特捜部Q 知りすぎたマルコ

劇場公開日:

特捜部Q 知りすぎたマルコ

解説

デンマークの人気ミステリー小説「特捜部Q」シリーズの映画化第5作。過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の部署・特捜部Q。ある事件で逮捕直前の犯人に自殺されてしまった警部補カールは、しばらく休養をとるよう指示されるが、早々に現場に復帰する。カールは相棒アサドとともに、小児性愛者の疑いのある公務員スタークの失踪事件を調査していた。ある日、デンマークの国境警察が、スタークのパスポートを所有する少年マルコを拘束する。カールたちは連絡を受けて駆けつけるが、マルコは何も語ろうとせず……。キャスト・スタッフには新たなメンバーが集結。警部補カールを「真夜中のゆりかご」のウルリッヒ・トムセン、相棒アサドを「デンマークの息子」のザキ・ユーセフが演じ、「ヒトラーの忘れもの」のマーチン・サントフリートが監督を務めた。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。

2021年製作/125分/G/デンマーク
原題:Marco effekten
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:2022年2月4日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0一番映画らしい

2024年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

カールとアサドの関係性に焦点を当てた前作までの特捜部Qで、物語は一旦終わっている。つまり本作は、続編というよりはリブートだ。
キャストも変わり、監督も変わり、作品自体の雰囲気も変わった。その変化のせいで評価は振るわない。
しかし、単独の作品として冷静に判断した場合、この作品が一番映画らしくて良かったように思える。

これまでの作品はどちらかといえばテレビドラマ的でわかりやすさや娯楽性重視であったが、本作は一気に映画らしくなった。
印象的なショット、印象的な演出、それらは物語の理解を遠のかせるかもしれないが、映画ファンとしては演出の面白さは重要な要素だ。

もしこの作品が失敗しているとするならば、本作から新しく始まったリブートなのに、カールやアサド、特捜部の立ち位置などを全く説明しなかったことだろう。
特捜部も含めたキャラクターの内容は前作から引き継いで、演者を代えてしまったから「なんだコレ」感が強くなってしまったように思う。
最初からやり直し始めたのに最初にやらなければならないことをやらなかった。これが問題だ。
前作までの設定を最近流行りのマルチバース的に都合よく理解し観たので、個人的には大した問題ではなかったが、いくらなんでも手を抜きすぎだった。

それでもすでに書いたように過去一「映画」していて面白かったと断言出来る。

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つとみ

3.5よかった

2023年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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吉泉知彦

2.0最初のシリーズから、制作含めこのキャストで創っていたら、多分ヒット...

2023年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

最初のシリーズから、制作含めこのキャストで創っていたら、多分ヒットしなかったと思う。
別の物語として観ないと・・。
チェコから来た少年は、昔はデンマークにいたんだっけ?アクセサリーはいつ届けたの?わざわざ、あの人を何枚も描き込むかぁ?EU国内での移動でパスポートチェックあるんだっけ?などなど、他にも多々、余計な事が気になってしまう。
陰鬱な空気感だけは、北欧っぽい。

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J417

3.0どうしても比べてしまうよね。

2023年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

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moon-yoko
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