聖地X
劇場公開日 2021年11月19日
解説
「22年目の告白 私が殺人犯です」「AI崩壊」の入江悠監督が、岡田将生と川口春奈の共演で描いたホラー映画。劇作家・演出家の前川知大が主宰する「劇団イキウメ」の同名人気舞台を映画化し、オール韓国ロケで製作された。夫との生活に嫌気が差した要は日本を飛び出し、兄・輝夫が暮らす韓国の別荘を訪れる。突然の来訪に驚く輝夫だったが、要の夫のだらしなさを聞き、妹の心の傷が癒えるまで一緒に過ごすことを決める。そんな兄妹はある時、「聖地X」と呼ばれる、奇妙な力の宿った未知の土地に、知らずに足を踏み入れてしまう。そこに入った者は精神を蝕まれ、謎の死を遂げていくという。有能な祈祷師も太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。忌々しい土地に根付く“約束された死”から逃れるべく奔走する輝夫と要だったが……。
2021年製作/114分/G/日本
配給:ギャガ、朝日新聞社
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2022年4月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
初鑑賞
舞台は未鑑賞
舞台はドッペルゲンガーをどのように表現したのか興味がある
原作は『太陽』『散歩する侵略者』の前川知大
監督と脚本は『日々ロック』『太陽』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『ギャングース』『AI崩壊』の入江悠
タイトルとポスターだけで『ミッドサマー』か藤澤恵麻阿部寛共演『奇談』のような作品を予想したが全く違う
ドッペルゲンガーを題材にした映画といえば亀梨和也主演『俺俺』を思い出した
あっちはコメディー色が強かったがこっちは違う趣きでコメディー
一応ホラーらしいがドキリともヒヤリともしない
生き物っぽいが生き物じゃないものが登場するわけだが
ホラーと銘打ったのに派手な流血もないし誰も死なない稀有な例
『アザーズ』のような大ドンデン返しもない
まぼろしー
ドッペルゲンガー?は分身
双方とも記憶が半分になる
超常現象はそっくりさんだけには止まらない
ちょっと複雑な設定
変なことが起きるのは飲食店の物件のせい
イメージが具現化する
呪われたパワースポット
海外なので字幕が多い
韓国が舞台という必然性は感じなかった
双子の坪内兄弟に遭遇しそれをドッペルゲンガーと決めつけ弱い方の兄貴を殺そうとする改造くんの方が聖地Xよりよっぽど怖い
ジャパニーズホラーはやっぱりお岩さんか貞子的な存在が必要
ゾンビさえ出てこないのはホラーとして厳しい
この作品の一番の見せ場は実態と分身の融合
『強殖装甲ガイバー』のアプトムがゾアノイドを合体吸収し乗っ取る姿に似ていた
映像は美しいという利点があるがそれはNHKのドキュメンタリーで十分だろう
下北沢とかで舞台演劇するなら良い出来栄えになったかもしれないが
父が遺した韓国の別荘に住む自称小説家・山田輝夫に岡田将生
輝夫の妹・要に川口春奈
要の夫・滋に薬丸翔←ヤックンと石川秀美の息子
韓国で和食居酒屋を始める忠に渋川清彦
忠の妻・京子に山田真歩
滋の上司・星野に真木よう子
忠をバックアップする江口に緒方直人
2022年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
早くも個人的に今年観た邦画ワースト1です。
ホラーではない。ドッペルゲンガー?だから何?オール韓国ロケ?だから何?笑
映画の受け止め方は人それせがれですが近年希にみる駄作でした。
なんて番宣してんだよ!
どう見ても、これ、コメディ以外に解釈の仕様が無いし。
何気に、驚愕したのが、岡田将生の演技力。
さすが、専門家によると、アカデミー賞助演男優賞に相応しきはドライブマイカーの岡田将生である、らしい。
このコメディを真に迫る演技で、真犯人フラグの名物刑事や、その他諸々の名優で固める。
名優が恐ろしい形相で演技するコメディ🥸ほど、面白いものはない。
ドツペルゲンガーの量産とか、大笑いだ。
韓国の景色も良し。
番宣で食わず嫌いの方、最高のコメディですから、また最高の演技が観れるから、是非。
2021年12月25日
Androidアプリから投稿
点数的にはギリギリ赤点は回避したかもしれないが、名前を書いてなくて受験資格が無いみたいな映画。
PVが面白そうだったのでホラーを期待して観に行ったが、これはホラーではない。そのくせ「ホラーになりそうな雰囲気」だけは作中でもやたら醸し出しているから何がしたかったのか全く分からない。
世にも奇妙な物語の不思議回をホラーだと勘違いしたやつがプロモーションをしているとしか思えない。最近の邦画ホラーは酷いとは思っていたが、これはその地平にすら立っていない。
個人的には今年ワースト。
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