ONE PIECE FILM REDのレビュー・感想・評価
全602件中、1~20件目を表示
映画館という空間を活かすのは音
音楽をフィーチャーした映画が近年はヒットする傾向がある。音が良い、というのは映画館に足を運ばせるための、最もわかりやすいものであり、意外と映画の批評の歴史が見落としてきた部分でもある。映画は映像による表現なので、写っているものには注意を払うが、聞こえてくる音はそれに比べてぞんざいに扱われがちだった。
しかし、今映画館で最も大切な機能は、大きなスクリーンよりも音が良いということかもしれない。音の良さこそが配信を自宅で鑑賞するのと決定的に違う部分と言える(IMAXなら別かもしれないが)。サラウンド音響システムで音に囲まれ、外界からシャットアウトされる体験というのはかなり特別なもので、日常音だらけの自宅で配信で見るのとの決定的な違いがある。そして、それはスクリーンの大きさよりも一般的にもわかりやすい訴求力なのではないか。本作は今映画館に足を運ばせるために必要なものは何かを周到に計算して作られている。
Adoの曲は感情豊かで、これを映画館の環境で聞けるのは大変素晴らしい体験だ。「ウタウタの実」の能力で本当にウタワールドに連れていかれたような体験を観客にも味あわせている。
普通、売れるものを作ろうと思ったら、王道のド定番の話になりがちだが、売れるものを作ろうと緻密に計算した結果、ワンピースとして異色作が生まれたのは興味深い。そして、それでもきちんとワンピースの世界に収まるのも、原作の持つ懐の深さの魅力であり、改めて原作の凄さも確認できる。
キャラクターの関係性、音楽シーン、アクションシーンが妥協無く描き込まれ、化学反応により、見る度に面白さが増す作品!
本作のメインとなる舞台は音楽の島・エレジア。
❝シャンクスの娘❞とされる「ウタ」という新キャラクターの存在が「核」になっているので、原作ファンも、一見さんも、多くを同じ視点で見られるのは映画らしくて良いと思います。
そして、これまでの作品とは大きく違い“「ONE PIECE」初の音楽映画”と言えるような作風となっていて、この試みも今とリンクして成功していると感じました。
ただ、原作が最終章に入ったこともあるのか過去の作品と比べると、キャラクターが多めになっていて、原作ファンと一見さんの感想は、最初は分かれやすくなるのかもしれません。
原作ファンは、キャラクターの関係性が見えやすく、その化学反応をすぐに楽しめ、一見さんの場合は、徐々に分かって発見が増えていく楽しさがあります。
また“「ONE PIECE」初の音楽映画”と言っても、上手い具合に、肝心な戦闘シーンもキッチリと描かれ続けています。
つまり、キャラクターの関係性の発見や化学反応の面白さ、音楽シーンの面白さ、アクションシーンの面白さ、といったようなものが妥協無く描き込まれ、見る度に発見や面白さが増してくる作品となっていました。
中でも音楽映画ならではの「音楽映画は2度目以降で沁みる」という面があるので、音響の良い映画館での体感により歌の感じ方に変化が起こりやすい気がします。
本編でウタが歌う曲の全てで意味付けがしっかりしてあるため、必然性のある作り込みがそうさせる面もあるのでしょう。
ラストのとらえ方も様々な感想が出そうですが、そのとらえ方も2度目は変わるかもしれないほど割と深い部分を描けていると思いました。
登場するキャラクターも魅力的で、より好きになっても嫌いになるようなキャラクターはいないのでは、という印象でした。
ワンピースのキャラを使ったナニカ
ワンピースが見たいのに意味分からない歌を聞かされて残念です。
シャンクスの娘だったり、その娘の設定の深掘りとかはしてくれても結構だが、回想の入りが雑。
それも歌を流そうとするばかりに生じたのではないでしょうか。
無理に人気なアーティストを使ったり、その歌を軽んじない様にすると、ぎこちなさが出て、ワンピースとしての面白さは犠牲にしますね。
Adoというアーティストが好きなら嬉しい人もいるかと思いますが、自分はあまり好きな感じじゃないです。
アーティストの好き嫌い云々は置いても、こういったコラボアーティスト重視の映画は個人的に2度と作って欲しくないので、願いも込めてレビューさせて頂きます。
ワンピースとAdoをある程度知っていたなら楽しめるかも
ワンピースは主要人物と一部のキャラだけ知ってる程度の超にわか状態で、友人と観に行きました。
ワンピースが好き、もしくはAdoが好き、またはMV(ミュージックビデオ)が好きであればある程度は楽しむことができると思います。
まず前半は映画のメインであるウタが大舞台で歌って踊って目立ちまくるMV集。アニメとCGの混合で描くダイナミックな映像は、劇場で見るとより楽しい。
私はイラストに関して結構詳しい方なので、「あ、ここCGだな」「ここは手描きだな」とある程度判別できましたが、普通の人はどうなんだろう。MVを作る際の演出がたくさん盛り込まれているので、そういう映像を作りたい人はMV部分だけでも観ることをお勧めしたい。
ただ、Adoとウタというキャラクターがマッチしてたかというと正直微妙で、「Adoを起用する意味あったか?」と首をかしげます(話題性のためでもあったんだろうけど)。
「私は最強」や「トットムジカ」など、曲自体は良曲ぞろいで、作中の雰囲気にも合っているし、ウタが歌っている設定だからウタ=Adoみたいになるんですが、ウタの声優≠Adoなので、歌っている時と普通に会話している時の違和感がある。多分、声優の方も寄せてはいるんだろうけど、それならウタの声優がそのままこれらの曲を歌ってほしかった。
ストーリーとしては、多分IFストーリー?なのかな?
色々と重要な設定は出てくるのですが、どこまで本編作品に取り入れていいものか……となるような内容です。にわかなので詳細はわからないのですが、ワンピース映画は設定は公式、ストーリーはIFなことが多いそうなので、この作品もそうでしょう。
キャラ設定を知りたい!という人は観た方がいいかな。
ワンピ映画はこれが初めてなので他の作品でどうなのかはわかりませんが、今まで麦藁の一味が出会ってきたキャラクターたちが一堂に会し、協力したり戦ったり……といったオールスター感は観ていて楽しかったです。
最後の方のシーンはちょっとしんみりしました。
短編ならきっと楽しめた…… ウタの物語や歌唱シーン自体は好き
映画館で歌聴くの良かった
まだ第1弾の特典配布されてる時にドハマリして全ての特典を手にした一般オタクです。
映画館の音響で歌われるとほんとにウタワールドに入ってしまいますので聴かないことをおすすめします。聴け。
Ado歌わせたいから作っただろ、みたいな気持ちは否めませんがそれが能力なら仕方ないよね?という気持ち。ワンピース本編でも他の映画でもみんな結構使ってるしそこは大きく気にならなかったかも。
何度か試聴してるとウタちゃん相当めんどくさい女だな〜と感じてしまうのがとても悲しかった。
ルフィたちは大人になってるのにウタはあの時で時が止まったまま、という意味だと思うけれどね。
あと演出上シャンクスがクソ親みたいな感じになってたのも悲しかった。泣いて一緒にいたい(要約)って言ってた幼い娘を普通ボロボロの島に置いていく?お前…馬鹿だろ…お前さぁ…
結構最初とかおもしろー!って見てたけど、何回か見ると冷静になって評価下がりました。
でも普通に面白いからおすすめだよ〜
クソつまらない
ウタ特集の特別バージョン
尾田先生の本作に賭ける意気込みを感じる
ウタと全く合っていないのにadoを起用するというadoごり押しのク...
ウタと全く合っていないのにadoを起用するというadoごり押しのクソ映画
そもそも自分はadoの全てが好きじゃないからマイナススタート
からの終始挿入歌だらけadoボイスに嫌悪感なんだこの声本当に無理
スマホいじりながら見でも無理で30分見た所でラストのシャンクスまで飛ばしてラストだけ見た
これを評価している人、無理矢理角度を変えてまで評価して信者って怖い
これは間違いなくぶっち切りのクソ映画
違和感半端なかった……
正直、これワンピースじゃないでしょ感が強かったです。
この映画はウタを隠れ蓑にしてAdoさんの歌を堪能したい人向けです。
いつものワンピースからはかけ離れているので、私みたいに別にAdoさんのファンでないなら、なんじゃこりゃワンピースの映画じゃないじゃん半分Adoのライブかよ、と思うだろうなぁ(笑💧)。
おまけに1回見ただけではウタの能力がなんなのか理解できない人も出るかも。
ちなみに私はわかってません💧。
AdoさんよりのONE PIECE?🤭
全602件中、1~20件目を表示