余命10年のレビュー・感想・評価
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幸せとは何か?
実話がもとになってるんですね。
エピソードの展開が自然です。(もちろん創作もあるでしょうけど。)
死とか愛とか、何度も小説でも音楽でも映画でも語りつくされていますが、この映画はすごくリアリティーがありました。そのいくつかの感想。
①これ以上あなたといると、死ぬが怖くなっちゃう。
死を覚悟しながら何年もその日その日を生きてきた主人公だからの重い言葉です。
だからこそ相方もそれを受け入れられたのだと思う。
②君を幸せにするために、僕は生きる。
過去に何度も目にした言葉です。例えばチューリップの財津和夫の歌「青春の影」など。
当時の私はその歌を聞いて「なんてめめしい、小市民な奴だ。」などと思ったりもしました。
しかし、そうではないですね。
映画の居酒屋のマスター(リリー・フランキー)のセリフ、「そう思える人に出会えたこと、それ自体が幸せなんだよ。」
また、昨今の世界情勢、ウクライナを征服してロシアの支配下にすることが本当に幸せな選択なのか?
などなど考えると・・・
身の回りのささやかな幸せを守ること。それこそが一番大事なことなんじゃないのかな?
小説を読んでから観ました
原作は時間を見つけては読んでいたので2日とかからず読めました!とてもいい小説だと思いました。
茉莉の強さや優しさ、二人が最後にあったシーンなど印象的でした。もどかしさが好きな作品でした。
映画は別物でした。
ドローンで花火を撮ってるシーン素敵だなって思いました!あと小松菜奈があいみょんに見えるからあいみょんが主題歌歌ってたらなって思いました。
約2時間という短さと現代社会に合わせるのは難しいことですね。
小松菜奈は正義なので星二つ捧げます。
泣かせるシーンが多い。 映画を見て泣くことは、しばらくなかったけど...
泣かせるシーンが多い。
映画を見て泣くことは、しばらくなかったけど、この映画を見ている間は何度か泣いてしまった。
小松菜奈の空気が素晴らしい
余命という避けられない道に向き合う、ありのままを描いたような作品。
主演の二人の淡い距離が素敵で、とりわけ小松菜奈の空気が素晴らしかった。
それはすごく自然で、大袈裟な脚色が無いんですね。
この手のタイトルにありがちな、泣かせようとする演出が抑え目なのが良かったです。
だからか、すーっと入ってくる感じでした。
もがき倒すわけでなく、悲しみに暮れるわけでなく、もちろん絶望もしない。
受け入れるという事はこうゆう事なのかもしれませんね。
こういった感想は変かもですが、心地良い作品でした。
運命の出会い
邦画は学芸会みたいで、まともに見れないことが少なくない。
撮影が平板でつまらなかったり、演出が不自然だったり。
本作は、そこらへんクリアしていて高水準で作ってあった。
始まってすぐに、これはまともに見られるかもと思った。
男女がつながる恋愛ものは、やはりいいね。
星、5つじゃ足りないです
生きてるって、些細なことでも幸せなんだって、当たり前のことをとても深く感じさせてくれました。
そして、切なすぎる話なのに、生きる勇気さえ感じさせてくれました。
死んでいく人と、残された人と、どちらが悲しいんだろう…
とにかく泣きました。
期待以上です。
原作者の小坂流加さんのメッセージが凄い。
小松菜奈さんと坂口健太郎さんの演技が美しすぎる。
黒木華さん、原日出子さん、松重豊さんの演技が凄すぎて、涙が止まりませんでした。
リリーさんの存在感も凄いです。
多くの人に観てもらいたい!
RADWIMPSに座布団2枚!
RADWIMPSのエンディングの歌詞に座布団2枚!
小松菜奈の稀有な美貌に座布団1枚!
リリーフランキーのさり気ない演技に座布団1枚!
ストーリーは予測通りの展開で10年を2時間強で描いてる割に短く感じずベタな展開で途中退屈したところもあったけど、後半は泣いていました。
RADWIMPSの曲で再びうるうる。
世界中の人から10分ずつ時間を貰うなんて発想も素晴らしすぎる想像力。
もし、あと1年しか生きられないとしたら何をするだろうと思いながら観ていました。
そして主人公の立場ならどうするだろうと。
自分なら坂口健太郎のカズに渡された指輪も受け取るし、籍は入れずに挙式かフォトウェディングするな。決して別れたりしない。
性格かな(笑)
それと、カズも別れるもんか!と漢気見せて欲しかった。そういう男気のある男が観たいな。
坂口健太郎と音楽は美しかった
泣きっぱなしでしたが見終わって何だかモヤっとした気持ちが消えず…
個人的には茉莉の気持ちにどうしても感情移入出来ませんでした。
どこかしら、どうせ私はあともう少しで死ぬし…と思いながら生きた10年間に思えてしまいました。
ただ病気になってから10年を生きただけ。若いからその10年を生きるだけでも辛かったね、頑張ったねと言う意味があるのかも知れませんし、若い一番楽しい10年を病気で奪われた本人にしか分からない感情なのかも知れない。そしてそれを描きたかったのだと思うのですが、その10年がとても残念。
楽しく生きるも10年、苦しく生きるも10年、同じ時を生きるならもう少しかずくんと共に生きて欲しかった。
ただただ切なすぎました。
これ以上一緒にいると死ぬのが怖くなると話していて、お母さんに死にたくないと泣きついていたのでこれ以上苦しみたくなかった、そう言われればそれまでなのですが…
人は必ず死にます。
そう思うと私なら悔いが残らないように今ある環境で一番幸せに生きたいと思うのは40代になった自分だから思う感情なのかも知れませんが。
ただただ相手も自分も傷付け10年が終わるのはとても悲しい。
そう思うとごめんなさい、茉莉を演じる小松菜奈が素敵に思えなかったです…
頼りない坂口健太郎の演技と雰囲気と音楽はとても美しかったです。
稀有な才能の小松菜奈
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。
実話ベースのお話です。多分ですが小松菜奈が主演じゃなかったらスルーしてたかもしれません。初めて観たのは「渇き」です。不良少女を嬉々と演じていました。唐突に笑い出すのが衝撃的でした。
その後、惚れた弱みと申しましょうか追いかけるわけですよ。「僕は明日、昨日の君とデートする」はぶっ飛びました。もうタイトルが超絶ネタバレ。つまり男性側が初め手を繋ぐ。女性側から見るとと最後なんです。
だから突然泣いたり先の事を知っていたり・・・奇想天外な話しなんですけど説得力がある。もうね小松菜奈じゃなきゃ成り立たない。凄い凄い。
神さま、仏さま、小松さま。雨、雨、小松、雨、小松。
小松の親分さん!
表彰状、あんたはエライ!
それは小松でも小松政夫じゃねえか‼️
さてと・・・この映画の感想に参りましょうか。
大体ね、余命10年ってタイトルからして難病ものでしょうが!わかるよわかる。泣かせに入ってるんでしょ。
よーし今回は泣かないぞ。そう決めました。そして・・
予告編の「バズ・ライト・イヤー」を観ていました。音楽がデビット・ボウイのスターマン。
あれ?あれあれ?私の頰が濡れている。泣いてないよ!涙は心の汗だ!
ちょろい。予告編で泣きました。さて本編ですが・・・やはり泣きました。ちょろい。
が、その前に暫し個人的な話しを、約一ヶ月前にドライブ・マイ・カーを観てから囚われているんですよ。払拭しようと思い、違う映画を観てレビューして・・・
またドライブ・マイ・カーの追記をして・・・考えて考えて。もう身内なんですね。
そうしたら、この映画に三浦透子さん!多分身内じゃなきゃ忘れるくらいの小さな役。笑ってる私の透子が!笑ってる。頑張れ透子!
ストーカーか‼️
この映画は涙のずらしテクニックが抜群です。ヴィトリオ・デ・シーカ監督の「ひまわり」を思い出しましたよ。泣かせる場面かと思いきや泣かせず、最後にドーンって感じ。
いやあ映画っていいもんですね。
水野晴郎か‼️
豆知識のコーナー
江戸幕府、三代将軍の徳川家光が鷹狩りで小松川を訪れた時の事です。名産の葛西菜のお吸い物を提供しました。
うむ、美味であるな。今日からこれを小松菜と命名せい。
江戸川区の小松川から来ています。
泣きたい人も泣きたくない人も観ておいて損はありません。小松菜奈は一生見て入られますからね。オーラが違いますからね。
はい。この映画を面白く語れるのはこれが限界。
読んで頂きありがとうございました。
(大丈夫ですよね?)
日々のかけがえのなさと生きていくことの大切さ
泣かせよう泣かせようとしないから、ずっと泣いてしまう。
逝く者と残される者と、どっちが悲しいんだろう。
最初に葬儀のシーンで妻に先立たれた夫の悲しむ姿を見せられたから、茉莉が人と深く関わることをためらうのがよく解る。
辛い、辛いからこそ、一日一日のかけがえのなさが伝わってくる。
最後に思い出(録画)を消して、脳裏に浮かべるのが
持つことのなかった未来の姿。
辛い、辛いからこそ、生きていくことの大切さが伝わってくる。
この作品を観た人がみんな、和人のように生きることに前向きになってほしい。
そういう思いを込めて作っているから、悲しいだけのメロドラマになっていない。だからこそ余計に泣けてしまった。
観ている間は面白くても映画館を出たらすぐに忘れてしまう作品が多いけど、「映画観た〜」て思える作品でした。
丁寧に作られている映画は、画面の奥行きが違う(「シラノ」と今作観て気づいた)から、いつまでも記憶に残る。
テレビドラマの劇場版はいくらスケールアップしてても、、、。
小松菜奈はこういった役が本当に合うというか、顔見てるだけで泣けてくる。
NHKのドラマで警察の庶務課の女の子を演じた時のコメディエンヌぶりが好きだったけど、共演が小出恵介だったからもう見ることはできないのかな。
光る役者の演技力
本当に素晴らしいの一言でした。事前にほとんど情報を入れずに観に行きましたが、終始ストーリー展開も素晴らしく、そこに役者さんの素晴らしい演技も重なり、非の打ち所がない映画でした。過去一映画で泣いたと思うくらい泣きました。
いい映画だとは思う。
非常に良い映画であることは間違いない。
ただ、泣くほどではなかった。試写会でも泣いてる人はたくさんいたが題名からも予想できるし、所謂、恋愛と病気を題材にした映画通りの展開なのが途中で分かり、やや萎えた。
2人の演技は凄いし、周りのみんなの演技も良い。
この映画で一番萎えたのが2人の出会い。同窓会で再会して後日再開して呑んでそこから恋愛が始まるってのが無難すぎる。この点はもっと大事にして欲しかった。
来年のアカデミー賞のどこかには入ってくるレベルの話題作になってることは、間違いないので見たい人は是非見ることをお勧めします。映画の展開を考えないで見れば泣けるかも。
生きる大切さを教えてくれる作品です😊
いつまでも生きられると勘違いして、毎日をだらだら生きてきた自分が。
この主人公を見て、自分も後がない焦りのようなものを感じたのは何故だろう😨
一生懸命生きる大切さを教えてくれる、時間の大切さを教えてくれる、そんな作品です❗️
是非観てください😊
ベタながら、やっぱり泣かされる
小松菜奈、 上手い!
ふとした表情や仕草で想いが伝わります。
これぞ女優。
日本アカデミーとった有村架純よりもずっと上手いと思いますが。
この映画を観て、あらためて、今与えられてる命のありがたみを感じました。
最期まで生ききらんとあかん。
恋人役の坂口くんも、とても良いです。
大切な人ができたことで、どんどん前向きに、いい顔になっていく。
父役の松重さんも好き。
とにかく監督が「新聞記者」「ヤクザと家族」の藤井さんなので。わたし的には必見でした。
涙腺が崩壊したのであります
涙腺がすごい事になります
そんなに映画をみて泣く事は
少ないのですが
涙腺がすごい事になったのであります
泣かせに来てるし
泣きに来てるのであります。
この作品が実話をもとにして
作られたと知り
謹んでご冥福をお祈り申し上げます
俳優陣の演技は一つ一つ素晴らしかった思う。 原作は読んでおらず、映...
俳優陣の演技は一つ一つ素晴らしかった思う。
原作は読んでおらず、映画という枠組みで全てを詰め込むことは難しかったと思うが、10年という明確に死を意識した時間を生きた主人公、共に過ごしたご家族、恋人、周りの友人たちの生き様のようなものをもっと感じたかったかなと思った。
小坂 流加さんが実際に生き抜いた姿は映画には及ばないと思うため、低評価とする。
劇中、鑑賞後もずっと涙が止まらなかった。 小松菜奈演じる茉莉が20...
劇中、鑑賞後もずっと涙が止まらなかった。
小松菜奈演じる茉莉が20歳の時に不治の病に侵される。その時点から10年を家族、友人、彼氏の変化、茉莉自身の変化を藤井道人監督が繊細かつリアルに描いた本作。
なんと言っても本作の小松菜奈が演じた茉莉の病に打ち勝とうと懸命に生きながらも徐々にやつれ、疲弊していく演技には胸が痛くなった。
また、脇を固める茉莉の家族、友人の表情、茉莉に寄り添う姿は切なく、自分の家族や友人がこの映画のような病に侵された時同じように向き合い続けられるか問い掛けられたかのように感じた。
茉莉を取り巻く中で坂口健太郎演じる和人の変化には多くの人が共感でき、自分に希望を抱くことができるキャラクターだと感じた。祭りと出会うことで自分の人生、命に真摯に見つめる過程は観客と最もシンクロしていたと思う。和人を支えるリリーフランキーとの関係性にもグッときた。
茉莉が人生をかけて病と向き合う姿に呼応して和人、家族、友人が自分と向き合い一歩踏み出す悲しさだけでは終わらない本作ら自分自身を見つめ直すきっかけとなった。
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