スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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ソニー製スパイダーマン映画へのアンサー&ケア全開作!!
ネタバレ規制がたくさんありすぎて、なかなか語るのが難しい作品ではあるが、既にオフィシャルに出ている情報として、歴代ヴィランが登場するにあたって、あくまで同じ俳優が演じているだけであって、サム・ライミ版『スパイダーマン』や『アメイジング・スパイダーマン』との関係性に関して、私たちが疑問に思っていることを、いちいち説明してくれる。
これが落ち着いてできるのは、スパイダーマンのヴィランには、自分の意志に反して、事故や研究の失敗によって誕生してしまった者が多いからであって、その特性を上手く使っている。
例えばエレクトロが『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した際の青色でない理由や、どのタイミングで飛ばされてきたかなど具体的に、ときにメタ的に説明してくれるのが親切と捉えるか、ちょっと説明臭いと捉えるかは意見がわかれるかもしれないが、ここまでスッキリとした回答を提示してくれるのも清々しいというものだ。
スパイダーマンには悲劇がつきものであるが、実はMCUにおいてのスパイダーマンに関しては、自分の責任において、誰かが犠牲になってしまうということはなかった。アイアンマンの場合は、スパイダーマンのために犠牲になったわけではなく、世界のために犠牲になったわけだから、ピーターにとってトラウマとは少し違うもの。
しかし、今回でピーターは悲劇、そして自分の闇の部分、子どもだったからこそ巻き起こしてしまった代償、あるいは10代の少年が大人になるうえで経験することのメタファーであり、それらをハイスピードで経験したといったところ。
今回の物語は、言ってしまえば、ほぼ原因がピーターにあって、それを自分で解決したに過ぎない。しかしそれによって、失うものの多さを実感することで、ヒーローとして生きること、周りを傷つけずにいること、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というソニーにとってのスパイダーマンの代名詞に繋がるという構造は見事。
製作のエイミー・パスカルが、トム・ホランド続投で新3部作の製作を発表したが、この人は以前にもサム・ライミ版を9作品作ると言っていたし、他にも大げさに言うことが多く、あまり満足に実現したことがないこともあって、個人的にあまり信用していないが、今後のMCUにおけるスパイダーマンの活躍が、どう描かれていくかは期待が高まる。
今回、マルチバース設定も、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のようなスカしではなく、ガッツリと描いていたし、『ロキ』や『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス 』『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア』と、今後マルチバースが本格的に導入されていくことは間違いなく、いよいよ何でもアリな世界に突入した!!これが良かったかどうかは……3年ぐらい経ったらわかるだろう。
ソニー単独製作に戻してくれ
これでトム・ホランドのホームシリーズは終了だろうな。しかし、あんな仕掛けが有ったとは驚きとともに最初のシリーズから観ていた私には嬉しい演出。しかし、真ん中のは印象が薄く、あまり覚えていなかったな。ただ、この驚くストーリーのおかげで、どうしてもドクター・ストレンジの出演が必要となって、話がごちゃごちゃ。最初の頃はもっとスッキリしたストーリーだったのに。嬉しいけれど、宿敵も助けてやらなきゃ、などと面倒くさい人情話になったので星3つ。
しかもそのドクター・ストレンジの出張出演のせいで、マーベル/ディズニーが利益の50%を要求して揉めにもめ、結局25%をソニーが差し出すことで決着したらしい。あのドクター・ストレンジの出演時間で50%は無いわ。25%もなぁ。ま、共同制作というのも有ったのだろう。しかし、それまではスパイダーマンの版権としてマーベルに支払ってたのは5%だったのにね。反対に、アベンジャーズ等への貸出しのときはどれだけもらってたのか。
もともとは他のヒーローと同じくマーベル出身なのに、マーベルの業績不振でスパイダーマンはソニーに映画化権を売り飛ばしたのが別扱いの始まりらしいが、今頃は悔やんでいることだろう。ソニーは映画化権を手放しちゃダメよ。んで、これからは他のマーベルヒーローを当てにせず、スパイダーマン単独で単純明快なストーリーのやつをお願い。膨らみすぎた話をどう元のように持っていくかは私には聞かないでほしい。んで、5%払う以外はもう縁切りで。しかし、スパイダーマンからのスピンオフで映画化権所有のヴェノムでさえ共演させると、ふたたび揉めるかも、ウハハ。また、宿敵も、っていうストーリーに一度すると、次回から何を退治して行けば良いのかなぁ。
ところで、マーベル/ディズニーとの契約でアベンジャーズに参加中は、この自社が権利を持つヴェノムとでさえ共演は不可だったらしい。ホントなら無茶苦茶な契約だなぁ。ディズニー傘下になるってことはやはりビジネスにはシビアになることなのね。今回の最後のオマケ映像もソニーと関係ないマーベル映画の宣伝じゃないか。しかも長っ。これまた出張出演契約で強引にねじ伏せたのか?だとしたら恐るべし、ディズニーのパワー。この映画と全く関係ないが、もとの20世紀フォックスはディズニー以外に買収されてほしかったわ。ああ、ルーカスフィルムはどっちでも良い。一応は観るけどスターウォーズファンじゃないから。面白いと思ったのは、これまたスピンオフのローグ・ワンだけだったからね。
IMAXで!
なんで私は今までスパイダーマンシリーズを観てこなかったんだぁー!!
と、後悔のあまり思わず叫んでしまいそうになりました
ファンのみなさんにとっては、おなじみのキャラが登場してるんだろうなぁ…
それくらい!
とにかくおもしろかったです
気付くと手に汗かきながら夢中で没頭していて、終わったあと、「あーおもしろかった!」って思わず声が出る
これぞエンタメムービーの傑作!
レビュー高評価納得です
シンプルなストーリーにテンポいい展開
そして!
「あ、まだ高校生だったんだ。」と、時々思い出させるあどけなさや未熟さを残しつつ、それゆえの一途さや情熱を合わせ持つヒーロー、ピーターが魅力的すぎでした
ヴィジュアルもスゴい!
ドクターストレージとピーターが魔法のスイッチを取り合うシーンなどはまさにアート
エンディングのアニメーションも印象的でした
あー、
ホント、今までイギリスのハリー・ポッターって高校生にばっか目がいってたよー
アメリカにもピーター・パーカーがいるじゃん!
アメリカン・コミック、ナメてて申し訳ありませんでしたー(涙)
2022年 14本目(今年1本目の劇場)
スパイダーマンを愛する人へのご褒美
よくぞ、ここまで
最高だ。本当に最高だ。
スパイダーマン観てて良かった。
心の底からそう思えた。
自分は実はあまりトムホ版スパイダーマンが好きではなかった。少なくとも世間の評判ほど自分は乗れなかった。
が、今となってはそんなモヤモヤすらも本作への伏線だったのかと思う。
怠け者の自分はレビュー書いていないだけで、去年も沢山の映画を観た。今年も沢山観るだろう。
けど今年これ以上の作品に出会えるかな?年始早々本当にそう思う。
今作は冒頭から映像的には楽しませてくれるが明確な倒すべきヴィランが存在しないので、この先どうなるんだ?と観ながら少々不安になったが、
「おっ、マジか?!」、「え〜っ!本当にっ?!」と驚く展開から、単なるファンサービスではなく全てのスパイダーマンファンが、観続けて良かった。ファンでいて良かったと心から思えるストーリーになっている。
勿論ストーリーばかりじゃなくアクションも無茶苦茶カッコイイ。なんて書く迄も無いか。
ありがとう監督。ありがとうケビン・ファイギ。
ギャラも含めた制作費は幾らデスカ?
判っていた事だが本作をネタバレせずに魅力を伝えるのはとても難しい。というか無理。本当は書きたい事もっともっと有る。当然支離滅裂。けどファンであるほど前情報が無い方が楽しめるし、他にもっと優秀なレビューも溢れてる。
でも書きたくなっちゃったんだよ!
オススメなんかしなくてもみんな観るでしょ。
てかもっかい観てくるわ。
蛇足
マルチバースのこの使い方が有りなら、いつかエドワード・ノートンのハルクだって再び…。
ないか
実は好きだったらしい
今まで意識していなかったけど、実はスパイダーマン映画の全シリーズを見ていた自分に気づいてビックリ。テンション上がったわ。全部見ているとピンとくる小ネタもいろいろあって嬉しかった。
過去作未見で今作を楽しめた人は、過去作も見ると、よりいっそう楽しめますよ。
最近のマーベル映画は終盤の戦闘シーンが退屈な作品が多いのだけれど、本作はそんなことなかった。単純にすごい能力と能力がぶつかり合ってドーン、というだけの展開ではなかったからだと思う。
いや、もしかすると、他の作品でもぶつかり合いだけじゃない何かがあるのに、こちらの読解力が足りないせいで単調に見えてしまっている可能性も無くはない。それに対してスパイダーマンの場合、どうやら、自分で思っていた以上に作品知識や登場人物への思い入れがあったらしいので、匂わす程度の描写でも敏感に読めてしまったのかも。
要するに愛ですよ。作品への。その有無で面白さがぜんぜん違うんじゃないの。知らんけど。
これは売れるはずだ
大号泣
壮大なスケール
スパイダーマンファンにとっては夢のような作品
三代目スパイダーマン三部作の最終話にふさわしくスパイダーマンファン感涙の作品になりました
映像界の巨人、ディズニーの力技がいい方向に効果を発揮しました
ディズニーに逆らえる企業はいませんから夢のオールスターが実現できたんですね
観客が観たい物を観せる
今回は拍手しかない
ストーリーはいかにもディズニー
みんなハッピーに終わらなかったのは、スパイダーマンにつきまとう悲しい運命
100パーセント、ディズニー汚染に歯止めをかけることができ、いい作品になりました
ピーター・パーカーは犯した罪により、人生を失いました
罪は償わなければならない
子供達にもいい教訓になったでしょう
お約束のエンディング後の小ネタ
2つあったのに、1つだけだと思って途中で帰った人がかなりいました
まあ、2つ目はドクターストレンジの予告だからいいけどね
運命、大いなる力、大いなる責任
「運命を受け入れろ」
スパイダーマン1作目のコピーである。
今作はスパイダーマンというヒーローのテーマがより強調された一作だと思う。
まずは過去作のヴィランをオリジナルキャストで勢揃いさせるという、オタクが寝る前にベッド考えているような夢のような光景。
それに加え、サプライズとして「彼ら」まで登場させてみせた。
ファンなら誰だって期待していただろう。しかし、誰もが心の中で無理だと思っていた。そんな「大人の事情」を魔術でも使ったかのように乗り越えできた。
スパイダーマンのヴィラン達はほとんどがとある不幸により人生が変わってしまったある種「被害者」である。
その彼らに対してピーターは能力を治癒し、人生をやり直させようと試みる。
彼は誰に対しても「親愛なる隣人」なのである。
そして「大いなる力」を持った彼が直面する「大いなる責任」とは?
一連のサプライズに改めて「スパイダーマンを好きで良かった」と思わされた。
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