劇場公開日 2022年3月4日

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余命10年のレビュー・感想・評価

全317件中、1~20件目を表示

4.0洗練された脚本、俳優らの自然体を引き出す演出により、難病恋愛ドラマの水準を引き上げた

2022年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

とりわけ日本で大人気のサブジャンルである難病恋愛物のありきたりな企画と思いきや、原作者の小坂流加は大学卒業後に難病を患いながら執筆活動を行い、2007年に同名小説で作家デビューしたのち、2017年に病状が悪化し死去したという。

共同脚本に岡田惠和、監督に藤井道人、主演は茉莉役の小松菜奈と和人役の坂口健太郎、さらには友人役で山田裕貴と奈緒、茉莉の家族役に黒木華、原日出子、松重豊など、スタッフ・キャストともに強力な布陣。本作の差別化ポイントは、効果的な治療法がなく患者のほとんどが10年も生き延びられない病ではあるが、主人公が20代の約10年間で死を意識しながらもほぼ日常生活を送れているという点だろう。「限られた人生の時間を生きること」というテーマが、洗練された脚本で積み上げられ、役を生きる俳優たちの自然な演技と、それを引き出す巧みな演出により、安易なお涙頂戴に寄らず丁寧に情感を伝える好作に仕上がった。

原作小説の版元である文芸社のオフィスが、劇中に登場する。余談ながら、文芸社が新宿に移転する前の飯田橋のオフィスには仕事で何度か訪ねたことがあり、打ち合わせの場面では当時の編集者たちを懐かしく思い出した。

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高森 郁哉

4.0小松菜奈の凄味を味わう作品

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

今をときめく藤井道人監督の最新作が「余命10年」。
タイトルから浮上してくる「きっとこんな作品なんだろうな」という思いを、良い意味で打ち砕いてくれる良作。とにもかくにも、小松菜奈と坂口健太郎が良い。なかでも、小松からは凄味すら感じられ、役者としての充実期がこれから長く続きそうな予感すら抱かせるものだ。

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大塚史貴

5.0これまでの似たような作品とは一線を画す、実話をベースに「邦画の一つの到達点」と言える作品。

2022年3月4日
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まず「余命10年」というタイトルで「以前に流行ったような映画?」と条件反射的に思ってしまいがちですが、この作品は過去のどの作品とも違っていました。
数万人に1人という確率の不治の病に罹ってしまい、10年も生きられない状況に主人公(小松菜奈)が立たされます。
ただ、主人公は、決して悲観的になり過ぎずに現実を生きようとします。家族以外の周囲には自分の境遇を知らせずに……。
この映画は「ベースとなる実話」が存在していて、それを参考にしながら作り上げている面があるので、何と言っても「物語の強さ」があります。
また本作では、時には「言葉」よりも雄弁に「劇伴」と「映像」が語ったりもしています。
心理描写を豊かにするため四季の風景を実際に映し出そうと邦画実写では異例な撮影に1年かける等かなり映像は見事なシーンが多くなっています。
例えばアニメーション映画でよく使われる「桜の花びらが風に舞う印象的なシーン」がありますが、それを見事に実写化もできていて、物凄く感慨深い良いシーンになっています。
そして、その映像を劇伴が優しく包み込んでいます。
「10年間」という月日を125分で体感できるのは、やはり冒頭から登場する“ビデオカメラ”という小道具も効いていました。
さらに「10年間」という時の流れを感じさせながら同一人物で演じ切るのは難しい面もありますが、メインの小松菜奈と坂口健太郎、山田裕貴、奈緒らは見事に演じ切っていました。
本作を見て改めて実感したのは、リアリティーの重要さです。
「奇跡」ばかりが映画ではなく、「奇跡が起こらない現実」にこそリアリティーが溢れていて、等身大の主人公らに素直に寄り添える面もあると思います。
「演技×物語×演出」のどれもが見事にハマった「名作」の誕生だと言えます。

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細野真宏

4.010年の月日を2時間で纏めると偶然の要素が出てくる。これをどこまで受け容れられるかで評価が分かれそうな美しい作品

2022年3月4日
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鑑賞方法:試写会

「余命」と聞くと、大きな絶望と微かな希望が繰り返し起こる時間を想像する。ただ想像しようと努力しても、現状の私はそのような立場になったことはない。不治の病となると、その病について自分でどんなに勉強したとしても不安を消し去ることはできないだろう。
SNSを中心に反響を呼んだ小坂流加の同名恋愛小説が映画化された。数万人に1人という不治の病で「余命10年」と告知された20歳の茉莉(まつり)は、複雑な気持ちを様々な表情と言動で見せている。その茉莉を演じたのは小松菜奈。積み重ねてきている女優力がグングンと上がっているのを実感でき、特に、見え隠れする不満顔と笑顔が印象的だ。
茉莉の心を表しているような美しい背景が自然に馴染んで嬉しくなる一方、色彩豊かで可愛らしい勉強机で茉莉が多種類の薬を薬ケースに一つ一つ仕分けているシーンでは、恋物語以上の強さを感じた。

見終わった後は、茉莉の家族、友人、そして和人[かずと](坂口健太郎)の存在がいつまでも頭の中に残る。
キーパーソンでありながら脇役枠のリリーフランキーは、美味しく煮込んだおでんの具のようにどんな役でも違和感なく役柄の個性を存分に滲み出すので、今回もまた彼の演技に驚いた。
私は涙が止まらないくらい感情的に見ていたので、この映画に関しては、視覚面でも極力ネタバレにつながる可能性があることには言及すべきではない、と思っていて、全ての「起こること」や「言動」を自身で感じてほしいという立場だ。
「恋はしない」と決めて苦しみながらも充実した約10年が、2時間ほどに凝縮されて、隙間なく素敵に箱詰めされている。大画面を含め、買って持ち歩ける物ではないので、是非とも集中できる映画館で、この箱を開けてみてほしい。

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山田晶子

3.5☆☆☆★★★ 原作は読了済みですが、これは映像化の圧勝ですね。とに...

2024年3月16日
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☆☆☆★★★

原作は読了済みですが、これは映像化の圧勝ですね。とにかく上手いです。

映像化された作品を振り返えると。原作半分、映画オリジナルのストーリー展開が半分と言ったところでしようか。

始めに映像化の圧勝…と書きましたが。これはひとえに、スタッフの技術の高さに起因している部分がかなり大きいと思います。
映像化するにあたり、ワンカット×2の美しさが記憶に残る程の画面作りには、時折溜息が漏れるくらいでした。

1番大きな原作からの変更点として。ヒロインが彼に対し、自分の病気を告白するのが、原作だと残り少しの辺り。それを映像化に於いては、映画中盤に入った辺りですからかなりその違いは大きいですね。
スクリーンを観上げながら「何故こうしたのか?」…を考えていたのですが。ふっ…と、ある事に気付きました。それが原作の中盤辺りでのスノボ旅行。

それまでヒロインは。(彼にどんどん)恋をする事で、将来像に怖さを感じ、彼の手すら握る事すら出来ないくらいでした。
それがスノボ旅行の帰りに、大雪で帰宅出来なくなり。車内に取り残された2人は初めての口づけを交わします。
現代的な恋愛に於いて、僅かこれだけの事しか出来ない恋愛模様は。言ってみればお伽話と言っても良い程なのですが。読みながら、この場面が原作では1番印象に残る場面だっただけに、やはり製作側も《この場面こそが肝》と思ったのではないでしょうか。
だからこそこの場面を、終盤の盛り上がりの箇所に挿入していたのだと思います。

ちなみに、原作との違いを少しだけ思い返してみると…

友人はコスプレイヤーで、彼女に誘われてヒロインもコスプレイヤーになる。
一方でヒロインは、若い時から漫画家になるのが夢で。漫画を勉強しながら友人の影響で自分の衣装を作る様になり、(原作だと)その衣装が最期の場面で効いてくる。

彼は名家の大事な跡取り。親に反目していたが悩んだ末に地元に帰って跡取りとなる。
従って、リリーフランキーのキャラクターは映画オリジナルの人物像になります。

そして大事な変更として。漫画家志望だったヒロインを小説家志望にしている点。
これは、元々原作者自身がこの原作を書き、その後早逝した事で。彼女の分身であるヒロイン役の小松菜奈=原作者として描き切った脚本上での優しさを強く感じます。

そんな脚本の巧みさは。映画の冒頭で、原作にもあった同じ病気で亡くなる友人から贈られるた《ある小道具》
この原作には無い《小道具》の存在によって、2人の恋愛模様の歴史が時間系列順に残されて行くのです。
この【2人を見つめ続けた記憶メディア】は、最後の最後で効いて来る訳ですが。最後に残る〝 恋のトキメキ 〟を表現する瞬間の脚本は、本当に上手いですね。寧ろ「狡い!」と言って良いくらいでした。
彼女が記録した〝 映像 〟でしたが。たとえ消え去ったとしても生き残り続ける、、、いや、その先の映像をも、彼女の脳内では記録され続けていた映像には「うわ〜!やられたなあ〜!」…と。

映画オリジナルのキャラクターだったリリーフランキーの味のある演技。
原作だと全然目立たなかった両親の、娘を気遣う様子もしっかりと描かれていたし。何よりも、先に記した様に。タイトルが出た瞬間での画面の「はっ…」とする美しくであったり。太陽の光であり、桜の花びらの美しさを始めとした撮影の素晴らしさには感嘆を抱きました。

私が鑑賞した回は若い女子高生で満席に近い入りで、終盤はあちらこちらから鼻を啜る音が聞こえ来ました。
それに反して、こちらは純粋な心を失ってしまったおじさんだけに。(最早)この程度の泣かせ演出では泣けないくらいに煤けてしまった心を持ち合わせてしまいました💧
でも、だからと言ってこの作品を悪いとは言っていません。寧ろかなりの良作だと思っています。
純粋な心を持つ人ならば素直に泣ける作品だと思います。

そして何よりも、小松菜奈本人から醸し出される《儚さ》の凄さは、少し時間が経った今、改めて考えてみても凄いですね。

2022年3月11日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン10

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松井の天井直撃ホームラン

4.0切ないね

2024年3月5日
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切ないね

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⭐︎

5.0涙が止まらない感動の藤井監督作品

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

藤井監督作品が好きなので何度も観ている作品。
主人公はもちろん、その周りの人たちの辛い思いが切なすぎて涙が止まらない。
せつなく悲しいストーリーだが、すばらしい愛に溢れている。
四季の描写もわくわくするほど映像が美しく特に雪のシーンが印象的。
台詞がとても刺さる。げんさんの台詞が特に良いと感じた。
小松菜奈さんの醸し出してる透明感や儚さが素晴らしかった。また、坂口健太郎さん、山田裕貴さんも良くて何度も観てしまう。

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ERi

4.0未来に残すということ

2024年2月17日
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鑑賞方法:VOD

ある物事を未来に残すための手段はいろいろある。
文字でも、映像でも、伝聞でも。
彼女が生きていて、恋をしていたこと。たくさんの愛情で家族が支えていたこと。彼女のことを心のそこから好きだった人がいたこと。
私たちはこの映画を通してそれを知り、未来にも残っていく。

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ABCD

3.0病気とは何なのか。

2024年2月15日
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この病気はいまだに治療方法はないのでしょうか?自分の病気は治療方法が確立されています。ただ昔は、治療方法がなかったらしいです。近い将来、治療方法が確立されるのではないでしょうか。

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開闢の帝王

4.0食事をしたりトイレ行ったりと生活感があった。 King Gnuのヴ...

2024年2月10日
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鑑賞方法:VOD

食事をしたりトイレ行ったりと生活感があった。

King Gnuのヴォーカルも違和感なく出演していた。
心地よいBGMはRADWIMPSが担当、エンディングテーマも素敵。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.0君の膵臓を食べたいと競合しあう作品。

2024年1月19日
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難病だけどイマイチピンとこない病名だから
すっと入ってこない。
茉莉は余命幾ばくも無いことはわかる。
和人も仕事が解雇になっただけで自殺しちゃうし。
病床に伏せてからが長い。

全てを打ち明けたからといって
受け入れてくれるかはわからないし、
期待するだけ無駄なのだから
平穏に生きたいというのもわかる。

死ぬことを選択した彼に
生きる希望を与えれたことだけでも
自分がこの世に存在した意義があると
思って死ねるのは、
彼女にとって本望だったのだろう。

最後、茉莉の生死が明言されていないが、
墓地の空撮と和人の電話での内容、花束で
受け手に任せる終わり方。
多分生きてそう。

いい映画だけどそこまで刺さらなかった。

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to

3.0難病はつらいよ

2024年1月14日
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鑑賞方法:TV地上波

2024年1月13日
映画 #余命10年 (2021年)鑑賞

数万人に一人の難病(肺動脈性肺高血圧症)を患い余命が10年であることを知った20歳の女性が死に向かって精一杯生きる

著者の #小坂流加 は、闘病シーンなどが加筆された文庫版の編集が終わった直後に病状が悪化し刊行を見ることなく38歳の若さで逝去

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とし

4.0ならでは…

2024年1月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よくあるこの手の映画とは違った感じは、監督が藤井道人さんだからかな?
どちらにしても泣きますよこれは…

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ととジョニー

3.5「がんばったね。」 は違うと思う

2024年1月11日
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年越しは美しい物を観て過ごしたいと思ってこの作品を選びました
小松菜奈、好きなんですよ
観たかったのは美しい物ではなく、人でしたね

肺動脈高血圧症という難病なんだそうですね
たしかに10年というのは中途半端な時間ですよね
でも、必ず10年間生きれる訳では無い
誰でも明日死ぬかもしれないんだから
ちなみに、僕も心不全科にかよってます
難病ではありませんが弁膜症です
明日、心臓が止まる確率は普通の人より高いんでしょうね
まあ、酷くなると歩くのもしんどくなって寝たきりになる期間があるのは嫌だなあ

心臓が急に止まるという事は、身体に酸素がいかなくなる事です
つまり、窒息です
若いうちは身体も元気なんで、めちゃめちゃ苦しいはずです
歳とるとあっという間に死ぬかもしれませんが

男でも女でも、美しい人が演じる薄命の物語は涙を誘います
まあ、現実はそうはいかない
運動もできないから太ってしまったりするしね
原作者は同じ病気で38歳で亡くなったとか
原稿の編集途中だったので心残りだったろうけれど、本になる事がわかっただけでも嬉しかっだろうね

彼女に恋人がいたかどうかはわかりませんが、いい人生だったったと思って逝かれた事を切に望みます

原作は未読です
原作を読んだ方には、すこぶる評判が悪いようです
結末が違ったりするせいでしょうか

たしかに、生きる喜びを感じるシーンは希薄すぎる気はしました
知っている小学生の子供さん
かわいそうに白血病であまり学校に行けなかった
久しぶりに学校に来た時は本当に嬉しそうだったそうです
行けるのがあまり前の小学生にとっては学校に行くより遊びが大事だけど
彼にとっては学校に行ける事がとても楽しかったんです
残念ながら亡くなりましたが、生きている事への感謝を噛みしめるようになりました

結末の違いは、結果的に原作通りの方が良かったかもしれません
死にゆく人に、がんばったねは違うと思う
何か楽しい思い出を共有するとかがいい
このあたり、製作者の想いが浅い

いい話の後、場を壊すような話ですが
小松菜奈の泣くシーン
思いっきり鼻水が出てました
彼女でも鼻水でるんや
当たり前やけど

いつの頃からか、泣くシーンで鼻水ダラダラのアップが頻繁に使われるようになった
最初は凄いリアリティと思ったんですが、当たり前のようにやられるとちょっとなあ
演出も役者も気持ちが入っていいと思ってるんだろうけれど
もともと美しい人達は、あまり汚いところは見せない方がいいんじゃないかな
たまにやるからいいんですよ
原節子はトイレに行かないなんて言われるくらいでいい
原節子
さすがに現役時代は知らんけど
バタ臭い美人さんやったんですね
バタ臭い?
死語ですね
歳がバレましたか

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nakaji

4.5哀しくも優しい物語

2023年12月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

タイトルから「死」と向き合う内容を想像してましたが、恋人、家族、友達の優しさに溢れた物語でした。
言葉を呑む両親の優しさが刺さりました。
儚く美しい小松菜奈の健気さは圧巻でした。
沢山泣かされた一作でした。

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tuna

4.5泣きながら飼い犬を抱きしめてしまう映画

2023年12月7日
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鑑賞方法:VOD

タイトル通り、ストーリーは予測できますが、
とにかく役者から何から素晴らしすぎた。
泣きながら飼い犬を抱きしめました。

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めんま

4.0現代でも不治の病はあるもので…

2023年12月4日
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鑑賞方法:VOD

スポーツジムのバイクマシンに乗りながら鑑賞。題名からして結末まで想像出来ていたのに…泣いた。コロナ対策名残りのパーテーションがなかったらヤバかったな。

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Iwarenkon

2.5世界感を彩る音楽が美しかった

2023年11月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

余命系物語の中でも凡庸で淡々と先が読めてしまう展開なので長尺に感じてしまった。決してキャストが悪いわけではなく逆に豪華過ぎて勿体無い。
原作ファーストより脚色された作品なので脇役が薄味に描かれており名演される方々ばかりなのにピンボケしてるように見えた。
彼女のカメラに納められていくのは人生史でも綺羅びやかなシーンばかりに個人的には好みでなかったと言うだけです。

ただ心を穏やかにする琴線に触れる音楽が良かったです。

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月子

3.5小松菜奈さんの名演を堪能する

2023年10月29日
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鑑賞方法:TV地上波

いわゆる余命作品。
実話も盛り込まれているので、作品の出来として評したい。

余命宣告を受け、残された人生で主人公が過ごした日々。
家族の10年ではなく恋人との10年に重きを置いた。
どちらかにするかで出来は大きく変わる。

キャストは完璧。
脇がしっかり固まっている中に映画俳優小松菜奈が如何なく名演を魅せる。
さすがだ!

ただ厳しく言えば、物足りなさ、既視感は拭えない。
ストーリー性、キャスティングを考えればまだまだ作り込めたのではないかと痛感して幕を閉じた。

原作者のご冥福をお祈りします。

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零式五二型

3.0タイトルからして泣かせる気満々

2023年10月27日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

タイトルからして泣かせる気満々。
脚本も演出も泣かせる気満々のあざとさ。
まあ、それはわかっていても泣けるけど。

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光陽