死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
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見応えのある作品だけど、胸糞悪い話だ
マインドコントロールに長けたシリアルキラー
といってしまえば、カッコいいけど
精神はただの弱いものいじめと、命の尊さをわからない人にあらざる物です
能力があっても、獣なんですよ
社会に害する物は排除対象
賞賛すべきでは無い
そこはしっかりと心に留めておかないといけない
マインドコントロール時の光の無い眼はさすが阿部サダヲだ
恐ろしい
ただ、拷問のシーンでは狂気のオーラが無い
この男は不能なのかな?
性的欲求より、拷問の方が快感に感じる人間はいるだろう
たが、残虐な行為には、性的欲求が付随する
場合によっては、残虐行為が性的興奮を増長させる
しかし
彼にはそれがない
この事が犯罪者をヒーロー扱いさせてしまうことになる
実際、彼のことを悪い人と思わないと言わせていましたね
あれを言わせた以上、作品の中で彼を人非人であることを証明しないといけない
この作品において、彼をヒーローたらしめないためにも、性的暴行を描くべきだったと思う
いかに、醜悪であるかをみせて、彼をおとしめてこそ社会的意義があると思う
マインドコントロールの能力や頭脳ゲームに終始する限り、悪もまたヒーローに祭り上げられる
”羊たちの沈黙”シリーズもそうですよね
映画は原作以上に、犯人のの心理を補足して分かりやすくしているようです
それは評価できる
ただ、結末にオリジナルの追加シーンを入れたのは賛否両論あるかな
まあ、ホラー映画の最後のどんでん返しのような軽い気持ちでやったんなら、監督権限でいいでしょう
そうでなければ、原作とは変わってしまう
気になったのは、最後の面会で、今日は時間をいくら使ってもいいと言われた事
もしかして、翌日に死刑がおこなわれるのかな?って思いました
たしか、本人には当日までわからないはずだけど
職員にもマインドコントロールをしているようなので、教えてもらったのかな
宮﨑優という女優は初めて見ました
古い言い方ですが、エッチな感じがとてもいい
それでも僕はやってない(23人殺ってる)
僕はこだわりの殺人鬼!
被害者と信頼関係を築いてから、
懇切丁寧に殺すのだ!
「なぜ?どうして!?」と、困惑する姿がたまらんのじゃー!
調子乗ってたら警察に捕まったわ
やっちまったわー
警察に罪を立件されたけれども待ってれ!
違うって!他の殺人は確かに僕だけど、
その殺人は僕じゃないってば!!
その1件だけは違うんだってば!!!
そんな雑な殺人を僕がするわけないじゃないですかー!ヤダー!!
近所の顔見知りの大学生君に頼んで真犯人を探してもらおう!!
頼むぞ学生君!
僕の無実(別に無実ではない)を証明してくれーー!!
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あらすじからして面白い
内容も面白かった
バイオレンス映画好きな人に勧められたから、
おそらくバイオレンスなだけのクソ映画なんだろうなぁと、思ってたけど内容面白かった。
冤罪を扱った作品は数あれど殺人鬼が
「その殺人は俺じゃないよっ」てのは、なかなか見ないシチュエーションかも。
前半数分のエグい表現を我慢すれば、普通のミステリーだったわ。
単純に真犯人気になるものね。
阿部サダヲってやっぱ演技上手いな、狂人が普通の人として暮らしてる演技上手いな。
深い闇を感じる目の演技マジよかった!
演者の演技みんな良かった
日本映画のわりにテンポいい作品なので非常に見やすくて好感が持てました。
暗闇を彷徨うような想像できない展開
連続殺人犯のサイコパスを阿部サダヲに抜擢した人は誰?素晴らしい仕事ぶりと拍手をしたい。とにかくこの男に主人公を含め多くの登場人物、ならびに観客までも振り回されることになる。
序盤からエグい拷問シーンから始まり、なぜ主人公が殺人犯の頼みを聞いてるのか?という疑問だらけから話はスタート。物語が進んだと思いきや、今度は家族を巻き込んだ展開に…
何が正しくて間違っているのか、謎が謎を呼び、とにかく物語がどのように着陸するのか全くわからなくなる。
まるで暗闇を彷徨うかの如く、主人公の鬱屈した感情を晴らすシーンも重なり、気持ちが重くなりながらも目が離せなくなる。
阿部サダヲの面会シーンなんかは、相手の心に入り込む様をとてもうまく表現していた。加えてラストでは頭を抱えてしまった…
とんでもない邦画サスペンスだなと感じました。高評価。
怪演
君みたいに普通の人間達は、どこかで特別な人間になりたいと思ってる
・阿部サダヲさんの怪演が光ってるなあという第一印象。でも謎に迫る雅也役の水上さんも、一定のトーンで役を演じている印象があり凄い
・原作を読んでないけど、タイトルの通り病が伝染していく表現が全体を通して感じられ、オチもしっくりきた。ただ、他の批評にもある通りこの先(映画終了後)、どうなっちゃうんだろうと鑑賞者側に考えさせる余地も与えている気がして、そこんところ考えて作られてるなあと思った。
・猟奇的な場面が最初から映されてちょっとウッとなったけど、だんだん慣れた。リアルでこういう人が世の中にいると思うとうかつに人を見た目で判断したらいけないよなあと思えてしまった。
久々に面白いと思えた邦画〜こっち側に来たらもう戻れないよ…
2022年公開、配給はKlock Worx(クロックワークス)。櫛木理宇による同名の長編サスペンス小説を原作としている。
監督:白石和彌
脚本:高田亮
監督の白石和彌は『日本で一番悪い奴ら』、『孤狼の血』などハードタッチなクライムサスペンスを得意としている。
【榛村大和】:阿部サダヲ
【筧井雅也】:岡田健史
【金山一輝】:岩田剛典
【加納灯里】:宮﨑優
【筧井衿子】:中山美穂
1.犯行シーンの残虐さ
R12となっていたので油断した。
R18で良いと思う。
2.岡田健史がイケメンすぎる件
原作によると筧井雅也は、陰キャである。
イケメンすぎると陰キャが負けてしまう。
3.面白い展開&緊迫感のある映像と音
4.その他
書こうかどうか迷いましたが、
雅也の母親の衿子役は、別の女優さんが良かったかも。
久々に面白いと思えた邦画でした。
ゆえに、☆4.0
久々エグい
惹き込まれるが
人心掌握の天才が、快楽殺人鬼だったら
阿部サダヲはハマり役。このサイコパス感がすごい。昔、悪の教典ていう映画があったけど、あの主人公も周囲の信頼を得るのがうまかった設定。そういう人の狂気が面白いところ。
一応ミステリーなのかな。
この殺人鬼の犯した殺人のうち、1人だけが真犯人が違うから探してほしいという依頼を解決しようと奔走する。
ミステリー好きなら、まず真っ先にこの探偵役が実は犯人なのでは?と勘繰るところから始まる。
阿部サダヲは捕まえた少年少女を監禁し、ひどい拷問にかける。拷問というものの、特に聞き出すことはないから、ただ単に苦しめて殺すのが好きなだけ。
その描写が冒頭に出てくるのだが、なかなかに痛々しい。苦手な人は注意。
その中でもダントツに胸糞悪かったのが映画終盤の回想にある河原のシーン。わかる人にはわかるが、なによりもキツかった。
最後にはサプライズも飛び込んできて、なかなか面白かった。
俳優陣の演技力がすごい!
とっても面白かったです。
久しぶりにいい映画を見ました。
阿部サダヲさんの演技力はもちろんのこと
出演しているみなさんすごかったです。
特に岡田健史さんは中学聖日記の演技力で残念に思ってたのですが
本作をみて印象が本当に変わりました。
冒頭のナレーションも合っていてうまく引き込んでいったと思います。
最後には思いもよらないところからのアプローチだったり
爽快な気分にはなることはありませんが
不思議と見終わっても不快感はありませんでした。
演じている方々の演技力や優れた脚本が元にあると成功するんだと改めて気づきました。
ただかなりグロいシーンが何回もあるため
耐性がない方にはきついと思われます。
実際自分も思わず目を背けたくなるシーンがありました。
とんでもないストーリーですが不気味で気持ち悪いだけではない
不思議な感覚に陥りました。
終始鬱々とした作品ですが一度見ても後悔しないものだと思います。
久しぶりに面白い邦画でした。
とりあえずグロい。拷問シーンや殺傷シーンにしっかり傷が映るので私は...
とりあえずグロい。拷問シーンや殺傷シーンにしっかり傷が映るので私は苦手だった。ホラーでは無いけど、ホラーやグロいのが苦手な私にはキツかった。だからホラーは見たくないけどグロイのは見たいっていう方にはいいかも。
阿部サダヲの演技はやっぱり上手その他の役者さんの演技もよかったけど、水上恒司の演技だけは好きになれない。元々は野球一筋の子だったから仕方ないのか。
様々な人たちの関係性の描き込みが足りないかなと思った。
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