余命10年のレビュー・感想・評価
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君の膵臓を食べたいと競合しあう作品。
難病はつらいよ
「がんばったね。」 は違うと思う
年越しは美しい物を観て過ごしたいと思ってこの作品を選びました
小松菜奈、好きなんですよ
観たかったのは美しい物ではなく、人でしたね
肺動脈高血圧症という難病なんだそうですね
たしかに10年というのは中途半端な時間ですよね
でも、必ず10年間生きれる訳では無い
誰でも明日死ぬかもしれないんだから
ちなみに、僕も心不全科にかよってます
難病ではありませんが弁膜症です
明日、心臓が止まる確率は普通の人より高いんでしょうね
まあ、酷くなると歩くのもしんどくなって寝たきりになる期間があるのは嫌だなあ
心臓が急に止まるという事は、身体に酸素がいかなくなる事です
つまり、窒息です
若いうちは身体も元気なんで、めちゃめちゃ苦しいはずです
歳とるとあっという間に死ぬかもしれませんが
男でも女でも、美しい人が演じる薄命の物語は涙を誘います
まあ、現実はそうはいかない
運動もできないから太ってしまったりするしね
原作者は同じ病気で38歳で亡くなったとか
原稿の編集途中だったので心残りだったろうけれど、本になる事がわかっただけでも嬉しかっだろうね
彼女に恋人がいたかどうかはわかりませんが、いい人生だったったと思って逝かれた事を切に望みます
原作は未読です
原作を読んだ方には、すこぶる評判が悪いようです
結末が違ったりするせいでしょうか
たしかに、生きる喜びを感じるシーンは希薄すぎる気はしました
知っている小学生の子供さん
かわいそうに白血病であまり学校に行けなかった
久しぶりに学校に来た時は本当に嬉しそうだったそうです
行けるのがあまり前の小学生にとっては学校に行くより遊びが大事だけど
彼にとっては学校に行ける事がとても楽しかったんです
残念ながら亡くなりましたが、生きている事への感謝を噛みしめるようになりました
結末の違いは、結果的に原作通りの方が良かったかもしれません
死にゆく人に、がんばったねは違うと思う
何か楽しい思い出を共有するとかがいい
このあたり、製作者の想いが浅い
いい話の後、場を壊すような話ですが
小松菜奈の泣くシーン
思いっきり鼻水が出てました
彼女でも鼻水でるんや
当たり前やけど
いつの頃からか、泣くシーンで鼻水ダラダラのアップが頻繁に使われるようになった
最初は凄いリアリティと思ったんですが、当たり前のようにやられるとちょっとなあ
演出も役者も気持ちが入っていいと思ってるんだろうけれど
もともと美しい人達は、あまり汚いところは見せない方がいいんじゃないかな
たまにやるからいいんですよ
原節子はトイレに行かないなんて言われるくらいでいい
原節子
さすがに現役時代は知らんけど
バタ臭い美人さんやったんですね
バタ臭い?
死語ですね
歳がバレましたか
哀しくも優しい物語
「病に侵される少女」系は嫌いではない。 でも無理やり泣かせようとしてくるから、現実味が無くなる
はじめての鑑賞
以前、原作が書店で平積みにされているのを見たことがある
主人公の茉莉は肺動脈性高血圧と言う難病に侵され
余命10年を宣告されていた
自分は長く生きられないのだから、恋愛はしないと決めていたが
同窓会で出会った和人に後に交際を申し込まれる
という物語
基本的に、「不治の病に侵された主人公が、残された時間をどう生きるか」
というドラマは嫌いではない
病気の有無は別として「人がどう生きて、どう死んでいくか」
は、避けて通れないテーマだから
ただ、こういう不治の病系の作品は
無理やりに泣かせようとして、
無茶な設定にするから
シラケてしまう
原作を読んでないし、作者がどのような経験をし、どう生きたかを知らないので
事実と映画の違いがわからいが
肺の病気があるのにスノボデート(しかもお泊り)するか?
親がそれを許可するか?
早朝、一人でスキー場から帰るか?
和人が一人でスノボして、茉莉がゲレンデの下で待ってるデートってあり?
風邪ひいたらどうする
「これ以上和人君といると、死ぬのが怖くなる」
と言う発言はものすごく考えさせられるのだが・・・・
一滴も涙は出ませんでした
世界感を彩る音楽が美しかった
小松菜奈さんの名演を堪能する
10年は長いか短いか
小松菜奈の瞳だけでも見た方がいい
桜が咲く度思い出すだろう…
死にたい人と死にたくない人の出会い。
映画館で観た時も、げんさんの言葉「愛する人に出会えるなんて奇跡みたいなもんだよ。お前は運がいいよな。そういう人に出会えたんだから。」が心に留まった。
余命宣告されてからの、その余命10年をどう生きるか?
誰と生きるか?
こういう内容の映画、どこまで共感出来るか…今の私には分からない。
ただ、持病が再発したら、きっとその時は余命◯年と宣告されるだろうという恐怖心を、この映画を観た頃から持つようになった。
最後の時、自分の隣に誰が居てくれるだろうか? 愛する人は存在するだろうか?
スノボに行った翌朝から、お家に帰り母親に本当の気持ちを告白するシーンまでずっと…涙腺崩壊😢
あんな、まるごと受け止められる母親でいられるだろうか?
桜が咲く度、どの春を思い出しますか?
その時、愛する人は居ましたか?
ありふれた話だけどそれがいい
小松菜奈好演
桜が引き立て役!温かく切ないラブストーリー
号泣必至、猛烈に心を揺さぶられる、暖かくて切ないラブストーリーです。この感想を書いているだけで泣けてきそうでした(笑)。
主役の小松菜奈さん(茉莉)、坂口健太郎さん(和人)の演技も素晴らしかったです。
小松菜奈さんに関しては、茉莉(まつり)は退院後、日常生活を送れてはいるのですが、余命10年もないという難病に侵されて耐え難い不安を感じながらの日常生活です。そんななかでの不満や、小さな喜びを絶妙な表情で演じていると思いました。
茉莉には余命10年のタイトルの通り、最後には厳然たる死が避けられないことは、視聴者は誰もがわかっています。そしてそのときが来るのですが、悲しいけど本当に美しくうまくまとまっていると思いました。号泣してしまいましたが、悔しさや嫌な感じはまったくないです。天国に旅立ってしまった、という感じ。「死」というものを感じさせない脚本がいいな、と思いました。
そして、ストーリーをさらに引き立てる背景となるのが、何回か出てくる美しい満開の桜が舞うシーンです。
後で知ったのですが、原作者の小説家・小坂流加さんが体験されたことをもとにした実話ベースなんですね。そして、小坂さんは小説を書き終わった後、出版の陽の目をみることなく逝ってしまう…。この映画のストーリーと重なるところがあります。そりゃあこの映画の重みが違うわ。。
茉莉と和人は最初は立場が全然違ったのですが、お互いが近づくにつれ、相手がそばにいることで生きる気力を取り戻し、お互いの人生が変わった存在です。
私自身は、とても健康に生きられていますが、人生の時間が限られているなかで、こんなに恵まれているんだから全力で生きないと!と刺激をもらえました。やっぱり、心を揺さぶられる映画は定期的にみたいですねー!
とても繊細なストーリーわざとらしくない感動
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