殺人鬼から逃げる夜

劇場公開日:

殺人鬼から逃げる夜

解説

耳の不自由な主人公が連続殺人鬼に追い回される恐怖の夜を描いた新感覚スリラー。監督・脚本は、これがデビュー作となる韓国映画界の新鋭クォン・オスン。耳の聞こえない主人公ギョンミを「リトル・フォレスト 春夏秋冬」のチン・ギジュが演じ、スマートな表の顔とは別に殺人衝動を抑えきれない殺人鬼という裏の顔をもつドシク役を、「コンジアム」で注目されたウィ・ハジュンが務めた。聴覚障害を持つギョンミは、ある夜、会社からの帰宅途中に、血を流して倒れている女性を発見する。それは巷で起こっている連続殺人事件の犯人の仕業だった。事件現場を目撃してしまったギョンミは、殺人衝動を抑えられず人を殺してきた連続殺人犯ドシクの次のターゲットにされてしまう。全力で逃げるギョンミだったが、聴覚が不自由な彼女には追いかけてくる犯人の足音も聞こえなければ、助けを呼ぶ言葉も届かない。そんなギョンミを、ドシクはゲームを楽しむかのように追い詰めていく。

2021年製作/104分/PG12/韓国
原題または英題:Midnight
配給:ギャガ
劇場公開日:2021年9月24日

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映画レビュー

3.0秀逸なサプライズもあるが、問題も抱える

2021年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
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高森 郁哉

4.0殺人鬼にとって優位なシチュエーションで二転三転するドラマ

2021年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

連続殺人鬼の男性と、彼に命を狙われた耳の聞こえない女性ギョンミの対決を描くスリラーサスペンス。ギョンミと彼女の母は手話でやりとりし、相手との会話は読唇術と筆記を中心に行うという限られたコミュニケーションによって、不意打ちにあったり、警察にすぐ助けを求められなかったり、通常のスリラーより殺人鬼に優位なシチュエーションが多く発生します。それによってスリラーとして面白くなるだけでなく、観客が耳の聞こえない人の立場を追体験できる効果もあったように思います。
一刻も早く現場を立ち去るのが常の犯人が、あえて現場に留まるのが本作ならではの面白いところで、主要登場人物がほぼ5人と少ないなか、工夫をこらした展開でドラマが二転三転していきます。いくらなんでも警察が介入しなさすぎではないかと思うところも少しありましたが、事件前のキャラ立てもしっかりしていて、最初のちょっとした仕草が終盤に生かされるなど、最後まで楽しく見ることができました。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

3.5一見「 見えない目撃者」とも似た、耳の不自由な主人公が連続殺人鬼に追われる一夜を描く、新たな「逃亡サイレントスリラー」映画。

2021年9月24日
PCから投稿

日本でもリメイク作品が作られた韓国映画「見えない目撃者」がありましたが、本作では、「見えない」ではなく、「聞こえない」主人公が、連続殺人鬼に出くわす作品。一見、設定が似ていても実際には全く新しい「逃亡スリラー映画」となっています。
主人公だけでなく母親も耳が不自由なため、様々な「もどかしさ」が生じます。
ただ、「聞こえない」というハンデを改善するために現代では「音を見える化」する様々な道具があり、本作ではそれを活用し、「見える音による恐怖の表現」は斬新です。
主人公の女性は一見、か弱い雰囲気ですが、心は強く、偏見などにも負けない強さがあり、前半で描かれる会社の飲み会のシーン等、なかなか面白いです。
そして、主人公の親子とは別に、もう1組の兄妹も登場し、この2組が本作の大きな軸となっています。
デビュー作となる作品のためか所どころに若干の不自然さのようなものを感じたりもしますが、かなり斬新で面白い「逃亡スリラー映画」だと思います。
日本での公開館数が少ないのは残念ですが、見られる人は是非見てみてほしい「新感覚スリラー作品」です。

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細野真宏

4.080~85点ぐらい。『シャイニング』オマージュあり。

2024年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かったー♪♪

『シャイニング』のオマージュがあるって知って、前から観たかったんだけど、やっと観れた(笑)

基本ずっとハラハラできます。

ハラハラ系が大好きなんで、かなり楽しめた♪

あっという間の104分。

主演の女の子カワイイ(笑)

そして、いい母娘♪

あんちゃんナイス!!(観れば分かります)

終わり方も良かった♪

耳が不自由な女の子が主人公って事で、ハラハラだけじゃなく、いろいろ考えさせられました。

良かった。

さすが韓国映画と思った。

ズバリ、オススメです。

映画スコアは80~85点ぐらいで、83点ぐらいにしときます(笑)

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RAIN DOG