影監督がノーランと同じホイテ・ヴァン・ホイテマということもあり、なんだか『インターステラー』を観ているかのような気持ちに陥った。
実はノーランとシャマランって、真面目ぶっているけど物凄くおバカ、という点で似た者同士だと思っていたのだけれど、なんとジョーダン・ピールも同じ穴の狢だった🕳🦡🦡🦡!!
この3人は「映画三馬鹿トリオ」として自分の中でカテゴライズしておくことにします🤣
主人公のヘイウッド兄妹は、UFO🛸を撮影しようと躍起になる。
それは当初、セレブになる!とか有名になる!とかいう俗世間的な目的だった。
そこにチャラいニイちゃんのエンジェルも加わり、ますますバカなYouTuberのようなテンションになってゆく。
しかし、UFOの恐怖を体験し彼らの目的は変わる。
人類を滅ぼしかねない脅威に、彼らはその対象を「撮影」することにより対抗しようとする。
金や名誉はもはや眼中にない。ただただ、確かに存在しているが実態の掴めない脅威に対する反骨精神、もしくは義憤や正義心といったものが彼らのモチベーションになってゆく。
ここで面白いのが、彼らの目的が怪物退治ではなく、ただ怪物を「撮影」しようとしているという点。
怪物の姿を撮影し、その姿を白日の元に晒す事が出来れば、人々はその怪物に対する対抗策を打ち出してくれる筈。
つまり、「撮影」することこそが世界を破滅から救う鍵である、というのがヘイウッド兄妹の考え。
これは、映画を通じて社会的メッセージを発し続けるジョーダン・ピール監督がその心根を端的に描き出した、ということなんだと思う。
現実世界の不条理なシステムは映画の怪物よりもはるかに恐ろしい。
それでもそれに立ち向かっていかなくてはいけないし、映画こそがその最大の武器になり得る、ということを、ピール監督はこの『NOPE』という作品で見事に描いてみせた。
本作は監督の所信表明であり、また映画に対するラヴレターであると言って良い。
そのあるがままの純粋さに、自分のような一介の映画ファンは胸を打たれてしまうのです🥲
そんなラヴレターに相応しい、ピール監督の好きなもの詰め合わせのような映画。
UFO、怪物、ディザスター、ホラー、カウボーイ…etc。
とにかく映画の盛り上げ要素がてんこ盛り。
さらに、怪物の正体はまんま『エヴァンゲリオン』の使徒!
ピール監督はインタビューで『エヴァンゲリオン』のファンであることを公言しており、本作にその要素をぶち込んだ模様。
まさか「NOPE」は「N=日本のO=面白いP=ピクチャーE=エヴァンゲリオン」の略である可能性が…!?
さらに、『AKIRA』のバイクスライドブレーキのオマージュまで!🏍💨
監督のオタク心が爆発しております。
大絶賛したい映画!…とはいえ不満点もあるのです。
ジュープというキャラクターをうまく扱いきれておらず、その為あの印象的な猿のエピソードがなんかフワフワしちゃっている。
ホルストとかいうカメラマンのオッさんの最期も、なーんかよく意味がわからない。
怪物の撃破方法も、意外性はあるんだけど絵的に地味だった。
一番不満なのは、『エヴァ』の使徒をオマージュしているあの怪物のデザイン。
せっかく「目を合わせてはいけない」という縛りがあるんだから、あんな無機質でミニマリズムなデザインじゃなくて、もっと目玉がギョロギョロとした、『鬼太郎』のバックベアードとか『ウルトラマン』のガンQとか、そんな感じのデザインが良かった。
まぁこれは好みの問題なんだけどさ。
あと、やっぱりエイリアンにはヌメヌメしていてほしい。やっぱギーガーは偉大だな、と思っちゃいました。
もっとどぎついホラー描写があっても良かった。
犠牲者の血の雨が家に降り注ぐ、というのはすごく良かったけど、いかんせん夜の闇が暗すぎて何が起こっているのかよくわからん。あれが真昼間だったのなら、相当凄惨な映像になっていたと思うのだが…。
もっと人間の内臓とか体の部品とかがボトボト落ちてきてもよかったかも。まぁこれも好みの問題ですかね。
完璧な映画だとは思いませんが、自分は大好き💕
健康優良不良映画バカ、ジョーダン・ピールの今後から目が離せません!!
※『動く馬』とは、エドワード・マイブリッジ(1830〜1904)が撮影した連続写真。
リーランド・スタンフォード(後にスタンフォード大学を設立)さんは、「馬が駆けてる時の脚運びってどないなってんねやろ?」という疑問を抱いていた。
シカみたいに四本の足が地面から離れる瞬間があるのか…?それとも常に何れかの脚は着地してるのか…?
うーん、わからん🤔ということで、マイブリッジに写真撮影を依頼。
マイブリッジは試行錯誤したり、奥さんの愛人をぶっ殺したりしながら、なんとか撮影に成功。
この連続写真を「ズープラクシスコープ」という幻灯機のようなもので動画化した。これが1880年のことである。
本作ではこれが「映画の始まり」であるということになっている。
つまり、映画とは「未知のものを映し出すことにより、その真相を白日の元に晒す」ことから始まっていたのだ。
血塗れの床に直立する靴。
この監督なぜかタイミング合わず前2作品見てません。
でもポスター見る限り、どれも目がギョロッとした人が主役。で今回「視線」と「動物」はなかなか重要ポイントです。
ハリウッドで働く老舗弱小動物プロダクションを継いで建て直そうとしてる無口な男が主人公です。それを助ける調子のいい妹と、なぜか巻き込まれた電気屋のにいちゃん。伝説のカメラマン、元子役でトラウマを抱えたアジア系俳優とか、、、癖の強い役だらけ。
普通の日常から、、有り得ない事、、が起きる瞬間に僕らは実に巧みに誘導されてなんとも言えない気持ち悪さを味わいます。なんだか理解不能な現象や物を、恐れず受け入れ、知力を尽くして立ち向かう弱い者たち。
カルフォルニアの外れで西部劇風の音楽だけど、SFサイコサスペンス、、、いや、なんか違うな、、説明難しい。
他の2作もこんな感じなんだろうか?
間違いなく注目すべき監督だと思いました。
三人集まって家でビール飲みながら作戦練ってシーンで、何故か飲んでるビールが🍺一番搾りでしたwww
監督か出演者がファンなのかな?
結構好き
エヴァ味のあるエイリアン結構好き。終始ハラハラ出来たし、なんだかんだスッキリ終わって満足。見たらダメな理由や猿のくだりはあんまり納得できないとか、最後の覚醒とかツッコミどころありつつも楽しめた。
後、麒麟ビール飲みたくなった。
ホラーでもなければジョーダン・ピールらしさもない
一言で言えば「ガッカリ」そもそもホラーでもスリラーでもなく(全く怖いシーンはない)どちらかと言うとSF映画だと思うし、そもそもジョーダン・ピールらしさがない。つまりジョーダン・ピールの過去作を観て期待して観に行くとかなりガッカリすると思う…「動物を見世物にする問題点」など色々メッセージ性や伏線もあるんだけど、結局全部予定調和なんですよねぇ…最初はこちらに危害を加えるUFOなんじゃないのか…?と思ってたら、そのモノ自体が生命体で…!っていうのもそんなにサプライズ感も恐怖感もないし…ジョーダン・ピール監督に求めてるモノはこれじゃないんですよねぇ。あと色んな映画のオマージュシーンがあるが、多すぎてモノマネをしているようにしか見えなかった
見る人間への抵抗?
暴走したサルとUFOの共通点として思い浮かぶこと
・生き物であること
・見せ物にされること(サルはTVで、UFOはメディア等で)→冒頭のナホム書との関連
サルもUFOも、生き物としてではなく見せ物として人間から見られることへの怒りを持っていたのではないでしょうか。
サルの暴走やUFOの選別的な捕食(自分を見たものを捕食する)はその怒りの現れなのでは。また、サルやUFOなどをもの珍しい異種異物のように見るときの人間のまなざしへの抵抗なのでは。
「自分は見せ物じゃない、生き物だ!」という自我、プライドを持っているという主張なのでは。
と思いました。
なんだコリャ?
色々となんだコリャな作品でした。
あれは宇宙船なのか単体の生物なのか?
手当たり次第に吸い込むのに、最後はアレの爆発で終わっちゃうの?
チンパンジーってなんだったの?
他にも色々不明な点がありましたが、自分の理解が足りないと思うしかない。
とりあえずホラーでは無いかな。
結局チンパンジーの方が怖いな。
もう一度観たいと思えるような映画。
一回の試聴ではよくわからないところもあったので考察などをいろいろ踏まえてからもう一度IMAXで見たいと思った。IMAX上映が少なすぎるのでもっと足してほしい。
途中まで何を見せつけられているのか訳がわからなかったが最終的にはすごく面白かった。
すごく芸術的なシーンが多く綺麗だな、と思うシーンや、この写真を見ればNOPEと思えるようなシーンも多く絵がとてもよかった。
血の雨(物理)
初ジョーダン・ピール監督作品。
情報統制が強かったという記事を見て、俄然興味を惹かれ、鑑賞。
個人的にはあまり合わなかった。
本筋にはネタバレ厳禁とするほど目新しさは感じず。
ハリウッド映画や日本のアニメ、実際の事件などのオマージュも多いとのことだが、それはあくまで付加価値と考えます。
「知っていれば面白い」ではなく、「知っていれば“なお”面白い」でなくては。
UFOかと思いきや生命体だった、というのは面白かったが、やや弱い。
また、敬意を欠いた傲慢な人間は逆襲される(馬に蹴られた映画スタッフ、ゴーディに襲われた役者たち、UFOに呑まれたジュープや記者など)というメッセージかと思ったが、だとしたら主人公はまだしも妹はやられなくてはならない。
散々重ねられた構図だから、意味はあると思うのだが。。
血の雨(物理)が降る中盤までの緊張感は良かったのだが、後半で盛り上がれませんでした。
ゴーディ事件の印象が強すぎたり、馬の名前をデカデカと出すなど、伏線と身構えた部分がオチに繋がらなかったのも散漫さを感じた。
ジョーダン・ピール版未知との遭遇
過去作と比較すると、UFOというSF的存在が出てくる分かりやすい作品に思える。凡人には思いつかない展開だった過去作のイメージでいると一見肩透かしに思えるかも知れないが、簡単で分かりやすい物語の中に、流石ジョーダン・ピールという社会風刺が込められている。やはり本作で主人公となるのは黒人。黒人が馬で駆る画が撮られた世界初の映画。その映画の主人公の子孫となる家系に育った兄妹の物語だ。黒人が虐げられてきたのはもはや世界共通の人類の恥とも言うべき歴史だが、もちろん本作でもそれは顕著に描かれている。どこか見下すように描かれているシーンでの加害者はやはり白人であり、寡黙な主人公はそれに耐えてきた。一方で陽気に振る舞う天真爛漫な妹の存在。不慮の(不可解な)事故で亡くなった父から受け継いだ牧場を経営しているが、上手く回っていないのが現状である。そんな中二人の前に現れたUFO。そんなピンチな状況を、それを撮影して一躍有名になろうと二人はチャンスに変えようとするのである。
本作のテーマはズバリそれである。SNSというツールを使い、様々な情報が行き来している現代に対する風刺だ。その中には暖かいものもあるが、冷たいものまで様々だ。そんなSNSに生きる人々には、「自分を知ってもらいたい」や、「有名になりたい」という思いがあるだろう。
本作にはもう一人忘れてはいけない存在がいる。主人公二人と同じ様な思いを抱えるアジア人だ。彼もまた「成功して稼ぎたい」などの思いから、やや過激なショーを披露しようとする。この両者に大きな関係は無いかもしれないが、我々アジア人も酷い差別を受けてきた存在である事を忘れてはいけない。「有名になりたい」という思いは時に自らを滅ぼす様な事になる。近年YouTuberの事故死、テレビタレントや政治家のSNS上での失言等による炎上。あまりの悪口雑言に精神を蝕まれ、自ら命を絶つ者まで出てくる。それを具現化したのが本作に登場するUFOなのではないか。はっきりとエイリアンと明言せず、捕食者と表現するのもそれを表しているのだろう。本作のUFOがSNSそのものなのだから。冒頭で動物タレントのチンパンジーが人間の演者を惨殺するシーンにも深い意味が込められている。調教され人に慣れ、安全なはずのチンパンジーに惨殺されたのだから。だがここでも白人の演者は必要以上に攻撃して、机の下に隠れていたアジア人の子役(ネタバレしすぎるので深くは記載しない)には襲うどころかグータッチをしようとする。このシーンは差別社会に耐え切れなくなった人種が反撃を開始した様にも思えるシーンで、かなり怖いシーンだと思う。これは手元に残しておきたい名作である。ちなみに、可能であればIMAXで鑑賞するとUFOの怖さが一段と高くなる。IMAXならば当たり前の事だが、派手なSFアクションでなくてもハッキリとした臨場感を味わえる事を証明している。これはオススメしたい。
良くも悪くも日本の感覚ではわかりにくいよね
日本にいると良くも悪くも人種差別を身近に感じないからジョーダンピールのメタファーは自分事化しにくいよね。あとキリスト教の聖書を読んだことある人なんて一握りだろうし。
しかも、この作品は今までのわかりやすい社会風刺をさらにSFに昇華させてるから、より難解になってる。
わからん。本当のメタファーがわからん!
だもんで、こういう時は、Twitterとかで「ナガさん」と「ISOさん」の解説を読んで反芻しております。いつもお世話になっております。
映画の意味がわからなかった人も、読んだら作品の見え方が変わる人もいるはず。
映画だけ観てつまらん、で終わっちゃうのは実にもったいない〜。
いろんな人の解説や思考を読むと、多角的な分析ができて超面白い作品。ジョーダンピールは観終わってからは別の楽しみ方があるから最高よね。知識も増えるし。楽しい。
今回は一番搾りやAKIRAやエヴァのオマージュなどなど、日本好きなのね!ピール!
「わたしはあなたに汚物をかけ、あなたを辱め、あなたを見せ物にする」旧約聖書の一節、ナホム書3章6節のエピグラフは、GOTのサーセイが裸で街を歩かされるシーンを思い出しちゃったよね。
とはいえ、
ハリウッドができた時から排除されてきた有色人種のOJと妹。キャスティングされても、主役にはなれないアジア系の元子役のリッキー。
CGやVFXではなく、アナログにこだわる激渋カメラマン。最後は不可能を撮影するというこだわりに取り憑かれてUAPの中へ…。
の方々はわかるけど、電気店のエンジェルは何のメタファーだったんだろう?
あと、転換時の馬の名前がドーンと出てくるのには何の意味があったんだろうか🤔??
チンパンジーのシーンも、何度も小刻みに反芻するのはなんでなんだろうか???
カメラマンの「…一つ目、一つの角、紫色の空飛ぶ人喰い…」は聖書の引用?何の意味があったんだろうか。
気になる〜。
解説にも書いてなかったから、誰か知ってる人いないかな〜。
IMAXで鑑賞して正解でした。 音響と映像は楽しめます。 内容は結...
IMAXで鑑賞して正解でした。
音響と映像は楽しめます。
内容は結局何だったのか⁉︎
皆さんのレビュー読んで「ふーん」となりましたが、自分にはあまり腑に落ちませんでした。
ホラー、スリラーかと思いきや、アクションっぽい
映画館にて鑑賞しました。
途中までは、正体がわからず(最後まで結局何なのかは明確になりませんが)、得体が知れないものに襲われる、という恐怖感やハラハラ感でドキドキです。なんか生物みたいだ、と長年馬と付き合っている兄が気づいてからは、アクションっぽくなっていきます。
正直、妹や電気店の男が家でGジャン(仮名)に襲われるところで終了かと思いましたが、兄がもう一度家に戻る、という話をしだしたとき「さっきのシーンが最高潮とかにならなければいいな」と思いましたが、自分的には最後まで割と楽しめました。
兄のあのよく分からん丹力はどころからくるんだ、と思ったり、絶妙に空気が読めないというか、頑固なところは割と自分は好きでした。
チンパンジーの話が時折挟まったり、時折チャプターを分けるような場面転換があるため、テンポ感が出ているような気がしました。
また、チンパンジーの話は、ストーリーには直接関係がないように思えますが、なんとなくジュープを通して、人間が動物と接すること、みたいなことを描いているのかな、と思いました。何を伝えたいのかは正確には分からなかったですが、チンパンジーの暴れるシーン自体がとても緊張感があったので、自分としては割と嫌いではありませんでした。
皆さんの感想を見ると、ジョーダン・ピール監督の前2作の期待を超えられなかったような感想ですが、自分は前2作を見ていないためか、割と楽しめました。
深海のイカ、あるいはクリオネ
映画好きの友達が、ジョーダン・ピール作品、イチオシだったので観た。
観ながら、観たあとも「???、なんだ、なんだ、なんだぁ?……」が感想。
これって、ホラー?、SF?、スリラー?…
戸惑う。
しかし、パンフレットの稲垣貴俊さんのReviewを読んだ途端、映画が別物になったようによみがえった。key wordは「見過ごされた人々」、「見世物を以て見世物を制す」。
俄然、興味が湧いて各場面、ストーリー展開を振り返った。
この監督は、映像やストーリー展開でテーマを語るのではなく、テーマを表現するために映像自体を暗喩的に駆使しているのかな、と思った。
「ゲット・アウト」や「アス」も観てみたくなった。
期待はずれ‥
こういってしまってはなんだけど、あるわけないだろの連続でリアリティに欠ける。
途中出てきたおじいちゃんカメラマンも、何かしてくれるのかと期待してたら、あっという間にUFOに吸い込まれ、そのまま登場せず。
恐怖の煽り方とか、映像の雰囲気は悪くないんですけどね‥
この映画で何を言いたいのかサッパリわかりませんでした。
メチャメチャイケテルーッ!!
洋画の中では、今年一番期待した作品でした。タイトルの「メチャメチャイケテルーッ」と思ったのは、映画の中で少年の看板が出てくる時でした。
主人公のOJ達がUFOと遭遇する物語です。
中盤あたりからどんどん映画の世界に引き込まれ、ハラハラドキドキしました。盛り上がる音楽も良かったです。
前作の「アス」もなかなか面白かったので、ジョーダン・ピールなかなかやるなと思いました。
まあ、あの動物がどうして出てきたのか、謎ですが。あの動物がUFOを表しているのかな?
とても面白いSF大作だと思います。
パンフレット読んでもよくわからなかった
私の映画経験が足りないのか、『ゴーディ家に帰る』の件りがよくわからなかった。でもチンパンジーは、子供の頃に人間の顔面を喰ったという海外ニュースに接した時から恐怖の対象だったので率直に目を引く怖さがあった。
UFOは無機質すぎて怖い通り越してシュールだったし、物足りなさを感じてしまった。
感想を投稿するときは必ず鑑賞後すぐにその興奮を書き付けるようにしているが、興奮は今回ない。面白くないわけではなかったのだが、?が多すぎた。
次回作やるなら観るつもり。
あっ『古代の宇宙人』はYou Tubeで公開されてるので見れる方はぜひ。
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